スイーツトレンドに精通するchicoさんおすすめ!お酒にも合う大人の贅沢「手土産スイーツ」5選
赤ワインとの相性抜群!大人好みの濃厚チーズケーキ
2021年まで恵比寿で営業していたカウンターレストラン「ゴロシタ(golosita.)」が手掛けるチーズケーキです。材料はクリームチーズ、生クリーム、卵、砂糖、それにキャッサバの5つだけ。小麦粉を使っておらず、グルテンフリーのスイーツとしても人気があります。
ひと口食べると濃厚なのに、口当たりが軽くてなめらか。甘すぎず、大人好みのチーズケーキです。そこに別添えの塩をひとつまみかけると、チーズのコクがより濃厚に感じられ、さらに贅沢な味わいに。赤ワインとの相性も抜群です。
そして冷凍ではなく、冷蔵で届くのもポイント。注文後に焼き上げた、できたてのものが配送されてくるので、フレッシュで質の高いケーキを楽しめます。
冷蔵庫から出したてもいいけれど、30分ほど常温に置くと少しとろりとしてきてもっと滑らかに。チーズの香りもグッと濃密さを増すみたい。口にすれば、とろりと舌にまとわるようにクリーミーにとろけて、チーズのミルキーな味わいが広がります。チーズ感は濃いのに甘すぎることなく軽やかな食べ心地。
チーズケーキながら、ミルキーな味わいも口溶けもまさに上質なチーズをいただいている気分。だからコーヒーや紅茶はもちろん、ワインとペアリングさせて、ゆるゆる過ごすのも良さそうです。(chicoさん/スイーツライター)
手土産に喜ばれる♪甘味・塩味・旨味が詰まった大人のクッキー缶
東京・表参道で人気のお店「エンメ(EMME)」。夜はワインバーとしてオープンし、昼間は美しいデザートを提供しています。そんなエンメが作るクッキー缶は、さすがワインバー!と納得してしまう味わいです。
白を基調としたかわいらしい缶に入っているクッキーは、全部で5種類。パルミジャーノレッジャーノをふんだんに使った「サブレフロマージュ」は、ワインに良く合います。また、京都の白味噌とタヒチバニラのコラボが新しい「白味噌バニラ」や、ココナッツとフェンネルシードが心地よく香る「ココナッツとフェンネル」など、珍しいフレーバーもおすすめです。
甘さだけでなく、塩味と旨味も兼ね備えた大人のクッキー。お酒を嗜む会や、パーティーなどに手土産として持参するのもいいですね。
中でも推したいのが「白味噌バニラ」。白味噌とバニラとは一見、異世界な組み合わせにも思えますが、京都生まれでパティシエの延命寺さんにとっては、どちらも馴染みの食材。
サクッといくと、まず白味噌の甘じょっぱさと香ばしさ、そこにタヒチバニラの香りが重なって。朴訥とした旨味と豊かな香りが調和してじんわり広がっていきます。決して派手ではないけれど、食べるほどにどんどん好きになっていくタイプ。(chicoさん/スイーツライター)
大人の時間を優雅に演出!気品あふれる小さなモンブラン
さいたま市の老舗パティスリー「パドゥドゥ(PAS DE DEUX)」が手掛けるモンブラン。栗の奥深さと洋酒の香りを楽しめる、大人のためのプティ・フールです。
その気品漂う小さなひと粒は、厳選された素材のみで丁寧に作られています。まずは、愛媛県の完熟和栗のほっくり感と繊細な味わいに感動です。また北海道よつ葉乳業の純生クリームには、フランス産のコニャック「レミーマルタン」をプラス。果実の深みと華やかな香りが特徴のレミーマルタンを加えることで、モンブランにエレガントな風味をまとわせています。
美しい箱にひと粒ひと粒きれいに収まる姿は、とても上品。ワインやシャンパンにも合う、大人の時間にぴったりのスイーツです。
口にすると、わずかに栗の粒を残したマロンクリームと生クリームのまったりとした口どけの中で、渋皮栗がコリッ。もう栗そのもの、といったほくほくの滋味を、さりげない洋酒の香りがそっと豊かに引き立ててくれるよう。素朴でいて、なんて気高いひと口だろう。
みんなで味わうのもいいけれど、どちらかといえば働く人やお母さんがひとりでこっそり楽しむ感じ。だからこそ小さく、でもひと口で十分満たされるとびきりの味わいに、そして大人っぽい香りに仕上げられているのです。(chicoさん/スイーツライター)
スパークリングワインに合わせたい!甘さ控えめの新感覚フルーツ羊羹
わくわくするような新しい和菓子を次々と生み出している「UCHU wagashi」。京都にお店を構える、人気のショップです。そのUCHU wagashiが手掛ける羊羹も、従来の羊羹とは見た目も味もちょっと違います。
卵白を加えたすっきりした味わいの白い羊羹の中には、甘夏、桃、ぶどうのフルーツ羹が入っています。フルーツ羹に香料は使わず、素材そのものの風味をキープ。甘さ控えめで軽やかな味わいは、日本酒やスパークリングワインとも良く合います。
またカットしたときの断面の美しさも、とってもクリエイティブ。きれいな柄が出るように丁寧に手作業で作られていて、まさしく萌え断です。新しい羊羹の可能性を感じるフルーツ羊羹。ぜひお好みのお酒と共に味わってみてくださいね。
白にフルーツの色彩がきらめく一片を口にすると、白餡羊羹の優しいまろみに、キュンと甘酸っぱいフルーツが弾けるよう。羊羹のイメージを覆すジューシーさで、味わいまでもカラフル!
羊羹はあんまり……と思っている人にこそぜひ試してほしい、すっきり心地良いおいしさです。 日々の暮らしを豊かに彩る羊羹。この先の羊羹はもっと楽しく、自由に、身近になっていきそうです。(chicoさん/スイーツライター)
お酒とのマリアージュに酔いしれる♪ベイクとレア、2種のチーズケーキ
渋谷で現代版おふくろ料理を提供する「HITOTEMA」を主宰する料理家、谷尻直子さんによる「味噌クラストのベイクドチーズケーキ」と、浅草で「菓子屋ここのつ茶寮」を開く溝口実穂さんの「きな粉クラストのレアチーズケーキ」のセット。商品名の通り、ふたつのチーズケーキが対になった味わい深いスイーツです。
ケーキの土台となるクラストは、それぞれ別添えになっています。ベイクドチーズケーキは、有機味噌を混ぜ込んだクラストの上にのせましょう。またレアチーズケーキには、きな粉のクラストを砕いてのせるのがおすすめです。
どちらのケーキも、コーヒーや紅茶のほか、日本酒やワイン、そしてウイスキーにも合うなど、楽しみ方のバリエーションも豊富。お酒とのマリアージュもしっかり楽しめます。自分好みの食べ方をぜひ見つけてみてくださいね。
「味噌クラストのベイクドチーズケーキ」は、福井産の有機味噌を混ぜ込んだ米粉ときび糖のクラストと。口にすると、レモンがほどよく香るチーズケーキの甘さとクリーミーさを、塩気がきいたクラストが引き立てていくよう。
レアチーズケーキは、溝口さんが子供の頃、両親に連れられた喫茶店の思い出の味。レアチーズムースの控えめな甘さとこく、爽やかな酸味に、北海道産きな粉たっぷりのクラストの焙煎された大豆の香り、こうばしさが重なっていく。(chicoさん/スイーツライター)
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