ご飯を炊くだけではもったいない!炊飯器でラクラク3品献立
毎日の食事はバランスの良い献立にしたいと思いつつ、家事や仕事で忙しくままならないという方、多いのではないでしょうか?炊飯器なら1回でご飯とおかずの同時調理ができるので、炊いている時間を有効活用できます。今回は料理研究家・新谷友里江さんの新刊『献立もラクラク 炊飯器におまかせおかず』からご飯物と主菜を炊飯器で調理し、その間に副菜を作る3品献立を2点ご紹介します。
炊飯器調理の基本ルール
※炊飯器は5.5合炊きを使用しています。お使いの炊飯器の取扱説明書とモードボタンをあらかじめ確認してご利用ください
タンドーリチキン献立
炊飯器で炊くから、鶏肉はしっとりやわらかい。カレー味のチキンとピラフにはさっぱりテイストの副菜を合わせます。
材料(2~3人分)
タンドーリチキン
鶏もも肉(唐揚げ用)…300g
A しょうがのすりおろし…1かけ分
A にんにくのすりおろし…1かけ分
A プレーンヨーグルト…50g
A トマトケチャップ…大さじ2
A カレー粉…小さじ2
A 塩…小さじ1/2
A こしょう…少々
グリーンカール…適量
カレーピラフ
米…1.5合(270ml)
赤パプリカ…1/2個(75g)
ホールコーン缶…1缶(65g)
B 酒…大さじ1
B カレー粉…小さじ1
B 塩…小さじ1/2
B こしょう…少々
ブロッコリーのレモンマリネ
ブロッコリー…1/2個(120g)
C オリーブ油…小さじ2
C レモン汁…大さじ1/2
C 塩…小さじ1/4
C こしょう…少々
作り方
- ボウルにAをまぜ合わせ、鶏肉を加えてからめ、10分ほどつける。
- パブリカは1cm四方に切り、コーン缶は缶汁をきる。米は洗って水けをきる。
- 炊飯器の内がまに米、水200ml、Bを入れてさっとまぜる。1の鶏肉を内がまの片側に重ならないように並べ入れ、つけだれを肉の上にのせる。肉がのっていないほうにパプリカ、コーンを広げ入れ、ふつうに炊く。
- 炊く間にマリネを作る。ブロッコリーは小房に分けて耐熱ボウルに入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で2分加熱する。水けをふきとり、Cを加えてさっとあえる。
- 3が炊けたらタンドーリチキンをとり出し、カレーピラフをさっとまぜる。器にグリーンカールを敷いてタンドーリチキンをのせ、ピラフを盛る。
野菜の肉巻き献立
焼いて作る肉巻きは肉が縮みがちですが、炊飯器で炊くから、肉はふっくらで野菜はジューシー。具はトマトだけのピラフも肉の旨味が移って満足感あり。
材料(2~3人分)
野菜の豚肉巻き
豚ロース薄切り肉…6枚(120g)
塩…小さじ1/3
こしょう…少々
グリーンアスパラガス…6本(120g)
エリンギ…1パック(100g)
グリーンカール…適量
トマトピラフ
米…1.5合(270ml)
トマト…小1個(150g)
A 塩…小さじ2/3
A こしょう…少々
あらびき黒こしょう…少々
かぼちゃのレモンチーズマリネ
かぼちゃ…200g
クリームチーズ…20g
B オリーブ油…大さじ1/2
B レモン汁…大さじ1/2
B 塩…小さじ1/3
B こしょう…少々
作り方
- アスパラガスは根元を落として下1/3のかたい皮をピーラーでむき、長さを半分に切る。エリンギは1本を縦6等分に切る。豚肉は塩、こしょうを振り、アスパラガス、エリンギを1/6量ずつのせて巻く。
- 米は洗って水けをきる。
- 炊飯器の内がまに米、水200ml、Aを入れてさっとまぜ、トマトをヘタのついていた部分を下にしてのせる。あいているところに1をのせ、ふつうに炊く。
- 炊く間にマリネを作る。かぼちゃは横半分に切って縦1cm厚さに切る。耐熱ボウルに入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で4分加熱する。水けをきり、クリームチーズをちぎり入れ、Bを加えてさっとあえる。
- 3が炊けたら野菜の肉巻きをとり出し、トマトをほぐしながらご飯をさっとまぜ、盛りつけるまでふたをして蒸らす。野菜の肉巻きは食べやすく切る。
- 器にトマトピラフ、グリーンカール、野菜の肉巻きを盛り、ピラフにあらびき黒こしょうを振る。
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炊飯器調理なら加熱しながら煮汁が対流して食材に行き渡るので、中まで味がしっかり浸透しお肉はしっとり食感に仕上がります。本書では他にも、早炊きモードを活用した献立や煮豚やサムゲタンなどごちそうメニューが収録されています。ぜひご家庭で試してみてください。