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使い残した「こんにゃく」、袋の中の水は捨てる?冷凍はできる?今さら聞けない「こんにゃく」の基本のき

使い残した「こんにゃく」、袋の中の水は捨てる?冷凍はできる?今さら聞けない「こんにゃく」の基本のき
プルンとした食感と独特の香りが特徴のこんにゃくは、おでんや煮物に大活躍!ヘルシーでリーズナブルなのも魅力ですよね。とはいえ、おでん、煮もの、あとはステーキ…それ以外の食べ方ってすぐに思いつきますか?使い残したときの保存方法ってご存じですか?今回は、知ればもっとおいしく食べられる「こんにゃく」のお話。こんにゃくは、種類や下ごしらえの仕方によっても味わいや食感が変わるんですよ♪
Kayoko*
Kayoko*
2019/02/16
2024/04/12
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こんにゃくの袋に入った“あの水”はどうすべき?

お店では豆腐などと同じコーナーで冷蔵されていることも多いこんにゃく。買ってきたらすぐに冷蔵庫へ入れていた人がほとんどかもしれませんが、未開封の場合、「要冷蔵」など明記されていなければ、涼しい場所なら冷蔵庫へ入れなくてもOKなんです。

また、開封後は袋の中の水と一緒に、表面が乾かないよう密閉袋かタッパーに入れて、冷蔵庫で保存。袋の水はアルカリ水のため、水道水よりも日持ちがするんです。とはいえ、一度袋から出したものは、2日くらいでは食べ切るようにしましょう。

冷凍もOK!おいしい食べ方、教えます

すぐに使う予定がないこんにゃくは、食感は変わるものの、冷凍保存するという手もあります。豆腐と同じように、こんにゃくも凍ると水分が抜け、スポンジ状の穴ができてカチカチに。これで味染みが断然、よくなるんです!この方法、「氷こんにゃく」なんてネットで話題になったこともありました。

冷凍こんにゃくの作り方と、活用レシピが紹介されています。お肉の代わりに、濃い味の染み込んだこんにゃくを使用。ヘルシーながらも大満足の一皿です。

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こんにゃくのこんな下ごしらえテクニック、ご存じですか?

最近は「アク抜き不要」のものも多いこんにゃく。使いやすくなってきたものの、いざ、お料理に使うと思うように味が染みてくれない…。これは、こんにゃくのおよそ97%が水分でできているためなんです。あらかじめその水分を出した方が、味染みはよくなります。

まな板にこんにゃくをのせ、塩を振ってからめん棒で軽くたたくのも水抜きの方法のひとつ。また、から煎りすると水分が抜けて身がしまり、しっかり味が染み込みますよ。

ご飯がすすむ!こんにゃくのアレンジレシピ

そのままでは淡泊なこんにゃくが、アレンジ次第で食欲がすすむ一品に大変身!メインやサブのおかずに、幅広く活用して下さいね。

【こんにゃくの照りマヨステーキ】

切り込みを入れたこんにゃくに、甘辛い照り焼き味がよく染み込んでたまりません!少し焦げ目がつくくらい煮詰めるのがポイントです。

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【こんにゃくのカルパッチョ風】

一口大の大きさにスライスしたこんにゃくを茹で、冷水で冷まして水気を切って並べます。にんにくを効かしたソースを回しがけたら完成。お酒やごはんが進みますよ。

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【豚肉のこんにゃく巻き】

こんにゃくとにんじんを豚肉で巻いた、かさ増しレシピ。ピリ辛の豆板醤の入った照り焼きダレが食欲をそそります。

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水溶性の食物繊維「グルコマンナン」たっぷりのこんにゃくは、ダイエットや便秘に悩む女性にとくにうれしい食材の1つ。丁寧に下ごしらえすれば、味わいはぐんとアップするので、ひと手間かけて、おいしく味わってください♪

ちなみに、こんにゃくには白いものと黒いものがありますが、色の違いは製造方法にあり。生のこんにゃく芋をすりおろして作ると皮が入るため黒っぽくなり、こんにゃく芋を乾燥させて粉状にしてから作ると白くなるそうです。とはいえ、最近では粉から作るこんにゃくがほとんどで、ヒジキなどの海藻の粉末であえて色をつけ、黒くしている場合が多いとか。黒と白、お料理との相性で使い分けるのもいいですね。

▼みりんにお酢、砂糖…上手な選び方と使い分けって?これまでの記事をチェック!
「今さら聞けない!調味料の基本」

※参考ホームページ
日本こんにゃく協会「こんにゃく芋のルーツ・栽培方法」
㈱関越物産「こんにゃく・しらたき・ところてん・寒天の基本」
JA石川かほく「こんにゃくの栽培と加工」
JAグループ群馬「こんにゃくいも」
旭化成ホームプロダクツ㈱「こんにゃく」
マンナンライフ「食物繊維のチカラ」
NEWSポストセブン「こんにゃくの下ごしらえ 30分ゆでて水分を徹底的に抜く」

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この記事を書いた人

WEBライターとして料理レシピ記事などを執筆中。唎酒師の資格を持ち、日本酒やおいしいものに精通。旬の食材を活かしたレシピまとめや、思わずまねしたくなるようなアイデア料理の記事が人気。

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