15分で完成!麻木久仁子のラクうま元気ごはん
麻木久仁子
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切り方を変えるだけ!ワンランク上の「トマたま炒め」を作るコツ

国際薬膳師の資格を持ち健康的な食生活を提案中のタレント・麻木久仁子さんのフーディストノート公式連載。今回は旬のトマトを使った「トマたま炒め」をご紹介します。切り方をちょっと工夫するだけでおいしい一品が完成します♪
2022/06/29
2023/04/18
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完成写真

こんにちは、国際薬膳師の麻木久仁子です。季節や体質、体調に合ったものを食べるという伝統的な東洋医学の考え方に基づいて、簡単で健康的なレシピをご紹介します。

さて今回の主役食材は「トマト」です。トマトは薬膳では「暑熱によって乾いた体を潤す」「夏バテによる食欲不振や疲労感を回復する」とされ、夏野菜の代表です。ただ、日頃から冷えが気になる方は食べ過ぎると胃の腑(ふ)が冷えすぎますので、今回は火を通して食べましょう。卵も「汗で水分を失った体に陰を補う」とされているので、トマトとの組み合わせは夏の一皿としてとても相性が良いです。

「トマたま炒め」レシピ

材料(2人分)

トマト…大きめのもの1個(200gくらい)

卵…3個

長ねぎ…少々

塩…ふたつまみ

ごま油…大さじ2

A オイスターソース…小さじ1

A しょうゆ…小さじ1

A みりん…小さじ1

材料

作り方

 1. ボウルに卵を割って塩を入れて溶く。長ねぎはみじん切りにする。

工程1

2. トマトのヘタの部分を少し厚めに切り落とす。種と種の間の「壁」のところを切るようにして、くし切りにする。Aは混ぜておく。

※トマトは形がふぞろいなので必ずしも全てきれいに「壁」に包丁は入れられませんが、できるだけ種が露出しないように切ることで水っぽくなることが避けられます

工程2b

工程2c

3. フライパンにごま油を大さじ1と1/2入れて熱し、卵をざっと流し入れて、ざっくりと混ぜながら半熟になるまで火を通し、一旦取り出す。

工程3

4. 残りのごま油をフライパンに入れて強めの中火にし、トマトを入れて焼く。

※このとき、トマトは触らずに焼くのがポイントです。軽く焦げ目がつくまで焼きましょう

工程4

5. Aを回しかけてすぐ卵を加え、ざっと2~3回混ぜ合わせたら皿に取る。

※触りすぎずに、ざっと全体を合わせるだけで大丈夫です

工程5

完成写真b

調理のポイント

・できるだけトマトの種が露出しないよう切り方を工夫してください

・くれぐれも、触りすぎないこと。ざざっと合わせるようにすると、水っぽくならずにスッキリしたトマたま炒めになります

ぜひご家庭で試してみてくださいね。それでは、次回もお楽しみに♪

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麻木久仁子さんのプロフィール
麻木久仁子

1962年東京都生まれ。タレントとしてテレビやラジオで司会・コメンテーターとして活躍。2010年に脳梗塞、2012年に乳がんに罹患したことから講演会などで検診や食生活の大切さを伝えている。2016年に国際薬膳師、2020年に温活指導士の資格を取得。著書に『生命力を足すレシピ(文響社)』『ゆらいだら、薬膳(光文社)』などがある。

 

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