ザクザク食感でおいしい!「ライ麦クッペ」
みなさんこんにちは、あいりおーです。
あわただしい年末からお正月があっという間に終わり、通常モードに。
今年も作ってみたくなるおいしいパンレシピをたくさんの写真を使ってわかりやすくご紹介したいと思います。
2015年から始まったこの連載ですが2022年もどうぞよろしくお願いいたします。
2022年1回目は毎日食べたくなるシンプルな食事パンをご紹介します。
いつもの白いパンもおいしいけど、今回は食感と風味を変えてくれる「粗挽きライ麦粉」を使います。
粗挽きのライ麦を強力粉に加えることでザクっとした食感になり、噛めば噛むほどに風味を感じられる「ライ麦クッペ」。そのまま食べてもおいしいですがサンドイッチにするのが超おすすめです。
ちなみに「粗挽きライ麦粉」はcottaさんで500g336円で売っていてそれを使いました。
それではレシピをご紹介します。
「ライ麦クッペ」レシピ
材料(6分)
パン生地
a準強力粉…160g(フランスパン用強力粉)
a粗挽きライ麦粉…40g
a砂糖…15g
a塩…3.6g
aインスタントドライイースト…3g
b牛乳…60g
b水…72g
cバター…20g
下準備
・aの粉類はホームベーカリーの場合はパンケースに、手ごねの場合は同じボウルに入れて混ぜ合わせておく
・bの水と牛乳を合わせておく。ホームベーカリーの場合は夏は10℃くらい、冬は人肌に温める。手ごねの場合は夏は20℃程度に、冬は人肌に
・cの無塩バターを室温に出しておく
・オーブンは焼成10分前には焼成温度より10℃高めの210℃で予熱を開始する
作り方
こね~一次発酵
1. バター以外のパン生地の材料をホームベーカリーやこね機にセットし、スイッチオン。
2. 10分後バターを入れ、さらに10分こねる。
3. こねあがったらきれいに丸めてボウルに入れてラップをふんわりかぶせて30℃に設定したオーブンや発酵器で生地が2倍~2.5倍になるまで一次発酵する。
※ホームベーカリーやこね機を持ってない方は、こちらの手ごねを参照してくださいね。→ ★
分割~ベンチタイム&成形
1. 一次発酵が終了した生地を6分割してきれいに丸め直し、10分間ほど生地を休ませる。
※このとき、生地が乾燥しないように大きなビニール袋をかけておくとよいです
2. 休ませた生地をめん棒を使って10cm角程度に伸ばす。
3. 上の左右から写真のように生地を折り、手で軽く押さえる。下からも同様に中心に向かって折り、手で軽く押さえる。
4. 上のとがった部分を中心に向かって折り、手で軽く押さえる。
5. 下のとがった部分を中心に向かって折り、手で軽く押さえる。
6. 5の生地をさらに半分に折り綴じ目をつまんで閉じる。
※こうすることで生地をピーンと張らせることができます
二次発酵
1. 成型した生地をオーブンシートを敷いた天板に並べ、35℃に設定したオーブンや発酵器でひと回り大きくなるまで、二次発酵させる。
2. 予熱時間になったら、一旦オーブンから生地を取り出し、あたたかい所で続きの発酵をする。
※このときも、生地が乾燥しないようにビニールシートをふんわりかぶせておく
仕上げ&焼成
1. 生地がひとまわり大きくなったら分量外の強力粉を振って、利き手と反対側の手で生地を軽くおさえて、利き手でクープナイフを持って一気に一直線にクープを入れる。
※この時は刃は立てず、生地に対して平行気味に持つと生地が引きつれにくいです。
2. 210℃に余熱していたオーブンを200℃に下げ10分間程度焼成する。
※クープ部分に分量外のバターを少量(3g程度)のせて焼成するとクープが開きやすいのでお好みでどうぞ
私のイチオシの食べ方は、「ライ麦クッペ」に生ハムとゆで卵とレタスを挟んだサンドイッチです。
ザクザク食感のパンとレタスのシャキシャキと塩味の効いた生ハムとゆで卵が最高です。
シチューのお供なんてのもおすすめなのでよかったら作ってみてくださいね♪