さつまいものフィリングがおいしい♪「スイートポテトクラウンブレッド」
みなさんこんにちは、あいりおーです。
秋を感じる前にあっという間に冬が来てしまった気がしますが、今日は秋にぴったりなパンのご紹介です。
秋と言えばさつまいも。それを甘く煮てふわふわパンで包んで焼き上げました。秋でも冬でもさつまいもはおいしいのでご紹介しちゃいます。
かわいいミニサイズの王冠型がこのレシピのおすすめポイントです。それではレシピをご紹介します!
「スイートポテトクラウンブレッド」レシピ
材料(6個分)
パン生地
a強力粉…130g
a砂糖…15g
a塩…2.3g(小数点が量れない場合は2gでもOKです。その場合は無塩バターを有塩バターにするといいです)
aインスタントドライイースト…2g
b牛乳…100g
c無塩バター…20g
d底に敷く有塩バター…2g×6個分
フィリング
・さつまいも…正味100g
・砂糖…20~30g
※甘いのがお好みの方は30gで、あっさりがお好みの場合は20g
・水…さつまいもがかぶるくらい(100g程度)
・塩…少々
・有塩バター…5g
※あればクチナシを入れて一緒に煮ると黄色が鮮やかになります
仕上げ
・全卵…小さじ1
・水…小さじ1/2
※使う前に合わせておきます
下準備
・さつまいもを皮ごとよく洗い、8㎜角程度にカットし、水に5分ほどさらしてから水気を切る。鍋にバター以外の全てのフィリングの材料を入れ中火でさつまいもがやわらかくなるまで煮る。汁気が残っていたら汁気を飛ばし、最後にバターを加えて冷ましておく。
・マフィン型に柔やわらかくした無塩バターを塗って、底に2g程度のバターを敷いておく。
※底生地にバターが染みておいしいです
・aの粉類をパンケースに入れて混ぜておく。
※手ごねの場合はaの材料をボウルに入れて混ぜておきます
・bの牛乳は機械ごねの場合は20~24℃くらいに、手ごねの場合は人肌に温めておく
※秋~冬を想定しています
・cの無塩バターは室温に戻しておく
・オーブンは焼成前に200℃に予熱しておく(実際は190℃で焼成)
作り方
こね~1次発酵
1. バター以外のパン生地の材料をホームベーカリーやこね機にセットし、スイッチオン。
2. 10分後バターを入れ、さらに10分こねる。
3. こねあがったらボウルに入れてラップをふんわりかぶせて30℃に設定したオーブンや発酵器で生地が2倍~2.5倍になるまで1次発酵する。
※ホームベーカリーがない方はこちらの手ごねを参照してくださいね。→★
分割~成形
1. 1次発酵が終了した生地を6分割し、ガス抜きをして細長く丸め直し、生地を15分ほど休ませる。
2. 休ませた生地を縦6×横12㎝程度にめん棒で伸ばす。ピザカッターで2㎝間隔で切込みを入れる。
※きれいな王冠にするためにできるだけ長方形を意識してください。ここで楕円になると生地の厚みにばらつきが出て端が細く、中心が太くなり型に入れた時に高さが不揃いになります
※切込みを入れる際、端まで切らないように注意してください
3. 2の生地の上にさつまいもを1/6量のせる。
4. さつまいもを包みこむように生地を綴じる。
5. 綴じ目を下に向けるとこのような切込みが入った1本の生地ができます。
6. 5を丸くなるようにカーブさせる。この形をもっと中心がくっつくようにして、準備したマフィン型に入れる。
2次発酵
マフィン型に成形した生地を入れたら35℃に設定したオーブンや発酵器で一回り大きくなるまで2次発酵させる。
予熱時間になったら部屋の暖かいところに移し、2次発酵の続きをする。移したあとは乾燥しないようにポリ袋のシートをかぶせておく。
ひとまわり大きくなったら刷毛で仕上げの卵液を塗る。
焼成
200℃で予熱したオーブンを190℃に下げて10分程度焼成する。焼けたら型から取り出しケーキクーラーの上で粗熱を取る。
マフィン型に入れて焼くことで形がそろい、飛び出た部分が王冠に見えてかわいいパンに焼き上がります。
ふわふわパン生地と甘いさつまいも、底が有塩バターで焼けていてとってもおいしいです。ちょっとカロリー増し増しですが、小ぶりなので罪悪感も小さめです(笑)
さつまいもは思い切って30gの砂糖で煮ると甘納豆や栗渋皮煮のような感じで、20gだと素朴な優しい味わいです。
お好みに合わせて調整してくださいね。