おせちに飽きたら!あっさりおいしい「鶏ささみの鍋焼きうどん」
こんにちは、筋肉料理人です!
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願います。
今日は1月3日。そろそろおせち料理にも飽きてきた頃だと思います。
ごちそう攻めの後はあっさりした料理が食べたくなるし、おせちは作り置きされていることが多いので、その後には温かい料理が食べたくなります。
そんな気分の時に、あっさりめで体が芯から温まる鍋焼きうどんはいかがしょう。
鶏ささみを水晶鶏にして、あっさりおいしく作ります。
水晶鶏とは?
鶏ささみは脂のほとんどないヘルシーな部位ですが、脂がないがゆえに加熱すると固くなり、パサパサとした食感になりがちです。
これを防ぐのに和食の手法が使えます。
和食には吸い物の椀種に鶏ささみを使う事があって、削ぎ切りにし、片栗粉をまぶして叩いて吸い地に入れます。すると、鶏ささみに付けた片栗粉が透明の膜になって保水し、つるつる食感の水晶鶏になるのです。
これを鍋焼きうどんの具にするとおいしいです!
あっさりおいしい「鶏ささみの鍋焼きうどん」
材料1人分
鶏ささみ…1本
卵…1個
冷凍うどん…1玉
長ねぎの緑と白の部分…各5cmくらい
生しいたけ…1本
油揚げ…1/2枚
かまぼこ…適量
出汁パック…1
しょうゆ…大さじ1と1/3
みりん…小さじ2
日本酒…大さじ1
片栗粉…小さじ1/2
塩…適量
七味唐辛子…適宜
水…450ml
作り方
1. 長ねぎは白い部分を斜め5mm幅くらいに切り、緑の部分はごく薄く切ります。生しいたけは軸を切り取って薄く切ります。油揚げとかまぼこは5mmくらいの幅に切りましょう。
※生しいたけの軸は刻んで冷凍しておき、チャーハンに混ぜるといいです。油揚げは油抜きしなくても大丈夫です
2. 鶏ささみは5mmくらいの厚みの削ぎ切りにします。塩をほんの少しふり、片栗粉をまぶします。まな板に広げ、すりこぎ等で軽く叩きます。
※軽く叩くことで筋きりになり、片栗粉が揉みこまれます。塩をするのは旨味を感じやすくするためです
3. 土鍋または鍋焼き用の鍋に水450mlと出汁パックを入れます。火にかけて4~5分、軽く煮立つ火加減で出汁を取ったら、出汁パックを取り出します。
4. しょうゆ、みりん、日本酒を加えたら強火にかけて冷凍うどんを入れ、フタをして煮立たせます。
5. 煮立ったら下処理をした鶏ささみを入れます。
6. 鶏ささみの色が変わったら、生しいたけ、長ねぎの白い部分、油揚げ、かまぼこを入れます。中央に卵を落とし、3分程煮込んだら長ねぎの青い部分を加え、お好みで七味唐辛子を振ります。
あっさりおいしい「鶏ささみの鍋焼きうどん」の完成です!
水晶鶏にした鶏ささみはつるりとした舌ざわりで、噛むとジューシーで旨味があり、出汁が効いたうどん汁が絡んでおいしいです。
具沢山なので具の旨味もうどん汁に溶け込んでいて、鍋焼きうどんならではのおいしさになっています。
そして、鍋焼きうどんは熱々なのがいいですね。寒いのに食べすすむうちに体が熱くなって、上着を脱いでシャツ1枚になって食べてました…。
鶏肉はもも肉だともっと旨味が出ますが、鶏ささみの水晶鶏はあっさりしていて、疲れた胃にも優しいです。おせちに飽きたら、鶏ささみの鍋焼きうどんをお試しください。