筋肉料理人の絶品「鶏肉レシピ」
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ご飯にからめながら食べるのが最高!「たっぷり鶏むね肉の中華丼」レシピ

「鶏肉」を使った料理が得意な筋肉料理人さんのフーディストノート公式連載。今回は、具材がたっぷり入ったとろ~りあんとご飯との相性が抜群な「たっぷり鶏むね肉の中華丼」レシピを教えていただきます。使用する野菜はお好みのものに置き換えてもOKですよ。
2024/02/19
2024/02/16
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たっぷり鶏むね肉の中華丼

こんにちは、筋肉料理人です。

今日はたっぷりの鶏むね肉と、たっぷりの白菜を使った中華丼をご紹介させていただきます。

中華丼は八宝菜をご飯にかけたもので、具材がたっぷり入った旨味のあるとろみあんとご飯を一緒に食べるとおいしく、これが好きって方も多いと思います。中華丼の肉は豚肉を使うことが多いですが、今回は鶏むね肉をたっぷり使い、たんぱく質をしっかり摂れるレシピにしました。

八宝菜の具は8種類入れなくてもOK!

中華丼にかける八宝菜は、その名前から8種類の具材を使うものと想像しがちですが、8種類でなく多くの具材が入ったという意味で、何種類かの具材が入れば八宝菜なんだそうです。

そして中華丼はもともと、余った材料を八宝菜みたいに料理してご飯にかけたまかない料理みたいなものだから、あり合わせの材料で作って大丈夫。

今回は鶏むね肉と白菜、にんじんに長ねぎ、キクラゲ、卵で作っていますが、白菜の代わりにキャベツやもやしでもいいし、キクラゲの代わりにえのきでもいい。もっというと、きのこなしでもかまいません。冷蔵庫にある余った食材を入れて作るといいです。

乾燥キクラゲは便利!

今回、キクラゲを使っているのは、たまたま買い置きの乾燥キクラゲがあったからです。乾燥キクラゲは1パック100円くらいから売っていて、室温で長期保存可能。ぬるま湯に漬ければ15分で戻るので便利な食材です。キクラゲはああ見えてごぼうより食物繊維が多いので、中華丼みたいにご飯を大量に食べる料理に食物繊維を足すのに向いています。そしてキクラゲは強い風味がないので、どんな料理に入れても大丈夫です。

「たっぷり鶏むね肉の中華丼」レシピ

調理時間

25分

分量

3~4人分(3人分だと大盛り、4人分だと普通盛り)

材料

鶏むね肉…1枚(300~350g)

カニカマ…1パック(約75g)

卵…1個

白菜…300g

長ねぎ…1/2本

にんじん…1/4本

乾燥キクラゲ…6g

※ぬるま湯に15分漬けて戻しておきます

ごま油…小さじ2

こしょう…適量

どんぶり飯…3~4杯

(水溶き片栗粉)

片栗粉、水…各大さじ3

A

片栗粉、日本酒…各大さじ1

鶏がらスープの素、しょうゆ、おろしにんにく…各小さじ1/2

こしょう…適量

B

水…450ml

しょうゆ、みりん…各大さじ2

鶏がらスープの素…大さじ1

オイスターソース…小さじ2

おろししょうが…小さじ1

作り方

1. 白菜は芯側の分厚い部分を1cm幅に、葉側の薄い部分をザクザクと大きく切ります。にんじんは薄い半月切り、長ねぎは斜め薄切りにします。戻したキクラゲは小さく切ります。カニカマは2cmくらいの長さに切ります。

※長ねぎは青い部分も使いましょう

※カニカマを入れると海鮮の旨味が入ります。代わりにちくわやカマボコ、シーフードミックスでもいいです

たっぷり鶏むね肉の中華丼

たっぷり鶏むね肉の中華丼

たっぷり鶏むね肉の中華丼

2. 鶏むね肉は1cm厚の一口大に切ってボウルに入れ、Aを加えてもみ込みます。

※鶏むね肉は片栗粉と日本酒をもみ込むことで、焼き目をつけても中はやわらかジューシーに仕上がります

※鶏むね肉は基本淡白で旨味が少ないため、鶏がらスープの素で旨味、おろしにんにくで風味と旨味を入れます

たっぷり鶏むね肉の中華丼

たっぷり鶏むね肉の中華丼

3. 卵は溶いておきます。水溶き片栗粉も用意しておきます。

4. フライパン(直径26cm)にごま油をひいて中火にかけ、2の鶏むね肉を広げて入れます。焼き目がついたら返し、反対側にも焼き目をつけます。

たっぷり鶏むね肉の中華丼

たっぷり鶏むね肉の中華丼

5. 白菜の分厚い部分、にんじん、長ねぎを加えて軽く炒めたら、Bを加えます。煮立ったら白菜の薄い部分とキクラゲ、カニカマを加え、こしょうをふって混ぜます。煮立ったら火を消し、水溶き片栗粉を少し加えては混ぜるを繰り返し、とろみをつけます。ポタージュより固めのとろみがついたら強めの中火で煮立てます。

※とろみはお好みの加減に調整してください。

たっぷり鶏むね肉の中華丼

たっぷり鶏むね肉の中華丼

たっぷり鶏むね肉の中華丼

たっぷり鶏むね肉の中華丼

6. 溶き卵を線を引くように回し入れ、卵が固まってきたらひと混ぜして火を止めます。

※卵が固まる前に混ぜるとあんがにごります。卵が半熟以上に固まってから混ぜてください

たっぷり鶏むね肉の中華丼

7. ご飯をどんぶりによそい、深皿をかぶせて移し返し、6をかけてできあがりです。

※大盛りにする場合は3人分、普通盛りの場合は4人分にしてお召し上がりください

たっぷり鶏むね肉の中華丼

「たっぷり鶏むね肉の中華丼」の完成です!

たっぷり鶏むね肉の中華丼

たっぷり鶏むね肉の中華丼

たっぷり鶏むね肉の中華丼

見ての通り、鶏むね肉と白菜がたっぷり。ボリューム満点の中華丼ができました。

あんはやさしい味付けなので、通常よりたっぷりかけて丁度いい味になっています。鶏むね肉は焼き目がついて香ばしく、中はやわらか。白菜もやわらかくなってあんとからみ、キクラゲはコリコリとした食感がアクセントになります。

やさしい味ですが旨味はしっかり入れているので、噛むほどに口の中に旨味が広がっていきます。鶏むね肉をたっぷり使い、カニカマや卵も使うのでたんぱく質たっぷり、野菜もたっぷり、キクラゲで食物繊維も摂れるので、おいしいだけでなく栄養的にもばっちりイケてます。ご飯じゃなくて麺が良いなって方は中華麺や皿うどん麺(パリパリ)、うどんにかけてもおいしいです。

「たっぷり鶏むね肉の中華丼」をぜひお試しください。

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佐賀県在住の料理研究家。「どこでも手に入る材料で作れるおいしい料理」をモットーに、ブログ・YouTube等で写真や動画を使ったわかりやすいレシピを公開中。著書に『筋肉料理人の男子ゴハンレシピ』『最高の晩酌つまみ』(ともに宝島社)などがある。趣味はニックネームの由来でもある筋トレの他、バイクや熱帯魚など多岐に渡る。

 

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