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「継続は力なり」を体現!長田知恵(つき)さんが語る、10年の発信と“家庭料理”への思い

「継続は力なり」を体現!長田知恵(つき)さんが語る、10年の発信と“家庭料理”への思い
日々の料理や食を楽しみながらブログ・SNSで活躍するフーディストのみなさまの活動を称える「フーディストアワード」。2025年の総合グランプリは、丁寧でわかりやすい家庭料理が人気の料理研究家・長田知恵(つき)さんが受賞しました。2018年の初受賞以来、数々の賞を重ね、ついに総合グランプリへ。今回は、これまでの発信の歩みやレシピづくりへの思い、そしてこれからの夢についてお話を伺いました。
フーディストノート
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2025/11/29
2025/11/29

プロフィール

長田知恵(つき)さんプロフィール
つきさん

料理研究家。三児の母としての暮らしに、愛犬マルプーとの日常を交えながら、コスパのよい料理や作り置きおかずをはじめ、お子さんが喜ぶお菓子・パンのレシピを中心にブログInstagramで紹介中。著書『つきの家族食堂 大好評の素朴なおやつ』(宝島社)も好評発売中。

10年の継続が実を結ぶ!発信を続ける力

──(聞き手)フーディストサービス統括リーダー久永(以下、略):まずは「フーディストアワード2025」総合グランプリ受賞、本当におめでとうございます!

長田知恵(つきさん)(以下、略):「ありがとうございます。もう、やっと…という感じでした(笑)。2018年のブログ部門での初受賞から、準グランプリが続いた時期やグランプリをいただいた年を経て、本当に長い道のりでした。だからこそ受賞の瞬間は驚きと同時に喜びが込み上げてきて…。まさに“継続は力なり”を実感しました。コツコツ続けてきたことが報われた気がします」

新しい挑戦と発信のバランス。2025年は“ちょうどいい年”

──この1年を振り返って、どんな年でしたか?

長田知恵(つき)さんインタビュー

「今年はメーカーさんの新商品に合わせたレシピ開発やイベント登壇など、新しいお仕事にも挑戦しました。子どもの受験も終わって落ち着いてお仕事ができましたね。ブログやInstagramの更新も続けられ、自分なりにちょうどいいペースで過ごせた1年でした」

「あと、今年からXにも積極的に投稿しています。料理画像中心で投稿できるので、意外と自分に合っているのかなと感じています。コメントもしやすい雰囲気なので、『これ作ろう』とつぶやいてもらえるのがうれしいです」

「フーディストノートの公式連載もXで投稿をすると数十万の方に見ていただくこともあって、SNSは“見てもらえるスピード”が早いぶん、発信のやりがいも感じやすい場所だなと思っています」

活動の原点は子育ての合間に始めた投稿から

──長田さんが発信を始めたきっかけを教えてください

長田知恵(つき)さんインタビュー

「最初は子育て中に『ペコリ』という料理コミュニティアプリで何気なく投稿したのが始まりです。思った以上に反応があって楽しくなって、2016年ごろからは『アメブロ』でレシピや日常を綴るようになりました。

双子の姉(※)が先に活動していて、『やってみたら?』と背中を押してくれたことも大きかったですね。その後、『レシピブログ』への登録をきっかけに活動が広がり、テレビ出演や書籍出版の機会にも恵まれました」

松本ゆうみ(ゆーママ)さん。料理家としてテレビや雑誌でも活動中

「作ってもらったあと」のことを考えるレシピ

──10年近く発信を続ける中で、大切にしていることはありますか?

「レシピは見た目や手軽さも大事ですが、私は“作ったあとのこと”を一番に考えています。材料が無駄になったり、おいしくできなかったりすると申し訳なくて。だからSNSごとに工程説明も丁寧に書くようにしていますし、写真も細かく撮影しています」

「たまに子どもが私のレシピを見ながら作ることもあるんですが、その様子を見て『この表現、分かりにくいな』と気づくこともあって。レシピが多少長くなっても、作った人が失敗しないよう、細部まで気を配っています」

コメントが原動力!お子さんが食べてくれたという喜び

──発信を続けるモチベーションはどこから?

「やっぱり、フォロワーさんからのコメントですね。『食べムラがある子どもが、これだけは食べてくれた』『3回作りました』なんて言葉をいただくと、本当にうれしいんです。
私自身も子育て中、“どうにか食べさせたい”一心で工夫していました。食べられる食材を書き出した『食べれるリスト』を作って、苦手なものでも調理法を変えてローテーション献立にしたり。ピーマンはそのままだと食べないけれど、みそ汁に入れたら食べる——そんな発見を積み重ねて、何パターンも組み合わせていました。
だからこそ、フォロワーさんの『子どもが食べてくれた』というコメントは、まるで自分のことのようにうれしくて。自分の経験が誰かの役に立っていると感じます」

家族それぞれの“好き”を大切にした献立づくり

──ご家庭でも工夫されていることが多いと伺いました。

長田知恵(つき)さんインタビュー

「はい、子ども3人それぞれ好みが違うんです。お肉が苦手な子もいれば、野菜を避ける子もいて…。だから『全員の好みを踏まえた献立』を考えるようにしています。

たとえばから揚げの日は、脂っぽいのが苦手な子のためにさっぱりした副菜をつけたり、みそ汁に多めの野菜を入れたり。そぼろ丼のときは、お肉多め・野菜多めと盛る量を変えるなど、自然と“サイクル献立”のような形になっています。“食べてほしい”という思いがあるので、できる限り無駄なく、おいしく食べてもらえる工夫をしています」

料理は「発信」だけでなく「自分の癒し時間」

──料理のどんなところが一番楽しいですか?

「料理を作ること自体が好きなんです。片付けは苦手ですけど(笑)。家族や仕事とは関係なく、自分が食べたいから作る。そういう時間がリフレッシュになっています。最近だと栗を使ったお菓子や、パエリアを作ったり。SNSに投稿しない料理もたくさんあります」

「あと、好きな料理家さんのレシピを作ることもあって、『やっぱりおいしい!』と感動しながら学んでいます。プロのレシピに触れると、自分の表現にもいかせるんですよね」

次に挑戦したいのは料理教室

──今後、挑戦してみたいことはありますか?

「やってみたいと思っているのが料理教室です。オンラインではなく、実際に一緒に作って『おいしいね』と言い合える場がいいですね。あとは自分で作ったお菓子を販売することにも興味があります。単発でもいいので、食べてくれた方の反応を直接見てみたいんです。
今は家庭と仕事のバランスを取りながらですが、いつかその夢を形にしたいと思っています!」


日々の料理と向き合いながら、「作る人の役に立つものを届けたい」という思いで発信を続けてきた長田知恵(つき)さん。10年の積み重ねで培われた工夫や視点には、ごはんづくりに寄り添うやさしさがあふれています。長田さんのアイデアをヒントに、みなさんもいつもの食卓を楽しんでみてください。

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