耐熱ポリ袋で作る!「超簡単ポテトサラダ」
こんにちは、国際薬膳師の麻木久仁子です。季節や体質、体調に合ったものを食べるという伝統的な東洋医学の考え方に基づいて、簡単で健康的なレシピをご紹介します。
今回のレシピはポテトサラダです。ポテトサラダというと意外に面倒臭いということで、つい敬遠しがちかもしれませんね。そこで、本当に簡単で何度でも作りたくなるレシピをご紹介します。
定番の具材は玉ねぎ、にんじん、きゅうり。よくある作り方だと…
玉ねぎは薄切りしたあと冷水に10分くらいさらし、水気を絞る。
きゅうりは薄切りしたあと塩もみして10分くらいおき、水気を絞る。
にんじんは薄切りもしくは細めの短冊に切って、下ゆでか塩もみをする。
と一つ一つの具材にそれぞれ下ごしらえが必要なのが面倒臭い!なのであまり家では作らないという方も多いと思います。
そこで「下ごしらえいらず!そのまま混ぜるだけでよい具材を使うポテサラ」を耐熱ポリ袋を使って作る方法をご紹介します。
超簡単ポテトサラダ
【材料】(2~3人分)
じゃがいも…300g
赤パプリカ…40g
コーン缶…50g
冷凍枝豆(さやに入った状態で)…100g
ハム…40g
マヨネーズ…50g
みそ…小さじ2
ディジョンマスタード(なければ一般のマスタードで)…小さじ1
塩・こしょう…少々
ドライパセリ…少々
作り方
1. 赤パプリカは極薄いせん切りにする。ハムは8mm×3cmくらいの短冊に切る。コーン缶はザルにあけて水気を切る。枝豆は鞘から豆を取り出す(中は凍ったままでよい)。それぞれペーパータオルでしっかり水気をふく。
2. じゃがいもは1cmくらいの厚さの輪切りにする(大きければさらに半分にして半月切りにする)。
3. 耐熱ポリ袋にじゃがいもと水小さじ2杯を入れて、500Wのレンジで3分くらい加熱する。様子を見て、まだ固かったら20秒くらいずつさらに加熱する(竹串がすっと通るくらいまで)。
4. レンジから取り出したポリ袋を布巾などで包んで、じゃがいもをもみつぶす。
5. マヨネーズ・みそ・ディジョンマスタードをよく混ぜておく。
6. 残りの具材全てと調味料を4の袋に入れて、もみながら混ぜる。味を見て、塩で調える。
7. 器に盛り、こしょうとドライパセリをかける。
調理のポイント
・具材は辛味や苦味がなく、水にさらす必要のないもの。余分な水気がないもの。じゃがいもになじみつつ適度な歯応えのあるもの。そういう具材を選べば、レンチンしたじゃがいもにただ混ぜるだけでできあがります。サラダチキン、ツナ、ミックスビーンズ、スタッフドオリーブ、ピクルス、万能ねぎなども◎。薬膳食材では松の実やかぼちゃの種などの木の実類もおすすめです。
・必ず「レンジで使える」という表示のある耐熱ポリ袋を使ってください。油が多いものを調理すると破損することがありますので、気をつけてください。
・耐熱ポリ袋で調理すると、できあがったら袋ごと作り置きできて便利です。
じゃがいもは薬膳では「補気健脾」といって、気を補い消化をととのえると言われ、世界の各地で大切な栄養源として食べられてきました。ぜひこちらのポテサラもレパートリーに加えてみてくださいね。それでは、次回もお楽しみに♪