生のままがおいしい!「春菊と鶏肉のクリームチーズサラダ」
こんにちは、国際薬膳師の麻木久仁子です。季節や体質、体調に合ったものを食べるという伝統的な東洋医学の考え方に基づいて、簡単で健康的なレシピをご紹介します。
今回の主役は冬が旬の「春菊」。11月から2月にかけておいしい時期です。独特の苦味があり好みが分かれるところですが、実はこの苦味は加熱によって出てきます。そこで今回はやわらかい葉の部分を生で使ったサラダにしました。
薬膳で春菊は「潤肺化痰(じゅんぱいかたん)=肺を潤して痰を切る」「養胃和中通便(よういわちゅうつうべん)=胃の調子やお通じを整える」とされています。豊富なβ-カロテンとビタミンCは美肌に、香り成分は自律神経を整えます。冬の代表野菜である春菊をたっぷりと食べましょう。
生のままがおいしい!「春菊と鶏肉のクリームチーズサラダ」レシピ
調理時間
15分
分量
2~3人分
材料
春菊…1/3~1/2束
鶏肉…100g
マッシュルーム…2~3個
酒…小さじ1
片栗粉…大さじ1
サラダ油…適量
A クリームチーズ…30g
A 牛乳…50ml
A マヨネーズ…大さじ1
A 酢…小さじ1
塩…少々
ピンクペッパー(またはこしょう)…少々
作り方
1. 春菊は茎を切り落とし、やわらかい葉の部分を食べやすい大きさに切る。
※茎は汁物や炒め物に使ってください
2. マッシュルームは薄切りに、鶏肉は小さめの一口大に切る。
3. 鶏肉に塩と酒をもみ込み、片栗粉をまぶす。
4. 3を多めの油で揚げ焼きにする。
5. Aをよく混ぜ合わせる(混ざりにくい時は少し温めると良い)。味を見て塩で整える。
6. 揚げ焼きした鶏肉と4をよく混ぜる。
7. 食べる直前に春菊・マッシュルームと5を和える。ピンクペッパー(またはこしょう)をふる。
調理のポイント
クリームチーズを使ったソースは、牛乳の量を加減し、濃いめにすれば魚介や豚肉のソテー、オムレツなどにも合うソースになりますよ。
ぜひご家庭で試してみてくださいね。それでは、次回もお楽しみに♪