牛乳パックで簡単にできる!「菱餅風ひな祭りライスケーキ」
こんにちは、国際薬膳師の麻木久仁子です。季節や体質、体調に合ったものを食べるという伝統的な東洋医学の考え方に基づいて、簡単で健康的なレシピをご紹介します。
ひな祭りの時期がやってきましたね。春の訪れを肌で感じる、一年の中でもとてもワクワクするときです。子どもたちを季節の邪気から守り、無病息災を祈る日でもあります。
ひな祭りといえば定番は「ちらし寿司」ですが、今回は牛乳パックを使って菱形の押し寿司に。市販のすし酢とお刺身パックを使って手軽に作ります。オリーブオイルで風味を付け、西洋ハーブのディルをあしらうことで、いつもとは一味違う「ライスケーキ」に仕上げましょう。
菱餅風ひな祭りライスケーキ
材料(2人分)
ご飯…360g
刺身パック…まぐろの赤身30g・真鯛30g
しょうゆ…小さじ1/4
みりん…小さじ1/4
オリーブオイル…小さじ2
塩…ひとつまみ
錦糸卵(市販のものでもよい)…60g
青海苔…小さじ1/2
鮭フレーク…20g
すし酢(市販のもの)…大さじ1と1/2(メーカーの表示通りにいれる)
菜の花(レンジで20秒加熱したもの)…少々
ブラックオリーブ(スライスされているもの)…少々
プロセスチーズ(5mm角に切ったもの)…少々
いくら…少々
ディル…少々
※牛乳の空きパック(よく洗って乾かしておく)
作り方
1. 刺身は1cm角に切り、まぐろはしょうゆとみりんをまぶしてからオリーブオイル小さじ1/4をかける。真鯛は塩をふりオリーブオイル小さじ1/4をかける。
2. ご飯は3等分にし、1つに鮭フレークを混ぜる。残り2つには市販のすし酢を混ぜ、それぞれ青海苔と錦糸卵の半量をみじん切りにしたものを混ぜる。3つすべてにそれぞれオリーブオイル小さじ1/2を混ぜる。
3. 牛乳パックを幅10cmくらいに切り取る。
4. 切った牛乳パックを菱形に広げて置き、青海苔ご飯、卵ご飯、鮭フレークご飯の順に詰めていく。
5. 残りの錦糸卵、刺身、菜の花、ブラックオリーブをのせ、プロセスチーズといくら、ディルを散らす。
6.皿に移して牛乳パックから抜く。
調理のポイント
・牛乳パックを代用して抜き型を作りました。ご飯はしっかりと押しつけておくと、型から抜きやすくなりますよ
・手頃な刺身盛り合わせパックを使って作れます。まぐろやサーモン、かつおなどははしょうゆとみりんを同量に混ぜたたれで漬けにしてからオリーブオイルをまぶします。鯛やひらめ、ほたて、いか、えびなど淡白な魚介は塩とオリーブオイルのみで味付けします
・ハーブは三つ葉やしそなど和風のものではなく、ディルのほかイタリアンパセリやチャービルなどの洋風のものを使いましょう
魚介とオリーブオイルとハーブはとてもよく合います。いつもとは香りも味わいも違うちらし寿司、子どもたちもきっと喜んでくれると思います!それでは次回もお楽しみに♪