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もう迷わない!“さしすせそ”と酒・みりんの「味付け黄金ルール」で料理上手に♪

もう迷わない!“さしすせそ”と酒・みりんの「味付け黄金ルール」で料理上手に♪
料理の味付け、順番を意識していますか?調味料の順番と入れるタイミングはとっても大事!和食の基本「さしすせそ」に酒・みりんを加えた黄金ルールを覚えるだけで、味しみ&料理がグッとおいしくなりますよ。
フーディストノート
フーディストノート
2025/06/29
2025/06/29

「なんとなく」で調味料を入れていませんか?

調味料の基本

料理の味をグッとおいしくするには、調味料の順番と入れるタイミングがとっても大事!
この記事では、和食の基本「さしすせそ」の法則に、「酒・みりん」をプラスした味付けの黄金ルールをわかりやすくご紹介します。

基本の「さしすせそ」ってなに?

「さしすせそ」は、和食の調味料を入れる順番を表した語呂合わせ。

さ(砂糖)

し(塩)

す(酢)

せ(しょうゆ)※昔の書き方で“せうゆ”

そ(みそ)

この順番にはちゃんと理由があるんです!

「さ(砂糖)」が一番なのはなぜ?

調味料の基本

砂糖は食材の中にしっかり入り込むのに時間がかかるから、早めに入れて味をなじませる必要があります。煮物や照り焼きでは最初に入れるのが鉄則!

「し(塩)」は砂糖のあと!

調味料の基本

塩は早く浸透する性質があります。先に入れてしまうと、食材の水分が出て砂糖が入りにくくなるため、「し」は「さ」の後に入れるのが基本なんです。

「酒」と「みりん」は“さ”と“し”の間に入れるのが◎

じつは「さしすせそ」に含まれていないけれど、和食には欠かせない調味料がこの2つ。

酒:食材のくさみを取って、うまみを引き出す。蒸発させたいので早めに入れる。

みりん:自然な甘みと照りを出す。アルコールが飛ぶよう、砂糖・塩と一緒か直後に。

おすすめ順番は「さ(砂糖)→酒→みりん→し(塩)」です。

「す(酢)」は加熱しすぎに注意!

調味料の基本

酢は風味をいかすため、調理の終盤や火を止める直前に加えるのがコツ。酸味が飛びすぎないように気をつけましょう!

「せ(しょうゆ)」「そ(みそ)」は一番最後に!

調味料の基本

しょうゆやみそは香りが大事!加熱しすぎると香りや風味が飛ぶので、煮物や汁物では仕上げにサッと加えるのが基本です。

黄金比ルールを押さえれば失敗しない!

味付けのバランスも大切。基本の黄金比を覚えておけば、毎日の料理が安定しておいしくなります!

煮物の基本比率

だし:しょうゆ:みりん:砂糖=6:1:1:1(お好みで塩少々)

照り焼きのたれ

しょうゆ:みりん:砂糖=2:2:1

※調味料の比率は、料理や食材によって調整してOK!

順番と比率を知れば料理はもっとおいしくなる!

「さしすせそ」+酒・みりんの順番を守るだけで、味のしみ込み方も香りの引き立ち方も段違い!
最初は意識するのが難しくても、何度か使えば自然と手が覚えてくれます。今日の料理から、ちょっと意識してみませんか?

基本調味料だけで作れる王道の和食レシピ

「さしすせそ+酒・みりんの黄金比ルール」に沿った、基本調味料だけで作れる王道の和食をご紹介します。

照り焼きチキン

甘辛いたれがからんでごはんがすすむ!初心者にもおすすめの一品。

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さばのみそ煮

味噌のコクに甘じょっぱさが広がる、ごはんが止まらない定番煮魚。

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肉じゃが

家庭料理の定番。だしを使わなくても、酒・みりん・しょうゆ・砂糖だけでしっかり旨味が出ます。

「味がしみない」「ホクホクにならない」を解決!おいしい肉じゃがを作るポイント5つ

※参考ホームページ

農林水産省「伝統調味料は「黄金比」で手間いらず」

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