「にんにく」は冷凍してもよい?「新にんにく」って?アレコレを八百屋が直伝
こんにちは。
スーパーの青果部歴15年の青髪のテツです。
今回は「にんにく」についてご紹介していきます。
にんにくは年中お店に並んでいるので、いつが旬かわからない方も多いかなと思いますが、国産のにんにくはこれからの季節(6月頃から)が旬です。
それでは、まずは鮮度がよくおいしいにんにくの選び方からご紹介していきます。
おいしいにんにくの選び方

鮮度がよくおいしいにんにくの選び方をご紹介します。
鮮度のよいにんにくを見分けるには、以下のポイントをチェックしてくださいね。
・全体がふっくらとしていて丸みがあり、重みがあるもの
・皮が白く乾燥しており、固く締まっているもの
・根や芽が出ていないもの
それぞれ詳しくご紹介していきます。
全体がふっくらとしていて丸みがあり、重みがあるもの

手にとったときに、見た目以上にずっしりと重みを感じるものは、水分が保たれていて中身が詰まっている証拠です。
逆に、軽さを感じるものは乾燥がすすんで、中身がしなびている可能性があります。
皮が白く乾燥しており、固く締まっているもの

また、全体を軽く触ってみて、フカフカせずに固く締まっているものを選びましょう。
根や芽が出ていないもの
それから、お尻や頭から根や芽が出始めているものは、栄養がそちらに取られて味が落ちているため、避けるとよいですよ。
にんにくの保存方法
ここからはにんにくの保存方法についてご紹介していきます。
冷蔵保存の場合

- 乾燥を防ぐために1片ずつラップで包みます(使いかけのにんにくや、1片ずつに分けたものも同様です)。
- ポリ袋や密閉容器に入れて、しっかりと口を閉じます。
にんにくは湿気に弱いので、必ずラップやペーパータオルなどで包んで保存しましょう。
また、にんにくはチルドルームでの保存がおすすめです。野菜室はにんにくにとって温度が高めのため、傷みやすくなってしまいます。にんにくの適温は-1〜0℃とされているので、スペースに余裕があればチルドルームで保存しましょう。チルドルームがない場合でも、一般的な冷蔵室のほうが野菜室より長持ちします。
冷蔵保存したにんにくの保存期間の目安は2週間〜1か月程度です。ただし、保存期間はあくまで目安。野菜は収穫後も生きているため、状態によって傷むスピードは異なります。また、水溶性の栄養素は時間の経過とともに失われていくため、できるだけ早めに食べ切るのがおすすめです。
冷凍保存の場合
にんにくは冷凍保存も可能です。以下の方法で保存しましょう。

1. 皮をむいて、使いやすいように「まるごと」「薄切り」「みじん切り」など用途に合わせてカットします。

2. 1回分ずつ小分けにしてラップに包むか、冷凍用保存袋に平らにして入れ、空気を抜いて冷凍します。
冷凍したにんにくの保存期間はおよそ1か月です。
冷凍したにんにくを料理に使う場合は必ず凍ったまま加熱調理してください。自然解凍してしまうと、食感が大きく変わってしまい食味が悪くなります。炒め物やスープにするとおいしくいただけますよ。
にんにくの豆知識
にんにくの豆知識をご紹介します。
にんにくの強烈な香りや、元気のもととして知られる成分「アリシン」は、じつは最初からにんにくの中に存在しているわけではありません。にんにくを切ったりつぶしたりして細胞が壊れることで、初めて生成される成分です。
そのため、にんにくを細かくきざんだり、すりおろしたりした後に10分ほど室温で放置すると、酵素が働いてアリシンがしっかりと生成され、その効果を最大限に高めることができます。
さらに、このアリシンは豚肉などに豊富に含まれるビタミンB1と結合すると、吸収率が大幅にアップします。スタミナをつけたいときは、ぜひ豚肉とにんにくを細かくきざんで合わせて調理してみてください。
最近の野菜トピック
最近、スーパーの売場では、この時期ならではの「新にんにく」が並び始めています。通常出回っている乾燥にんにくとは違い、収穫してすぐに出荷されるため、水分が非常に多くてみずみずしく、香りがとてもフレッシュです。
この時期しか味わえない初夏の味覚ですので、もし見かけたらぜひ手に取って、その豊かな香りを楽しんでみてください。
また次回の連載で!最後まで読んでいただきありがとうございました。

