食欲をそそる香りがたまらない!「きのこと秋鮭のバター醤油炊き込みご飯」
こんにちは、国際薬膳師の麻木久仁子です。季節や体質、体調に合ったものを食べるという伝統的な東洋医学の考え方に基づいて、簡単で健康的なレシピをご紹介します。
今回の食材は「まいたけ」と「秋鮭」です。薬膳では、きのこ類は「気」、すなわち生命力を補い血管を強化し、免疫力を与えるとされています。鮭は胃の腑(ふ)を温め、気血を補うとされています。いずれも日々寒さがつのっていくこの時期の食養生にぴったりの食材です。
炊き込みご飯は香りも楽しみの一つですが、今回はきのこ類を事前に乾煎りすることでいつもと格段に違う香りを引き出しています。炊飯器のふたを開けた時、食欲をそそる香りに驚くことうけあいですよ。
食欲をそそる香りがたまらない!「きのこと秋鮭のバター醤油炊き込みご飯」 レシピ
調理時間
15分(炊飯時間は含めず)
分量
3~4人分
材料
米…2合
まいたけ…60g
マッシュルーム…60g
鮭(切り身)…2切れ
塩…少々
しょうゆ…大さじ1
酒…大さじ1
コンソメ顆粒…小さじ1
バター…20g
こしょう…少々
ディル…少々(あれば)
作り方
1. 鮭に塩をふる。まいたけは2cm角に、マッシュルームは薄切りにする。
2. フライパンを弱火にかけ、まいたけとマッシュルームを入れて水気が飛ぶまで乾煎りする。
3. 炊飯器に洗った米としょうゆ、酒、コンソメ顆粒を入れて2合の目盛りまで水を入れる。軽くひと混ぜしたらまいたけとマッシュルームを入れ、鮭をのせて炊飯する。
4. 炊き上がったらバターを入れ、鮭の身をほぐすようにしながら混ぜる。
5. 器に盛りディルをあしらい、こしょうをふる。
調理のポイント
きのこの量は、お好みで増やしてください。乾煎りすると水分が飛ぶので、炊飯時の水の量は気にしなくて大丈夫です。種類もしいたけやしめじなど、お好みのものを加えてくださいね。鮭の切り身は炊く前に小骨をしっかり取っておくと、食べやすいですよ。
ぜひご家庭で試してみてくださいね。それでは、次回もお楽しみに♪