ふんわりおいしい!「お好み焼き風オープンオムレツ」
こんにちは、国際薬膳師の麻木久仁子です。季節や体質、体調に合ったものを食べるという伝統的な東洋医学の考え方に基づいて、簡単で健康的なレシピをご紹介します。
今回はオープンオムレツ。大和芋をまぜた卵液をフライパンに流し入れたら、あとは蓋をして焼くだけの簡単レシピです。お好み焼き風に味付けしたら、ご飯のおかずにも、ビールのおともにも、おやつ感覚で食べるにも良い一品になります。
薬膳では、山芋類は陰と気を補う、いわゆる「疲労回復」のスーパーフードです。今回は粘りの強い大和芋を使います。卵は体を潤し血を補うと言われています。いずれも乾燥しがちな季節におすすめの滋養にあふれた食材です。さまざまに調理して日常的に使うことをおすすめしています。
ふんわりおいしい!「お好み焼き風オープンオムレツ」レシピ
材料(2人分)
大和芋…30g
卵…3個
塩…少々
酒…大さじ1
サラダ油…大さじ1
豚バラ薄切り肉…50g
かつおぶし、青のり、揚げ玉、紅しょうが…適量
ソース、マヨネーズ…適量
作り方
1. 大和芋はすりおろし、卵、塩、酒を入れてフォークを使ってよく混ぜ合わせます。
2. テフロン加工の直径20cmのフライパンにサラダ油を引き火にかけ、豚バラ肉を並べて焼きます。肉の色が白く色が変わったら卵液を流し入れ、蓋をし、弱火で5分くらい焼きます。
3. 卵のふちが焼けて鍋肌からはがれ、フライパンをゆすると全体がすべるように動くくらいになったら裏返します。再び蓋をし、1分くらい焼きます。
4. 皿に移し、ソースとマヨネーズをかけ、かつおぶし・揚げ玉・青のり・紅しょうがなどお好みの具材をトッピングをします。
小麦粉が入っていないので、あまり焼き上がりに神経を使う必要はありません。少し半熟でもおいしいですし、しっかり焼いても大和芋が入っていることでふんわり焼き上がります。
卵3個に対して直径20cmのフライパンを使いましたが、卵の数を増やすときは、流し入れた時に1cm~1.5cmくらいの深さになるような大きさのフライパンを使うというのを目安にすると良いでしょう。小さめのフライパンであえて厚焼きにするときは、火加減はごく弱火にして時間をかけて焼いてください。
ぜひご家庭で試してみてくださいね。それでは次回もお楽しみに!