フーディストノートアプリ

梅干しはいつまでおいしく食べられる?今さら聞けない「梅干し」の基本のき

梅干しはいつまでおいしく食べられる?今さら聞けない「梅干し」の基本のき
日本では千年以上前から食べられていると言われる「梅干し」。おにぎりやお弁当に欠かせない食材のひとつですよね。今回は、賞味期限や意外な料理との組み合わせなど、知ればもっとおいしくいただける梅干しのお話です。
Kayoko*
Kayoko*
2020/09/26
2022/10/25
view

「梅干し」には2種類ある?

名前を聞くだけでつばが出てくる、塩気たっぷりでキューッと酸っぱい梅干し。一方、最近ではかつお節や昆布、はちみつなどで漬け込み、甘くまろやかな味わいの梅干しも人気です。みなさんはどちらがお好きですか。

食品の品質を定めたJAS規格で、梅干しは「梅干し」と「調味梅干し」の2つの種類に分けられています。昔ながらのたっぷりの塩で漬けられた、塩辛くて酸っぱいものが「梅干し」、梅干しを塩抜きしてまろやかな調味液に漬けたものが「調味梅干し」です。
ちなみに、含まれる塩分量(※)は、100gに対して「梅干し」は18.2g、「調味梅干し」は7.6g。塩分量もかなり違いますね。
※日本食品標準分析表(2015年版)による

梅干しの賞味期限は長いの?

梅干しの賞味期限は、含まれる塩分に関係しています。塩分20%前後の「梅干し」は長く食べられる保存食とされ、賞味期限が記載されていない場合もあります。

塩分が半分以下に抑えられた「調味梅干し」は、賞味期限が6ヵ月程度と短いのが一般的。メーカーや商品によって違いがあるため、ラベルを確認してくださいね。

梅干しの保存方法をおさらいしておこう!

開封前の梅干しは、直射日光と高温多湿を避けて冷暗所で保存しましょう。開封した後は、フタをして冷蔵庫で保存してください。

密閉性の低い容器では、水分が飛んで風味が落ちる可能性もあるので、タッパーやビンなどに移しかえるのがおすすめ。

梅干しを取り出すときは、別のものをつかんだ箸を使いまわすと、後でカビが発生するリスクが高まります。専用の取り箸を使うようにしてくださいね。

カレーに梅干し!?ちょっと意外な梅干しコラボレシピ♪

ここでは、梅干しの塩気や酸味をおなじみの味と上手に組み合わせた、ちょっと意外なレシピもご紹介します!

意外にも、カレーと梅干しの相性は抜群なんです。スパイシーさに酸味が加わり、コクのある爽やかで奥深い味わいに!カレールウと一緒に煮込んでも、仕上げに添えてもOK。試してみる価値は十分ありますよ♪

レシピをチェック!>>

梅干しとお酢(りんご酢)、はちみつの組み合わせもおすすめ。叩いた梅干しをお湯、お酢、はちみつと一緒に溶かすだけ。ほどよい酸味と甘みで、ジュースのようにゴクゴク飲めますよ。

梅干しとりんご酢のクエン酸、はちみつのブドウ糖と果糖で疲労回復の効果も期待できますね♪

レシピをチェック!>>

炊飯器でかんたん!梅干し炊き込みごはん3選

梅干しを使った炊き込みごはんも手軽でおすすめ。梅干しは炊き込むと酸っぱさが減って旨みが増すため、苦手な方でも食べやすくなるんです。炊き立てを食べても、お弁当やおにぎりにしてもおいしくいただけますよ。

【梅干しとじゃこで!】

梅干しとじゃこの塩気があるので、調味料は少量の白だしと酒だけ。お好みで梅干しの量を増減してくださいね。

レシピをチェック!>>

【梅干しとツナで!】

オイル漬けのツナ缶の旨みと、梅干しのほどよい酸味が絶妙です!仕上げに大葉をトッピングすれば、彩りもアップしますよ。

レシピをチェック!>>

【梅干しと生姜で!】

梅干しと生姜を使った、さっぱりとした味わい。食欲がない時にもおすすめです。お酒の〆にもおすすめですよ。

レシピをチェック!>>

そのまま食べてもよし、意外な組み合わせを試してみるのもよしの梅干し。梅干しと調味梅干しのそれぞれの特徴を押さえて、上手に保存しておいしくいただきたいですね。

※参考ホームページ
田辺市「梅の効用」
ウェザーニュース「あなたが食べているのは“梅干し”? それとも“調味梅干し”?」
文部科学省「食品成分データベース」
東都生協「梅干しの賞味期限が知りたい」
中田食品「よくあるご質問」
梅のヤマイチ「無添加の紀州梅干しをお取り寄せする前にチェック!おいしいと人気の梅干しの賞味期限」
NIKKEI STYLE「“梅”息長いヒットへ 女性の健康志向が後押し」

お知らせ
アプリのプッシュ通知で人気フーディストさんの連載更新のお知らせが受け取れます♪
この記事のキーワード
この記事を書いた人

WEBライターとして料理レシピ記事などを執筆中。唎酒師の資格を持ち、日本酒やおいしいものに精通。旬の食材を活かしたレシピまとめや、思わずまねしたくなるようなアイデア料理の記事が人気。

関連記事

Campaign キャンペーン

新着記事