意外と洋風も合う!「里芋アラビアータ」
こんにちは、国際薬膳師の麻木久仁子です。季節や体質、体調に合ったものを食べるという伝統的な東洋医学の考え方に基づいて、簡単で健康的なレシピをご紹介します。
今回の食材は「里芋」。薬膳では「体の中の水の流れが滞ることにより生じた様々な塊をほぐす」とされています。消化不良や便秘にも良い食材です。里芋というとしょうゆ味の煮ころがしにすることが多いですが、トマトとオリーブオイルも意外に合うんです。体を温める唐辛子もプラスして「アラビアータ」に仕上げます。旬の里芋を楽しんでください。
洋風も意外と合う!「里芋アラビアータ」 レシピ
調理時間
15分
分量
2~3人分
材料
里芋…250g
にんにく…2かけ
玉ねぎ…50g
唐辛子…2本
オリーブオイル…大さじ2
あさり水煮缶…小1個(85g)
トマト缶…1/2缶(200g)
コンソメ顆粒…小さじ1/2
砂糖…小さじ1/2
塩…適量
イタリアンパセリ…適量(パセリでもよい)
作り方
1. 玉ねぎとにんにくはみじん切りにする。唐辛子は種をとる。里芋はよく洗い、水気がついたまま耐熱皿に入れてふんわりとラップをする。電子レンジ(600W)で3分、裏返して2分、竹串がすっと通るまで加熱する。
※里芋の大きさや電子レンジの種類によって加熱時間は変わります。様子を見て足りなければ加熱時間を増やしてください
2. フライパンにオリーブオイル、にんにく、唐辛子を入れて香りが立つまで弱火で熱する。
3. 玉ねぎを加え、透き通るまでじっくりと熱する。
4. あさり水煮缶とトマト缶、コンソメ顆粒、砂糖を加えて中火にし、ひと煮立ちさせる。
5. 里芋を加えて強めの中火にし、とろりとからむまで煮詰める。味を見て、塩でととのえる。
6. 器に盛り、イタリアンパセリをあしらう。
調理のポイント
唐辛子とにんにくの量は、お好みで調整してください。旨味を加える食材として、あさり水煮缶の代わりにベーコンやアンチョビなどを使ってもおいしいですよ。その場合は煮込む時に少し水を加えてください。
ぜひご家庭で試してみてくださいね。それでは、次回もお楽しみに♪