好きなカレーランキング1位は?カレーに合うごはんの炊き方は?今さら聞けない「カレー」基本のき
みんなが好きなカレーって?人気のトッピングはコレ!
ネットリサーチのDIMSDRIVEがモニター約4,000人に対して行った調査(※)によると、「好きなカレーの種類」は「ビーフカレー」がトップ。次いで、「ポークカレー・チキンカレー・カツカレー」と続きました。
「どのカレーが一番好き、もしくはおいしいか」では、「市販のルウで作ったカレー」が46.8%と断トツの1位。次いで、「カレーショップ・カレー専門店のカレー」が26.8%、「レトルトのカレー」が8.2%となりました。やはり、慣れ親しんだ家庭の味が好まれるようですね。
「好きなトッピング」の回答では、1位が「ゆでたまご」、2位が「チーズ」、3位が「生たまご」という結果に。スパイシーさをマイルドにする食材が人気のようです。その他には、「ナス・コーン・ニンニクチップ」など野菜類がトップ10にランクイン。苦手な野菜もカレーにしてしまえば食べられる、という人も多いかもしれませんね。
※DIMSDRIVE「カレーに関するアンケート」より
ルウの箱にあるレシピが一番?カレーをおいしくするコツ
最初にご紹介したアンケート結果にもあったように、やはり多くの人がおいしいと感じるのは、市販のルウを使って家で作るカレーのようです。そこで知りたくなるのが、その“家カレー”をおいしくするコツ。
たとえばコクを出したいなら、玉ねぎをあめ色に炒めたり、にんにくやウスターソース、しょうゆなどを隠し味に加える方法もあります。
甘みを出したいならなら、りんごやバナナなどのフルーツをプラス。香り付けなら、クミン、ローレル、ガラムマサラなどのスパイスをチョイ足しするのも効果的です。
一方で、じつはカレールウの箱に記載されたとおりの“王道レシピ”がいちばんおいしい、という意見もあります。さすがは国民食、味のこだわりは人それぞれ。いつもの作り方だけにこだわらず、いろいろなレシピや隠し味で作り比べてみるのもいいですね。
カレーがおいしくなるごはんの炊き方
おいしいカレーが完成したら、ごはんにもこだわりたいところ。カレーのとろみを引き立てるために、硬めに炊くのがおすすめです。いつもの水加減より1割ほど少なめにし、浸水時間も短めの30分を目安にすると◎また、白米に玄米や雑穀米を混ぜると、歯ごたえが出てカレーによく合いますよ。
ごはん以外でも!ナン&チャパティ簡単レシピ
とはいえ、カレーの作り方同様にごはんの炊き加減も好みはそれぞれ。それに、ごはん以外でもナンやチャパティと合わせたってカレーはおいしい!というわけで、簡単に作れるレシピをピックアップしましたので、バリエーションを増やして楽しみましょう♪
暑い夏におすすめ!カレーのリメイクレシピ3選
たっぷり作ったカレーのリメイクレシピといえば、うどんやドリアなどが定番ですよね。今回は夏にぴったりのレシピをご紹介します。
こわい食中毒!上手な保存方法とは?
最後に、カレーといえば絶対に注意したい食中毒対策も紹介します。まず避けたいのが、1日置いたカレーがおいしい、と室温で保存して翌日に食べること。「ウェルシュ菌」が増殖し、食中毒の危険があるんです。
調理後すぐに食べないときは、すばやく粗熱を取って冷蔵庫へ。小分けにしたり、ひと回り大きい鍋やボウルなどに水と氷を入れ、調理した鍋ごと入れて冷ましたりしましょう。再加熱するときは、鍋底や鍋の側面からしっかりかき混ぜ、カレー全体が空気に触れるようにして温めるのがポイント。
もし、翌日に食べ切れないときは冷凍保存しましょう。早く冷凍させるために、厚みのない容器で小分けにして下さい。食感の落ちやすい、じゃがいもやにんじんは、冷凍前に取り除くか潰しておくのがおすすめ。
くらしのアンテナでも、作り置きレシピで人気のスガさんに、「“週末の作り置きレシピ”のスガさんに聞く安心・簡単の食中毒対策!」として、ふだんから実践されている食中毒対策を教えていただきました。
※厚生労働省のホームページでも、食中毒の危険性や対策、ウエルシュ菌についてくわしく紹介されています。
夏にはカレー!とはよくいったもので、アウトドアで、そして夏休みのお子さんのリクエストで、夏にはますます作る機会の増えるカレー。レシピや隠し味、食べ方にこだわるのはもちろん、食中毒にも注意して、おいしい手作りカレーを楽しみたいですね♪
※参考ホームページ
グリコ「なぜ?なに?コーナー/カレーを美味しくする方法を教えてください」
ハウス食品「こだわりカレー術」
ハウス食品「一晩寝かせたカレーには要注意!!夏も冬も気を付けたいカレーの保存」
S&B「カレーに合うライスバリエーション」
DIME「お米のプロに聞く!カレーが劇的においしくなるお米の選び方と炊き方」
▼調味料や野菜、お肉にお魚…上手な選び方や保存方法、使い分けって?これまでの記事をチェック!
「今さら聞けない!調味料&食材の基本のき」