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15分で完成!麻木久仁子のラクうま元気ごはん
麻木久仁子(あさぎくにこ)
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季節の変わり目に♪「豚肉と山芋のみそポン炒め」

国際薬膳師の資格を持ち、健康的な食生活を提案中のタレント・麻木久仁子さんのフーディストノート公式連載。今回は季節の変わり目に英気を養う、山芋と豚肉を使った炒めものです。揚げ焼きにした豚肉や山芋にみそポンだれがからんで食欲をそそる一皿です。
2023/09/22
2024/08/23
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豚肉と山芋のみそポン炒め

こんにちは、国際薬膳師の麻木久仁子です。季節や体質、体調に合ったものを食べるという伝統的な東洋医学の考え方に基づいて、簡単で健康的なレシピをご紹介します。

長い残暑も一息つくと、急速に秋の気配が漂うようになります。こうした季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。暑さの疲れを癒し、寒さへ向かう体を作る。薬膳では五臓の「脾(ひ)」をいたわるようにと言われています。脾とはいわゆる消化吸収の働きのことです。滋養があり、消化に良いものを食べる。今回は山芋と豚肉です。山芋は脾を補う代表的な食材、今回は皮ごと使います。そのほか肺や腎も補うので、夏バテを癒し秋の乾燥に備えるのにとても良いのです。
豚肉も補脾(ほひ)の力があると同時に「滋陰潤燥(じいんじゅんそう)」といって秋の乾燥の邪である「燥邪(そうじゃ)」に備える体を作ります。みその旨味とポン酢しょうゆの酸味で食欲も増す一品です。

季節の変わり目に♪「豚肉と山芋のみそポン炒め」レシピ

調理時間

15分

人数

2人分

材料

長芋…150g

豚ロース肉(とんかつ用)…150g

みょうが…2個

万能ねぎ…少々

塩…少々

酒…小さじ1

片栗粉…小さじ2

油…大さじ3

A みそ…小さじ2

A ポン酢しょうゆ…大さじ1

A みりん…小さじ1

A はちみつ(なければ砂糖で可)…小さじ1

作り方

山芋はよく洗い、表面にひげ根があれば火であぶって焼き切る。長さ5cmくらいの棒状に切る。

豚肉と山芋のみそポン炒め 工程1a

2. みょうがは縦に2等分、万能ねぎは小口切りにする。

豚肉と山芋のみそポン炒め 工程2

3. 豚肉は1cm幅の棒状に切る。塩少々と酒をもみ込み、片栗粉をまぶす。

豚肉と山芋のみそポン炒め 工程3

4. Aを合わせて、よく混ぜる。

豚肉と山芋のみそポン炒め 工程4

5.フライパンに油を入れて中火で熱し、豚肉・山芋・みょうがを入れて揚げ焼きにする。

豚肉と山芋のみそポン炒め 工程5

6. 火が通ったら余分な油をキッチンペーパーで拭き取り、4を回しかけ全体にからめる。

豚肉と山芋のみそポン炒め 工程6

7. 器に盛り、万能ねぎをあしらう。

豚肉と山芋のみそポン炒め 完成3

調理のポイント

揚げ焼きにする時は、材料をフライパンに入れた後しばらくは触らずに、焼き目をつけてから返しましょう。香ばしく仕上がりますよ。

ぜひご家庭で試してみてくださいね。それでは、次回もお楽しみに♪

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麻木久仁子(あさぎくにこ)

1962年東京都生まれ。タレントとしてテレビやラジオで司会・コメンテーターとして活躍。2010年に脳梗塞、2012年に乳がんに罹患したことから講演会などで検診や食生活の大切さを伝えている。2016年に国際薬膳師、2020年に温活指導士の資格を取得。著書に『生命力を足すレシピ(文響社)』『ゆらいだら、薬膳(光文社)』などがある。

 

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