史上最速!週末1時間で1週間分のお弁当おかずを作る方法とは?
1時間でおかずがたくさん作れる秘密は同時調理。電子レンジやトースターで加熱している時間を利用して、フライパンで1品作ったり、卵をゆでている時間に肉の下ごしらえをしたり…。工程も省ける手間は全部カットします。お弁当を用意する朝は電子レンジで再加熱してお弁当箱に詰めるだけ!悩む時間もなくなり心地よい朝が迎えられますよ。今回は時短調理のコツやお弁当箱に詰める時のルール、おすすめのお弁当おかずをご紹介します。たっきーママさんのスゴ技、ぜひ参考にしてみてくださいね。
作りおきおかず調理のルールと時短調理のコツ
1)しっかりと火を通す
食中毒を引き起こす菌を死滅させるため、中までしっかり加熱するのが鉄則です。大半の菌は75℃で1分以上加熱すればOK!卵も半熟はNGで、しっかり加熱します。
※加熱をすれば全ての菌が死滅するというわけではありませんのでご注意ください
2)抗菌作用を期待できる食材を組み合わせる
雑菌の繁殖を抑える効果が期待できる調味料や食材を使い、保存性を高めています。良く使うのは青じそ、みそ、梅干し、しょうが、にんにく、ゆずこしょうです。
3)味付けは濃いめに
砂糖、塩、しょうゆ、みりん、酢にも雑菌の繁殖を抑える効果が期待できるので普段より多めに使用。冷めると味が薄いと感じるので、お弁当の味付けは濃い方が◎
4)メインおかずを作ってからサブおかずを作る
メインとサブの調理を分けると、同時調理に慣れていない人でも混乱せず、落ち着いて料理できますよ。
5)調理道具を減らし洗い物を少なくする
食品トレーやポリ袋を使って調味すると洗い物が減ります。また、フライパンや鍋は、ひどい汚れでない限りはペーパータオルで拭いて使い回しを。洗い物の手間が省けます。
お弁当箱に詰める時のルール
たっぷりのねぎでご飯が進む!トースターねぎ塩チキン
【冷蔵:5日、調理時間:18分、調理道具:トースター、再加熱:2分】
材料(2人分)
鶏もも肉…1枚(250g)
塩、こしょう…適量
A 長ねぎ(みじん切り)…10cm
A ごま油…大さじ2
A レモン汁…小さじ1
A 顆粒鶏ガラスープの素…小さじ1/2
A 粗びき黒こしょう…適量
作り方
1、鶏肉はペーパータオルで水分を拭き取り、塩、こしょうをふる。
2、アルミ箔を敷いた天板に1をのせて、トースターで焼き色がつくまで13分ほど焼く。
3、混ぜ合わせたAをまわしかけ、さらに2~3分焼く。
4、お弁当箱に詰める前に食べやすい大きさに切り分ける。
<ポイント>
お肉に塩で下味をつけたらすぐに焼いてください。放置すると水分とうまみが流れ出たり、パサついたり、かたくなる原因に
濃厚な味でサラダとの相性抜群!ツナ卵
【冷蔵:3日、調理時間28分、調理道具:鍋、トースター、再加熱:1分】
材料(2人分)
ゆで卵(9分ゆでたもの)…2個
ツナ缶(オイル漬け)…大さじ1
マヨネーズ…大さじ1
A 塩、粗びき黒こしょう、ドライパセリ…各適量
作り方
1、ゆで卵は縦半分に切り、黄身を取り出してボウルに入れ、スプーンなどで黄身を崩す。オイルごとのツナとマヨネーズを加えて混ぜ、白身のくぼみに戻す。スプーンなどでギュッと押さえて形を整える。
2、アルミ箔をのせた天板に1をのせ、トースターで5分ほど焼き、Aをふる。
<ポイント>
ゆで卵はお弁当に向くよう、かために9分ゆでています
お弁当の彩りにも最適!ミニトマトとスナップえんどうの塩蒸し
【冷蔵:5日、調理時間:4分、調理道具:レンジ、再加熱:1分】
材料(2人分)
A ミニトマト…6個(120g)
A スナップえんどう(筋を取る)…8本(40g)
B ごま油…大さじ1
B 顆粒鶏ガラスープの素…小さじ1/2
B 塩…ひとつまみ
B 粗びき黒こしょう…適量
作り方
1、耐熱保存容器にAを入れてBをまわしかける。
2、ふんわりラップをかけてレンジで2分加熱する。(汁気をきってお弁当箱に詰める)
いかがでしたか。どれもとっても簡単ですぐにトライできるものばかり。これなら毎日のお弁当作りの負担が軽くなり無理なく続けられそうですね!本書ではこのほかにも1時間に15品作るためのタイムテーブルや、1週間分のメイン・サブおかずの作りおきとそのお弁当例などわかりやすく掲載されていますのでぜひチェックしてみてくださいね♪
協力・画像提供:扶桑社