卵の賞味期限、過ぎても食べられる?生で食べる期限と注意点
卵の賞味期限は「いつまで食べられるか」ではなく、じつは生で食べられる期限を示しています。期限切れでも食べられるのか、どのように扱えば安全なのか迷うことも多いもの。今回は、正しい期限の考え方と安全な食べ方をわかりやすく解説します。
2026/05/03
2026/05/03
卵のパックに書かれている「賞味期限」。
この期限は「いつまで食べられるか」ではなく、“生で安全に食べられる期間”を示しています。
期限を過ぎた卵はすぐに食べられなくなるわけではありません。ただし、生で食べるのは避け、中心までしっかり加熱して食べることが前提です。
ここでは、正しい期限の意味と安全な扱い方を整理します。
卵の賞味期限=「生で食べられる期限」

卵の賞味期限は、生で安心して食べられる期間として設定されています。
つまり、賞味期限を過ぎた卵は「生で食べる期限を過ぎたもの」と考えるのが基本です。
実際に、卵の賞味期限は
- 生食できる期限
- 冷蔵保存(10℃以下)
を前提として設定されています。
また、市販の卵の表示も同様に、「生食可能な期限」として運用されています。
なぜ「生食基準」なのか

卵の安全性で重要なのが、サルモネラ菌の増殖です。
この菌は温度が高いと増えやすく、逆に10℃以下では増殖が抑えられます。
そのため、日本の卵は低温保存を前提に、生で食べても安全な期間として賞味期限が設計されています。
賞味期限を過ぎた卵は食べられる?
結論として、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
ただし重要なのは「生食は不可、加熱が前提」という点です。
卵は賞味期限後でも、中心まで十分に加熱すれば安全に食べられます。
具体的には
- 卵のみ:70℃で1分以上
- 他食材と調理:75℃で1分以上
の加熱が目安です。
安全に食べるための保存ポイント

卵の安全性は、保存方法で大きく変わります。
- 冷蔵庫(10℃以下)で保存する
- 購入後はすぐ冷蔵庫へ
- ひび割れた卵は生食しない
- 割った卵はすぐ使う
特に重要なのは温度管理で、常温放置は菌増殖のリスクを高めます。
まとめ
- 卵の賞味期限=生で食べられる期限
- 期限後は加熱すれば食べられる
- 安全のカギは10℃以下の保存
このことを理解しておけば、卵をムダなく安全に使い切ることができます。
※参考ホームページ
・農林水産省「たまごのQ&A」
・農林水産省「たまごの安心・安全」
・東京ガス「卵の賞味期限と安全性」

