パン生地の扱いに慣れてきたらトライ!「オイルで焼く簡単成型なリッチロールパン」
こんにちは、gemomogeです。
昨年から始まったこのパン連載、今年もどうぞよろしくお願いいたします!!
2023年最初は、卵と牛乳を使ったリッチな生地で作るロールパンからスタートです。
前回のシンプルな材料で作る丸パンでパン生地の扱いに慣れたところで、パンを作り出すとやってみたくなるのがロールパンの成型。
バターロールを極めるのはちょっと難しいけど、なんとなくそのような形のパンを作ってみたい!という気持ちでやり始めたなんちゃってロールパンです。
なんてったって成型が簡単。
バターは使わないけど、牛乳と卵を入れることで、ぐっと芳醇な生地になります。
おいしい。
さっそく作り方をご紹介します!
「オイルで焼く簡単成型なリッチロールパン」レシピ
分量
12個分
材料
強力粉…250g
薄力粉…50g
塩…4g
インスタントドライイースト…5g
きび砂糖…40g
牛乳…120ml
オイル…50g(米油・太白胡麻油・グレープシードオイル・サラダ油など)
卵…1個 (50g)
事前準備
牛乳を人肌に温めておきます
作り方
<生地を作る>
1. 強力粉、薄力粉、塩、インスタントドライイースト、きび砂糖を大きめのボウルで計量し、泡立て器でぐるぐるまぜておきます
2. そこに牛乳、オイル、卵を入れて、ヘラなどで混ぜてまとめます
<こねる>
生地をこねます。こね機やハンドミキサーのパンごね羽つき、ホームベーカリーのこね機能などを使える方はそれでこねてOKです。持っていない方は一緒にしっかり手でこねていきましょう。
目安として時間は10~15分くらい。こねる回数は200回くらい。時間や回数はあくまで目安ですが、素早くスピーディにこねます。
1~5. 最初はべたつく生地をテーブルに出し、押しながら戻してこねて、途中から伸ばしてまとめながらこねていると、突然つるんとしてきます。そこからだめ押しで2~3分。生地をぶちぶち切らないように、つながりを意識しながら愛情をもってこねるとうまくいきます!
6. 最後に全体をはらせながら丸く整えたら終了です。
<1次発酵>
ボウルにそっと生地を戻し、乾燥しないようにラップをかけて2倍の大きさになるまで発酵させます。
発酵時間は室温やこね上げ終了時の温度などで変わってきます。最初はちょくちょく観察して生地を育てるのがいいでしょう。
電子レンジの発酵機能を使うときなどは、30℃くらいで1時間を見ています。
早く発酵が終わったり、まだ時間が足りなかったりすることも見越して、最初はよく観察してくださいね。
続いて、発酵が終わったかな?を確認するフィンガーチェックのお時間。
しなくてもいいけど、今回も楽しいのでぜひ。
指に粉をつけて穴をあけます。穴が縮まらなかったらOK。縮まったらもうちょっと発酵させてください。
生地がしぼんでしまったら発酵させすぎです。
そんなこともあるよね!
その場合は過発酵に目をつぶって焼きあげるか…笑、平たく伸ばしてピザにしてもOKです。
今回はボウルの中で生地の空気を抜くのはやめて、ひっくり返してそっとそのままの形で落ちてくるのを待ちます。じわっと落ちてくるのでおもしろいです。
<成型>
丸いままの形なので、ここからの成型がスムーズです。
軽く打ち粉(強力粉分量外)を振って、全体をやさしく押して、円形をとどめたまま空気を抜きます。パンチしてるようだけどやさしく押してます。
細かい空気は手のひらや指でやさしく押して抜いていきます。
全体を1cmの厚さに押し伸ばしたらOK。円形を意識して整えます。
ここから楽しい成型です。
- 生地を放射状に12等分します
- 12等分した生地を1つ取ります
- 伸ばし棒で長く伸ばし、巻きはじめを横長に伸ばして整えます
- 左右に引っ張りながら軽くくるくる巻きます
- 最後は巻き終わりをつまんでとじます
- ロールパンっぽく整えておしまいです
<2次発酵>
成型した生地を天板に並べて2次発酵させます。
これも1次発酵と同じで一回り大きくなってふるふるしたら終了です。
時間や温度は要調整なので、最初はちょこちょこ観察しながら様子をみてくださいね。
レンジ発酵の目安は35℃で40分ほど。目安なのでかならず目視確認するのが成功のコツです。
あと少して発酵が終わりそうだな…というタイミングでオーブンを200℃で予熱します。
刷毛で牛乳(分量外)を薄くぬっておきます。
<焼成>
オーブンの温度を190℃に下げて焼き上げます。私のオーブンでは190℃で13分でした。
焼き色が薄いようなら10℃上げて、焦げるようなら温度を下げて調整してください。
焼き上がり!
ぱりっと熱々。ちょっと冷めるとロールパンっぽくモリッとしてきます。
簡単成型のロールパン。
ぜひぜひやってみてくださいね。
サンドイッチにしてもそのまま食べてももちろんおいしいです。
パン作り楽しい!!っていう気持ちが大きくなるパンです。
ではまた来月の連載でお会いしましょうーーー!!