「え、これレンジなん!?」と思わず声が出るsyunkonカフェ・山本ゆりさんの最強レンジめし
レンジ料理で失敗なくおいしく作るにはいくつかのポイントがあります。まず、材料の大きさや分量はレシピ通りに作ること。そして耐熱コンテナ(14.5~15.6cm角/容量591~700ml)や耐熱ボウル(直径20~22cm)などの器の大きさを揃えること。加熱時間はご家庭のレンジのW数にあわせて、最初は短めにセットするのも大切です。加熱ムラを防ぐためにターンテーブル型は端に、フラット型は中央に食材を置きます。また余熱を味方につけるとおいしく仕上がります。レンジは加熱後も火が通るので、完成の一歩手前で取り出すのがコツです。
包丁不要!麻婆豆腐
作った人がみんな驚く、本格的なおいしさと衝撃の簡単さ。包丁やまな板も不要です。
シャバシャバなら、水溶き片栗粉を追加して1分チンし、ガーッと混ぜて。
材料(2~3人分)
A 豚ひき肉…120g
A にんにくのすりおろし、しょうがのすりおろし…各小さじ1/4
A 豆板醤…小さじ1/2~1
A ごま油…小さじ1
B 顆粒鶏ガラスープの素…小さじ1弱
B 砂糖、片栗粉…各大さじ1/2
B みそ、酒、しょうゆ…各大さじ1
B 水…100ml
木綿または絹ごし豆腐…1丁(300g)
作り方
1. 耐熱ボウルにAを入れ、ひき肉をほぐすように広げる。ふんわりとラップをかけて電子レンジで3分加熱する。
2. 泡だて器でほぐし、混ぜ合わせたBを入れて混ぜ、豆腐を加える。再度ふんわりとラップをかけて5分加熱し、へらで底からよく混ぜる。
器ごとチン!絶品塩だれうどん
Twitterで4万7000リツイート!塩ラーメン風のこってり味でめちゃめちゃおいしい。
ビフォーとレンチン後のアフターの差に感動します。
材料(1人分)
豚バラ薄切り肉…40g
A にんにくのすりおろし、しょうがのすりおろし…各ごく少々
A 顆粒鶏ガラスープの素…小さじ2
A 水…200ml
冷凍うどん…1玉(200g)
ごま油…少々
好みで粗びき黒こしょう、白炒りごま、万能ねぎの小口切り…各適量
作り方
1. 豚肉は3cm長さに切って耐熱性の丼に入れ、Aを順に加え、水にくぐらせた冷凍うどんをのせる。(水に浸かってなくてもOK!)ふんわりとラップをかけ、電子レンジで5~6分加熱する。
2. 全体を混ぜてごま油をたらし、好みで黒こしょう、ごま、万能ねぎを散らす。
※ゆでうどんの場合、豚肉とAだけ入れて3分チンし、うどんを水にくぐらせてのせ、追加で2~3分チンします
こくうま豚バラカレー
炒めても煮込んでもないのに、このコクとうまみ!大人と子どもで辛さを変えるのも、この手間なら余裕。一度冷ますとよりおいしくなります。
材料(4人分)
玉ねぎ…1個(200g)
豚バラ薄切り肉…200g
A カレールウ…4片(約80g)
A 水…450ml
A ウスターソース、トマトケチャップ…各大さじ1
A にんにくのすりおろし、しょうがのすりおろし…各小さじ1/2
温かいご飯…丼4杯分
作り方
1. 玉ねぎはごく薄切りにする。豚肉は3cmの長さに切る。
2. 耐熱ボウル(容量1500ml以上がおすすめ)に1とAを入れ、両端をあけてふんわりとラップをかける。電子レンジで15分加熱し、よく混ぜる。
3. 器にご飯を盛って2をかける
※シャバシャバならラップをはずして追加で3~4分チン。逆にどろどろすぎたらお湯でのばせばOK
いかがでしたか。本書ではその他にも、帰宅後すぐにできるチンするだけキットや材料1つでできるレシピ、お菓子&デザートなど151品のレンジでできるレシピが紹介されています。ぜひお試しくださいね!
1986年、大阪府生まれ&在住。ブログ「含み笑いのカフェご飯『syunkon』」は月間600万アクセス。著書『syunkonカフェごはん』(宝島社刊)はシリーズ累計550万部を突破。普通の家庭にある調味料を上手に組み合わせた味つけが絶品でブログ読者の心を掴み中。syunkonとは春魂と書いて、高校時代のバスケットボール部のスローガン。
<ブログ>
「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」
<Instagram>
山本ゆり(@yamamoto0507)
<Twitter>
山本ゆり(@syunkon0507)
協力・画像提供:宝島社(http://tkj.jp/)