ブームの予感♪ピスタチオ好きさん悶絶の「バクラヴァ」で味わう幸福感
世界中にファンがいる「バクラヴァ」。この度、「バクラヴァの王様」と呼ばれるトルコの老舗菓子店が日本に初出店するということでオープニングイベントにお邪魔してきました!
バクラヴァって?
「バクラヴァ」は、トルコをはじめ中東や地中海沿岸地域などで広く親しまれているスイーツ。薄いパイ生地を手作業で何十層にも重ね、砕いたピスタチオやくるみをたっぷりはさんだり巻いたりして焼き上げたところへ、甘いバターシロップをかけて仕上げたものです。
中でも1843年創業のトルコの老舗菓子店「カラキョイ・ギュルオール」のバクラヴァのおいしさは一度食べると忘れられないほどで、最高品質の材料で作られる上品な味わいから「バクラヴァの王様」と呼ばれているそう。オスマン帝国時代から続く伝統の味に魅了され、イスタンブールに構える店舗には1日に9,000 人もの人が訪れるとか。
ナーディル・ギュル氏直伝「バクラヴァの楽しみ方」
その「カラキョイ・ギュルオール」の海外進出ブランド「ナーディル・ギュル」が、アジア最初の出店先に選んだのは、うれしいことにこの日本!
東京「松屋銀座」でのオープンに先駆けて駐日トルコ共和国大使館の大使公邸で開かれたイベントでは、今回のために来日した職人さんによるバクラヴァ作りや、創業家5代目で「ナーディル・ギュル」の会長、ナーディル・ギュルさんご本人による「バクラヴァの楽しみ方」のデモンストレーションが行われました。
▼オーブンから出したてのパイにシロップをたっぷりと注いで染み込ませてから、表面にポタポタと少しずつシロップを垂らしていきます。するとこのように美しいツヤが生まれるそう。パイの中にはピスタチオやくるみがぎっしり!
そして、ナーディル・ギュルさんが教えてくださった「バクラヴァの楽しみ方」は…
1. 水を一口飲み、口の中を潤しリフレッシュする
2. バクラヴァの上下を返し、シロップを全体になじませてから一口かじる
3. バクラヴァの豊かな味と香りを楽しみながら、10回以上噛む
▼デモンストレーション中のナーディル・ギュルさん。後ろに立っているのは「ナーディル・ギュル」が誇る、熟練の職人さんです
サクッとした食感の後、豊かな風味が一気に押し寄せる…
その後はお待ちかねの試食タイムです!
▼トルコと日本の国旗マークが入ったかわいらしい箱の中にバクラヴァが…
▼1切れのバクラヴァは二口程度で食べられるサイズですが、たっぷりのピスタチオとシロップでかなりずっしりとした重みが感じられます
今回、フーディストノート編集部から参加したスタッフも、教えていただいた通りの手順で試食しました。
水を一口飲んでから、フォークに刺したバクラヴァを上下逆さまにしてかじると、サクッとした食感とともに豊かな香りが広がります!リッチで濃厚ながらも後味が良く、口の中に甘さが残らないのは上質な材料を選び抜いている証拠ですね。一緒にいただいた紅茶との相性も抜群です。
ふと見渡すと、そこかしこにナーディル・ギュルさん直伝の食べ方にトライしている方々が…そのおいしさに、みなさん思わず笑顔!会場に温かい空気が広がっていました。
松屋銀座の地下1階の店舗にはイートインスペースも設置されていて、飲み物と一緒に楽しむこともできるそう。お店に行かれた方はぜひ、この食べ方をお試しくださいね。
来年はトルコ建国100周年!トルコのフードカルチャーにも注目を
2023年でトルコは建国100周年。続く2024年は、トルコと日本が外交関係を樹立して100年の記念の年です。
トルコの朝食に欠かせないというクリーム「カイマック」や、なすにトマトや玉ねぎなどの詰め物をして作るトルコの前菜「坊さんの気絶」など、これまでもトルコの食べ物が注目を浴びることは多々ありましたが、今回ご紹介した「バクラヴァ」も間違いなく要チェックですよ!
定休日:松屋銀座店に準ずる
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ナーディル・ギュル ジャパン オンラインストア
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