夏休みのお昼ごはん作りに使える♪今さら聞けない「冷凍保存」と「下味冷凍」基本のき

夏休みのお昼ごはん作りに使える♪今さら聞けない「冷凍保存」と「下味冷凍」基本のき
長~い夏休み、子どもはウキウキ、ところが大人の悩みのタネはといえば、ごはん作り。毎日のお昼ごはんを飽きずに食べてもらうには…、時短で用意するにはどうするか…。そこで今回は、夏休みのごはん作りを強力にサポートする「冷凍保存」についてお話しします。手軽でおいしいと話題の「下味冷凍」についてもご紹介しますので要チェックですよ!
Kayoko*
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2019/07/24
2021/10/17
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夏休みは、「ごはん作り」に悩むママがとくに増える!?

食材宅配サービス大手Oisix(オイシックス)の調査(※)によれば、夏休みの時期は普段の生活より「大変・疲れる・憂うつ」と感じるママがなんと7割超え!その理由は、「家族に食事を作る回数が増えるから」がトップになりました。その中でも「昼食の調理」に最も負担を感じる様子…。

たしかに、お昼ごはんを作る回数が増えるのは、メニューを考えるのも、買い物をするのもひと苦労です。そんなお悩みを解消する方法のひとつが「冷凍保存」。使いやすい状態にしてから冷凍すれば、調理も断然時短できます♪それに、冷凍なら鮮度をキープしやすいので、暑い季節でも食材をストックできて心強いですよね。

Oisix調べ「夏休みの家事に関する調査」より

おいしく冷凍するコツは、「水分」と「小分け」

家庭の冷凍庫の冷凍スピードは、一気に冷凍できる業務用にはかないません。そのため、冷凍の過程でできる氷の結晶が食材の組織や細胞を壊し、食感がわるくなりがち。冷凍によるダメージを少なくするポイントをおさえておきましょう。

水分を減らす

野菜の場合は、水気を切った後キッチンペーパーなどでしっかり水分を拭き取ってから冷凍して下さい。生のまま冷凍することもできますが、野菜は水分が多いため、硬めに茹ででから冷凍する方が◎変色も防げますよ。

肉や魚の場合は、表面の水分を拭き、塩をふってから冷凍するのがおすすめです。冷凍する過程で肉から水分が出てくるので、パサツキや柔らかくなり過ぎるといったダメージを防げます。

小分け・平らが鉄則

肉は1回で使う分量を小分け、または厚みを薄くしてからラップに包んで冷凍して下さい。薄く平らにしておけば、冷凍スピードがアップします。ひき肉は小分け以外にも、全てを密閉袋に入れて平らにのばし、お箸などを使って適当な分量で筋をつけておきましょう。後からその筋に合わせて必要な分だけポキポキと折れるので、使いやすいです。

野菜も同様に、1回分を小分けにして冷凍して下さい。料理に使いやすいサイズにカットしておくと便利です。冷凍するときは、密閉袋内の空気をしっかり抜いておくことも忘れずに。

いくつかの野菜をミックスして密閉袋に入れておく方法もおすすめ。焼きそばや野菜炒め、野菜スープなどにすぐに使えますよ。余り野菜を活用できるメリットも!

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100均トレーやアルミホイルで急速冷凍

食材は、早く全体を凍らせるとダメージが少なくて済みます。もし、冷凍庫に急速冷凍モードがあれば、ぜひ活用しましょう。

アルミ製のトレーは熱伝導がよいので、食材をのせると早く冷凍できます。100均などでもかんたんに手に入りますが、トレーがない場合はアルミホイルで包んでもOK。さらに、食材の上に保冷剤をのせると、冷凍スピードが速まります。

時短&味しみ!「下味冷凍」のメリット

肉はそのまま冷凍するだけでなく、下味を付けてから冷凍する方法もあります。これが話題の「下味冷凍」のテクニック。味付けが済んでいるので、メニューを考える必要がなく、調味料を使う手間も省けます。

下味冷凍なら、奥まで味がしみ込みやすく、普段よりおいしく感じたり、調味料の量を減らせたり…といった嬉しい効果も。また、醤油やみそなどを使えば、酸化を防いでくれるため、そのまま冷凍するよりもおいしさをキープできます。冷凍中の乾燥も防げますよ。

こちらは、豚こま肉や鶏むね肉を使った4種類の下味冷凍を紹介しています。冷凍庫に、イン料理を時短で作れるセットがストックしてあると余裕が生まれますね。

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ガッツリメインの下味冷凍をもう一品ご紹介。真っ赤な色がインパクト大のバーベキュー味のチキンです。ピリリとした辛さで、食欲をそそります。

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おいしく安全に!上手な解凍方法とは?

上手に保存できたら、次は解凍方法です。野菜の場合は、解凍せずにそのまま炒めたり、お鍋に入れたりして調理すればOK。なかなか解けにくい肉の場合は、旨みや栄養素を逃さず、安全に食べられるよう注意しましょう。

冷蔵庫なら手間いらず

肉を急に解凍すると、ドリップが出てきて菌が繁殖しやすく、栄養素も流れ出てしまいます。冷蔵庫は低温をキープしながら、ゆっくりと解凍できるのでおすすめ。

時間はかかりますが、冷蔵庫へ移すだけなので手間がかかりません。夜ごはん用なら、朝に移せば夕方には解凍でき、すぐに調理に取りかかれますね。

おすすめは氷水解凍

氷水を入れたボウルなどにつけて解凍すれば、低温ながらも冷蔵庫より速く解凍できます。低温をキープするために、途中で氷を足して下さい。肉が水に触れないように、密閉袋にさらにビニール袋をかぶせるなど気をつけましょう。

電子レンジは「半解凍」を目安に

すぐに使いたいときに便利なのが電子レンジ。解凍機能もありますが、急速に解凍するためドリップが出やすいデメリットがあります。また、解凍しすぎて変色したり、解凍にムラが出たりすることも。短時間ずつ様子をみながら解凍し、半解凍を心がけましょう。

常温で自然解凍する場合は、ドリップが出やすく菌の繁殖が気になります。特に夏場は、温度差がはげしいため避けた方が無難です。

夏休みのごはん作りばかりか、覚えておくと普段の食事作りの時短にもなる冷凍ワザの数々。肉や野菜をお得にまとめ買いして冷凍すれば、出費の多い夏休みのお財布も喜びますね。ちなみに、食材の多くは冷凍すれば1ヵ月ほど保存できますが、おいしく食べるには2週間ほどを目安にして下さい。

※参考ホームページ
旭化成ホームプロダクツ「肉保存のポイント」
旭化成ホームプロダクツ「平日が楽になる!下味冷凍のすすめ」
カゴメ「常備野菜の冷凍保存/ほうれん草やネギなど、生で冷凍するコツ」
NIKKEI STYLE「冷凍した肉や魚、おいしく解凍する裏ワザ」
ベターホーム「冷凍の科学」
日本冷凍食品協会「解凍・調理の基本」
特選松阪牛やまと「冷凍したお肉を美味しく解凍するコツ。賞味期限はいつまで?」
オイシックス・ラ・大地「<調査結果>~夏休みは楽しい!だけじゃない!?夏休み、実はママが疲れている~原因の第1位はお昼ごはん問題」

▼調味料や野菜、お肉にお魚…上手な選び方や保存方法、使い分けって?これまでの記事をチェック!
「今さら聞けない!調味料&食材の基本のき」

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