ほっこりおいしい「ほうじ茶とかのこ豆のブール」
みなさんこんにちは、あいりおーです。
秋も深まりすっかり朝晩は肌寒くなりましたね。
寒くなると熱いお茶と甘いもの組み合わせがおいしく感じますよね。
そんな季節に、ほうじ茶とかのこ豆(甘納豆でもOK)を使ったパンをご紹介します。
ほうじ茶の香りがふわっと漂い、ところどころにあるかのこ豆の甘さがとってもおいしいパンです。
ほうじ茶が違うと味わいや仕上がりが違ってくるので、今回はどなたでも手軽に買える伊藤園さんのオレンジのパッケージのほうじ茶ティーパックを使いました。
茶葉が細かくてそのままパン生地に入れることができます。
かのこ豆はcottaさんで購入しましたが、小粒めな甘納豆を買うのでもOKです。
ブール=フランス語でボールという意味があり、一般的には丸い形をしたフランスパンのことを言いますが、ここでは形だけブールということで。
それではレシピをご紹介します。
ほっこりおいしい「ほうじ茶とかのこ豆のブール」レシピ
材料(2個分)
パン生地
a強力粉…200g
aほうじ茶…4g(ティーパック2パック)
aブラウンシュガー…24g(なければ普通の上白糖でOK)
a塩…3.6g
aインスタントドライイースト…3g
b牛乳…80g
b水…65g
c無塩バター…20g
フィリング
・かのこ豆…120g(パン1つにつき60g)
下準備
・aの粉類はホームベーカリーの場合はパンケースに、手ごねの場合は同じボウルに入れて混ぜ合わせておく
・bの水と牛乳は合わせておく。ホームベーカリーの場合は夏は10℃くらい、冬は人肌に温める。手ごねの場合は夏は20℃程度に、冬は人肌に
・cの無塩バターを室温に出しておく
・オーブンは焼成10~15分前には210℃で予熱を開始する
作り方
こね~1次発酵
1. バター以外のパン生地の材料をホームベーカリーやこね機にセットし、スイッチオン。
2. 10分後バターを入れ、さらに10分こねる。
3. こねあがったらボウルに入れてラップをふんわりかぶせて30℃に設定したオーブンや発酵器で生地が2倍~2.5倍になるまで1次発酵する。
※ホームベーカリーやこね機を持ってない方は、こちらの手ごねを参照してくださいね。→ ★
分割~成形
1. 1次発酵が終了した生地をパンマットに取り出し、手で軽く押さえてガス抜きをし、2分割にしてかのこ豆を2/3程度のせる。
2. 中心に向かって上下の生地を折り、その都度手で軽く押さえ密着させる。
3. 折りたたんだ上に残りのかのこ豆をのせる。
4. 左右を中心に向かって折る。
5. 4を下に向けて両手をパン生地に添えて自分のおなかの方へ引き寄せる。90度向きを変えてまた手前に引き寄せ、引き丸めをする。
6. 同様にもう1つもかのこ豆を生地に混ぜこみながら丸く成形する。
2次発酵
1. オーブンシートを敷いた天板に成形した生地をのせ、35℃に設定したオーブンや発酵器で一回り大きくなるまで2次発酵させる。
※この時、生地が乾燥しないように天板の下にお湯を入れたトレーを一緒にオーブンに入れたり、庫内に霧吹きをかけて湿度を保ったりして発酵します
2. 予熱時間になったら部屋の暖かいところに移し、2次発酵の続きをする。移したあとは乾燥しないようにポリ袋のシートをかぶせて乾燥させないように気をつける。
※予熱時はキッチンポリ袋を開いてふわっとかけるとラップをかぶせるよりもパン生地にくっつきにくくおすすめです。ベンチタイムなどもこの袋が便利です。濡れた布巾よりも常に清潔に使えます
仕上げ
1. 2次発酵が終わった生地に分量外の強力粉を振って、パン生地を反対側の手で支えながらクープナイフで一気にクープを入れる。
2~3. もう1本のクープは中心から外側に向かって一気にクープナイフを引く。
※1本目よりも入れにくいので、中心の位置に薄くでもクープが入れば、今度は反対側から薄く引けたクープに向かってつながるようにクープを入れるといれやすいです
4. 均一な深さになるように意識してクープを入れる。
焼成
210℃に予熱したオーブンを200℃に下げて13~14分ほど焼成する。
焼きあがったらケーキクーラーの上で粗熱を取る。
※有塩バターを置いて焼成すると塩味も加わりおいしくなるのと、クープが開きやすいです
トーストするならスライスがおすすめ、ふわふわを楽しむなら十字に4等分と切り方で食感の楽しみ方も変わってきますよ。
良かったらお試しくださいね。