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どれを買えばいいかわからない…を解決!豚肉の部位ごとの特徴とおすすめ料理

どれを買えばいいかわからない…を解決!豚肉の部位ごとの特徴とおすすめ料理
豚肉はたんぱく質が豊富でコストパフォーマンスもいいので、日々の料理に欠かせない食材です。そんな豚肉ですが、店頭で売られている部位を見てどれを買えばいいか迷ったことはありませんか?今回は部位ごとの特徴やおすすめ料理をご紹介します。使い分けるコツがわかると、調理の幅がさらに広がりますよ。
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2023/08/11
2023/07/26
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家庭でよく使う豚肉の部位は大きくわけて6つ!それぞれの特徴とおすすめ料理を紹介

豚肩ロース

豚肉はコストパフォーマンスがよく、たんぱく質やビタミンB1が豊富なお肉です。それぞれの部位ごとに食感や脂肪量が違いますし、ブロックと薄切り、どちらを選ぶかによっても合う調理法が異なります。

 

肩:食べ応えがあるヘルシーな赤身

肩は比較的よく動かす部位なので筋肉が多く脂身が少ないことが特徴です。肉質はややかためですが、その分、肉々しく食べ応えがありますよ。

おすすめの調理法は煮込み料理。じっくり煮込むことで旨味が出るので、ポトフやカレー、シチューなどによく合います。

肩ロース:いろいろなレシピに使える便利な部位

肩ロースは肩肉の上部分に位置しており、コクがあり食べ応えがある部位です。赤身の中にほどよく脂身が入っているのが特徴といえます。

味わい深い部位なので煮込み料理にむいていますが、厚切りをトンテキに、薄切りを炒め物などに使うのも◎。厚切りの肩ロースを調理する際は、赤身と脂身の間を包丁で筋切りをしておくと、お肉が縮むのを防ぐことができます。

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ロース:上質できめ細やかな味わいが特徴

背中側(肩を除く胸から腰の辺り)に位置するロースは、肩ロースよりもあっさりした味わいが特徴です。肉質はきめ細やかでほどよく脂身があり、幅広いレシピに使えるので便利な部位といえます。

厚切りのものはトンカツ、トンテキなどに使うとボリュームのある一品ができます。また、薄切りのものは甘辛い濃厚なたれの味わいともマッチするのでしょうが焼きなどがおすすめです。なお、豚しゃぶ用のお肉はロースを極薄切りにしたものを使うことが多いです。

ヒレ:脂身が少なくヘルシーな部位

ヒレはロースの内側に位置しており、赤身が多くやわらかいお肉。1頭から取れる量が比較的少ないので、豚肉の中では高級な部位ともいえます。きめ細かく上品な味わいが特徴です。

また、豚肉の中でも脂身が少なくビタミンB1が多いので「ボリュームがある肉料理を食べたいけれど、健康面が気になる」という方にもぴったり。

トンカツのメニューにあることから、ヒレというとヒレカツを連想する方も多いと思いますが、ステーキなどにしてもおいしいですよ。

ちょっとした贅沢感♪「豚ヒレ肉のステーキ」を作ってみよう♪

バラ:コストパフォーマンスがよくボリューミーな部位

豚のバラ肉は、赤身と脂身が層になっているあばら骨の周りにある部位です。脂身が多くコクや旨味が強いので、ベーコンにも使用されます。また、薄切りにしたものはロースと同様に豚しゃぶ用のお肉としてもよく使われます。

おすすめの料理は角煮やチャーシュー、豚丼など。

「バラ肉の脂が気になる」という方は、余分な脂をペーパータオルで拭き取りながら調理したり、野菜と重ねて蒸し焼きにしたりすると脂の摂取量を抑えることができますよ。購入するときになるべく赤身部分が多いものを選ぶのもおすすめです。

食べ盛りの胃袋をつかむ!ガッツリ&大満足の「豚バラ丼」

もも:脂が少なめでしっかりした食感

ももはよく動かす部位なので、脂肪分は比較的少なく赤身が多めです。肉質はきめ細やかでやわらかいので、ブロックのまま調理するのにも向いています。

ローストポークや焼き豚にすると、豚の赤身本来の味わいを引き出せるのでおすすめですよ。また、薄切りのお肉は、肉自体に脂が少ないので、炒め物や揚げ物のような調理方法とも相性◎。チンジャオロースーのような中華料理や、肉野菜炒めに向いています。

ヘルシー&しっとり♪「豚ももブロック」を使ったやわらかおかず

なお、スーパーなどで「豚こま切れ肉」として売られているものは、肩やももなど、複数の部位の切れ端が使われていることが多いです。

豚肉のその他の部位を紹介:豚足、内臓など

豚ホルモン

「たまには普段食べない豚肉料理が食べたいな」という方は、内臓などの部位を使ったレシピにチャレンジしてみませんか。大型のスーパーや精肉店に行くと売られていることがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。メインのおかずとして使えるほか、ちょっとしたおつまみにもいいですよ。

豚足:コラーゲンがたっぷりな部位

豚足はその名の通り、豚の足の部位。沖縄ではティビチという煮込み料理が有名です。

豚足はコラーゲンが多い部位なので、じっくり煮込むことでプルプルとした食感を楽しむことができます。またコラーゲンはお肌にもいいと言われているので、女性にとってもうれしいですよね。

甘めの味付けで煮込んだり、塩ゆでしたものに酢みそや辛みそをつけたりしてもおいしくいただけます。

内臓など:部位ごとの食感の違いが楽しめる

豚肉は捨てる箇所がほぼないといわれるほど、隅々までおいしく食べられる食材です。一般的によく目にする部位には、下記が挙げられます。

・タン…舌の部分、コリコリした食感が特徴

・はつ…心臓の部分、脂肪分がないのが特徴

・豚トロ…首の部分のお肉、脂肪分が多くとろける食感

・レバー…肝臓の部分、栄養価が高く、脂肪分が少ない

・大腸…ぷりぷりした食感で、ホルモン炒めやもつ煮込みにおすすめ

タン・ハツ・レバーは、串焼きの定番メニューですよね。自宅で味わう際も、塩こしょうでシンプルに焼いて、独特の食感を楽しむのがおすすめです。お酒とも合うので、晩酌のお供としても喜んでもらえそうですね。

豚トロは人気の部位なので、最近は扱うスーパーも増えています。脂が多くとろけるような食感と、コリコリした歯ごたえはやみつきになりますよ。焼き肉やバーベキューにもおすすめです。

塩が決め手!「豚トロ」で作るジューシーおつまみ5選

レバーや大腸は、野菜と一緒に炒めるほか、コトコト煮込んでもつ煮込みにするのもいいですね。野菜や豆腐と煮込めば栄養バランスがいい一品になりますし、ご飯にかけて煮込みどんぶりにすると忙しい日は助かりますよね。おかずだけではなく、お酒のおつまみにも◎。

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豚肉は使う部位によって食感が違うので、合う料理も異なります。それぞれの部位ごとの特徴を知っておけば、料理ごとに使い分けられてレシピの幅がさらに広がりそうですね。

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