夏休みの自由研究に!子どもと一緒にクラフトコーラを作ってみよう
理科・実験教室の講師をしていた sachi(@sachi_homemade)さんはある時、お菓子作りが科学実験に似ていることに気づきました。焼き色がついたり膨らんだり、固まったりするのはすべて化学的な原理が働いているから。お菓子に隠れている原理を理解し色や形、質感の変化を観察して作るとおいしいだけでなく、楽しさもアップするんです。今回は本書の中から大人も子どもも大好きなあのドリンクをご紹介します!ぜひご家庭で試してみてくださいね。
実験のポイント
実験をする時は必ず大人と一緒に行いましょう。特に火を使ったり刃物を使ったりする手順は大人が行います。実験としてお菓子作りをする際は、見通しを立てること、作りながら観察することが大切です。
好みの味を探求してみる?クラフトコーラを作ろう!
砂糖をカラメル化させて、茶色い色をつけます。ハーブやスパイスを組み合わせて好みの味を探してみましょう。飲むときは水や炭酸水で3~4倍に薄めてください。
使う道具
包丁、まな板
小皿
小鍋
計量カップ
ゴムベラ
シノワなどこし器
ボウル
300mlほどの保存容器
材料(約250ml分)
A グラニュー糖…50g
A 水…30g(大さじ2)
水…200g
グラニュー糖…150g
カルダモン(ホール)…2g
クローヴ(ホール)…2g
レモン(果肉)…1個分
バニラビーンズ…1/2本
コーラナッツ(フレーク状)…8g
しょうが…12g
シナモンスティック…1本
レモン(果皮・3cm角)…2枚
作り方
・・・・・
スパイスやハーブ、フルーツなどを活用して自宅でコーラが作れちゃうなんて、驚きですよね!本書ではその他にもラムネや琥珀糖、メレンゲ、シュークリームなど実験しながらおいしく作れるお菓子を多数紹介しています。
熊本大学理学部物質化学科を首席で卒業。民間の教育機関で働き、子ども向けに理科・実験教室の講師を務める。一児の母となった後、お菓子作りが化学と似ていることに気づき、お菓子作りにのめり込む。WEBサイトでコラム執筆やレシピ提供を行う。2022年製菓専門学校卒業見込み。
<Instagram>
sachi(@sachi_homemade)
写真撮影:安井真喜子
協力・画像提供:翔泳社