なぜグレープが付くの?冷凍もできる?「グレープフルーツ」の選び方や保存方法をご紹介♪

ぶどうじゃないのに、なぜ「グレープ」が付くの?
柑橘類の仲間であるグレープフルーツ。味も見た目もぶどう(グレープ)とは似ていないのに、なぜグレープが付いているのでしょうか?グレープフルーツは1本の枝にたくさんの実がなり、ぶどうの房のようにみえることから名付けられたそうですよ。
スーパーに並んでいるグレープフルーツしか見たことのない方にとっては、想像もできませんよね。日本での生産量はわずかなため機会は少ないですが、収穫前のグレープフルーツを見ると納得できそうです。
世界中にある!グレープフルーツの種類
世界ではさまざまな種類のグレープフルーツが生産されています。ここでは、代表的な3つをご紹介します。
日本でおなじみの「マーシュ」
日本で最も多く流通している品種。果肉が白みがかった淡い黄色をしているので、「ホワイト」とよばれています。皮が黄色で、果肉が多くジューシー!甘酸っぱく、グレープフルーツ独特のほどよい苦味も楽しめますよ。
ほんのりピンクの「レッドフラッシュ」
赤い果肉系の中で、ポピュラーな品種。皮の一部がうっすら赤く色づいていて、果肉も赤みがかったピンク色のため「ルビー」とよばれています。ホワイトに比べて酸味は控えめで、甘味が強い特徴もあります。
色鮮やかな「スタールビー」
たくさんのグレープフルーツの中で、最も鮮やかな赤色の果肉をしている品種。甘味がとても強く、グレープフルーツの酸味が苦手な方にもおすすめです。サラダなどに添えると、華やかな一皿に♪
重みが決め手!おいしいグレープフルーツの選び方
持ったときにずっしりと重みがあるグレープフルーツは、果汁を多く含んでジューシー!皮にハリがあって薄いものは、糖度が高いといわれています。また、縦長より丸く形が整っているグレープフルーツは、太陽の光をたっぷり浴びて育った証拠です。
カットして果肉がスカスカだったということがないように、実際に手で持って重さを確認しながら、皮や形もチェックしてみてくださいね。
冷凍もできる!グレープフルーツの保存方法
グレープフルーツは風通しのよい冷暗所で保存してください。気温が高い時期は傷みやすいので、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめ。表面が濡れているとカビが発生しやすいので、しっかり拭いておきましょう。
新聞紙などに包んでからポリ袋に入れておくのも◎。皮をむいたものやカットしたものはラップをかけて冷蔵庫で保存し、なるべく早めに消費してくださいね。
グレープフルーツは、冷凍保存も可能です。薄皮をむいた果肉を重ならないようにラップで包み、保存袋に入れて冷凍庫へ。冷蔵庫で自然解凍すればそのままいただけます。半解凍にしてシャーベット風にしたり、ヨーグルトに加えたりするのもおすすめ。
ひと工夫も!グレープフルーツのおすすめの食べ方
横半分にカットし果肉をスプーンですくったり、袋から一粒ずつ果肉を取り出したり、りんごのように皮をむいて果肉をそいだりなど食べ方はさまざま。グレープフルーツの酸味や苦味が気になるときは、はちみつや砂糖をかけると食べやすいですよ。
そのまま食べるだけではなく、果肉を取り出してサラダやゼリー入れると、涼やかに仕上がります。カクテルやサワーのトッピングにも◎。果汁をしぼってジュースやスムージーにするのもおすすめです。
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グレープフルーツには、ビタミンCや食物繊維など私たちの体にうれしい栄養素がたっぷり♪さわやかな香りは気分をリフレッシュさせる効果もあるそうですよ。しっかり選んで上手に保存し、ジューシーなグレープフルーツを堪能してくださいね。
※参考ホームページ
マイナビ農業「グレープフルーツの栄養や効果は?種類やおいしい食べ方についてもご紹介」
日本気象協会tenki.jp「グレープフルーツはどうして名前に“グレープ”がつくの?」