「焼き」「蒸し」「レンチン」?なす料理はどれがベスト?基本の調理法とアレンジをチェック♪

焼きなすの基本
基本的な焼きなすは、魚焼きグリルなどを使います。なすを水洗いして水気をふきとったら、均一の火が通るように竹串などで皮に10か所くらい穴をあけてください。魚焼きグリルで5〜7分焼いたら、裏返してさらに3〜5分焼いてできあがりです。
焼きなすの皮は、へたの付け根の部分に竹串やつまようじなどをさしてめくり上げ、手でひっぱるとむきやすいですよ。おろししょうがやかつおぶし、しょうゆなどをかけて食べるのもおいしいですが、めんつゆなどに浸し冷蔵庫で冷やして食べるのもおすすめです。
焼いたなすは冷蔵保存で、2〜3日はおいしくいただけます。一本ずつラップに包んで冷凍用保存袋に入れれば、冷凍保存も可能。多めに焼いて冷凍しておけば、みそ汁やめん類の具にも活用できて便利です。
蒸しなすの基本
ヘタを取って皮をむいたなすをせいろに並べたら、沸騰した鍋に入れて強火で7〜8分蒸します。せいろがない場合、深めのお皿になすを並べ、お皿に入らない程度の量のお湯を沸かしたフライパンを使って蒸すこともできます。蒸したなすは、塩とごま油だけでシンプルに食べてもおいしいですよ。
皮の色があせないように氷水にとって冷やし、水気をふきとって保存容器に入れたら冷蔵庫で4〜5日日持ちします。冷凍なら1か月ほど保存可能です。
蒸しなすで広がるレパートリー
とろとろ食感の蒸しなすはどんな味付けでもおいしくいただけます。薬味や他の食材と組み合わせるのもおすすめです。
とろとろ食感×香味だれがたまらない♪「蒸しなす」レシピ
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レンチンなすの基本
香ばしい焼きなすや甘みが増した蒸しなすもおいしいですが、暑い夏にはレンチンするのもおすすめです。レンジだと皮が色あせてしまうのでは…とか、水っぽくなってしまうのでは…と思われるかもしれませんが、コツを押さえれば大丈夫。
なすをラップに包んだら、電子レンジ(600W)で2分半ほど加熱します。大きめなすなら3分くらい加熱するとよいでしょう。(2本分の加熱時間の目安です)
電子レンジレンジから取り出したら、すぐに氷水で冷やすのがポイントです。このひと手間で、なすの皮が色あせてしまうのを防ぐことができます。粗熱が取れたらペーパータオルなどでしっかり水気をふき取ると、水っぽくならずにおいしくいただけます。
レンチンなすはアレンジも豊富!
レンチンなすは調味料をかけてそのまま食べるだけでなく、いろいろな料理にも活用できます。素揚げ風にしたり、特製だれを和えたり、アレンジも豊富ですよ。
【味付け1つ】揚げずにレンジで簡単!「素揚げ風なすのゆかり和え」作り置きレシピ。
漬け込み時間なしですぐ食べてもおいしい!レンジで簡単!「なすのスイチリ和え」
いまが旬のなすですが、野菜室に入れておいても意外にすぐ傷んでしまいます。どの調理法で火を通したなすも、冷蔵・冷凍保存できるので、買ってきてすぐに作り置きしておいても便利ですよ。