余った刺身は「火を通す」のが大正解!簡単アレンジレシピ12選
余った刺身は翌日食べても大丈夫?消費期限は?
パックのまま食卓に出すことが多い刺身ですが、購入した日に食べきれなさそうな分は食卓に出さず、取り分けて冷蔵庫に入れておきましょう。ラベルに印刷された消費期限内なら翌日でも生でおいしく食べられますよ。
食卓に出して残った分は、長時間放置せずに、できるだけ早く冷蔵庫にしまいましょう。早く冷えるよう浅い容器に小分けするのがポイントです。チルドルームに入れれば、より早く冷やせます。
もし、においや見た目が怪しいと少しでも思ったら、食べずに捨てましょう。
食中毒を考慮すると「火を通す」が最適
食中毒の原因には、食品の中で増える細菌や、人の体内に入ってから増殖するウイルスなどがあります。食中毒の予防は、原因となる細菌やウイルスを「つけない・増やさない・やっつける」という三原則を守ることがポイント!
「つけない」ために手や調理器具はよく洗い、10℃以下の低温で刺身を保存することで菌を「増やさない」ようにします。余った刺身を食べるときには、食中毒を考慮するなら加熱調理が最適です。特に、一度開封した刺身は、安全のためにしっかり火を通してから食べるとよいでしょう。
また、予め新鮮な刺身を取り分けて漬けにしておくと刺身から水分が抜けて通常よりも日持ちしやすくなりますよ。とはいえ、生物であることに変わりはないので油断せず早めに食べるようにしましょう。一度開封した刺身を漬けにする場合は、漬けにした後に加熱するのがおすすめです。
余った刺身を「焼く」アレンジレシピ
刺身に火を通すと言っても調理法は実にさまざま。ここではまず、「焼く」アレンジレシピをご紹介します。フライパンやトースターを使うため、手軽に作れますよ。
刺身のしょうが焼き
ビビンバ風丼
まぐろのしそ巻魚醤ピカタ
サーモンのマヨチーズ焼き
余った刺身を「煮る」アレンジレシピ
続いて「煮る」アレンジレシピをご紹介します。もともと生で食べられる食材で火の通りも早いのでさっと煮る程度で大丈夫ですよ。
まぐろとオクラと長ねぎの黒こしょう風味パスタ
余った刺身を「揚げる」アレンジレシピ
刺身を「揚げる」アレンジレシピをご紹介します。たれやソースを上手に組み合わせれば、刺身嫌いのお子さんでも食べやすくなりますよ。大人のビールのお供にもぴったりです♪
まぐろのマリナラソース
まぐろのメンチカツ
まぐろの竜田揚げ
かつおの揚げびたし
余った刺身を「漬け」にするアレンジレシピ
刺身がたくさん手に入ったときは、早めに漬けにしておきましょう。たれや塩麹などで「漬け」にすれば、普段の刺身とは違う味わいが楽しめますよ。食卓に出した残りの刺身は、漬けにしてから加熱調理をするのがおすすめです。
漬けサーモンの刺身
漬けまぐろのごま茶漬け
サーモンの塩麹漬け
余った刺身をリメイクして最後までおいしく食べよう
お祝いごとでたくさん用意したのに残ってしまったり、特売で買い過ぎてしまったりして、買った当日に食べきれなかった刺身。余り物を無駄なくおいしく食べるために、予め取り分けて冷蔵庫に入れておいたり、食べ切れなさそうだなと思ったらすぐに冷蔵庫に入れたりすることも大事なワンアクションですね。
ご紹介したアレンジで食べれば、残り物とは思えないほど豪華な一品になって、家族も大喜び。参考にしながら余った刺身をおいしく食べてくださいね♪
※参考ホームページ
農林水産省「消費期限と賞味期限」
政府広報オンライン「食中毒予防の原則と6つのポイント」
政府広報オンライン「ご注意ください!お肉の生食・加熱不足による食中毒 | 暮らしに役立つ情報 」
厚生労働省「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」
厚生労働省「食中毒」