「パン粉」を長持ちさせるには?余った時は?今さら聞けない「パン粉」基本のき

「パン粉」を長持ちさせるには?余った時は?今さら聞けない「パン粉」基本のき
揚げ物の衣やハンバーグのつなぎに欠かせないパン粉。まだ残っていたはず、と袋を開けるとカビが…。ということにならないよう、今回は、パン粉を長持ちさせるコツについてご紹介します。残ったパン粉を使い切るアレンジレシピも合わせてピックアップしましたよ♪
Kayoko*
Kayoko*
2020/05/15
2022/09/22
view

一度封を開けた乾燥パン粉、どうすればいい?

乾燥パン粉は未開封なら常温で保存できます。ただし、湿気を吸収するとカビが発生しやすいため、高温多湿や直射日光の当たる場所での保存は避けましょう。また、虫が侵入することもあるので、缶などの密閉容器に入れておくのがおすすめ。

開封した場合は、湿気と食材のにおい移りを防ぐために、密閉袋へ入れて冷蔵庫で保存しましょう。未開封でも冷蔵庫に保存しておくと安心です。

もし、冷蔵庫で長期保存する場合は、湿気を吸ってカビが発生する可能性もあるので、冷凍保存がおすすめです。水分が少ないため冷凍しても塊になりにくく、解凍しなくてもそのまま利用できます。

また、一度バットやお皿に出したパン粉を袋に戻して保存するのはNG。使い切れる分だけ袋から出すようにしましょう。

捨てないで!余った乾燥パン粉の活用レシピ4選

賞味期限が迫った乾燥パン粉があるからといって、急に揚げ物をするのは時間的にもなかなか難しいですよね。ここでは、フーディストさんたちのアイデアが光る、余ったパン粉の活用レシピをご紹介します!

【卵焼き】

パン粉に出汁をしっかり含ませてから作るので、冷めてもふっくら&ジューシーな仕上がり。調味料はめんつゆだけなので、かんたんです。

レシピをチェック!>>

【トースト】

食パンの上にツナマヨをのせ、パン粉をかけてトーストに。揚げパンのようなサクサク食感を楽しめます。揚げていないので、油っぽくならないのがうれしいですね。

レシピをチェック!>>

【チョコクランチ】

パン粉と板チョコだけで作る超簡単クランチ。チョコをレンジで溶かしてパン粉を加えて混ぜた後、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。

レシピをチェック!>>

【生チョコケーキ】

表面はサクサク、中はしっとりのパン粉を使った生チョコケーキ。材料を混ぜて焼くだけなので、お手軽です。焼きたてでも冷やしてもおいしくいただけますよ。

レシピをチェック!>>

生パン粉との違いって?

パン粉は、含まれる水分量によって「乾燥パン粉」と「生パン粉」に大別されます。JAS規格によれば、乾燥パン粉は水分量が14%以下、生パン粉は乾燥しないものと定義されています。

ご家庭でよく使われるのは、リーズナブルで保存期間が長めの乾燥パン粉ですよね。揚げ物に使うと、カリッと香ばしく仕上がります。これに対し、生パン粉は柔らかくサクサクした口当たりが特徴。お店のとんかつやエビフライなどは、ボリューム感の増す生パン粉がよく使われています。

食感や保存期間など、嗜好やライフスタイルに合わせて、パン粉を使い分けてみて下さいね。ちなみに、生パン粉は常温をなるべく避け、冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。

おなじみのパン粉は、日本生まれだった!

そもそもパン粉は、ドイツ料理のウィンナーシュニツェル(子牛のカツレツ)に使われたのが始まりといわれています。ただし海外のパン粉は、ビスケットや乾パンを粉末にしたサラサラタイプで、日本で見かけるパン粉とはほぼ別物。

明治時代に西洋料理が日本にもたらされた時も、衣に使われていたのは海外のパン粉でした。ただし、それでは使い勝手がよくなかったのでしょうか。そこから日本の料理人が知恵を絞り、食パンを使って誕生させたのが日本独自のパン粉なのです。

日本でパン粉が商品化されたのは大正時代のこと。その後、食感が良いと海外でも広く使われるようになりました。実際に海外の料理番組でも、「このパン粉は日本でつくられたものです」といって、おなじみの乾燥パン粉が登場するシーンをよく見かけるほどです。

【自家製ハーブパン粉】

バジルやパセリなどのハーブやにんにく、塩などを加えたアレンジパン粉。食パンと一緒に、フードプロセッサーで撹拌すればOKです。香草フライが手軽に作れますね♪

レシピをチェック!>>

西洋から伝わったパンを使って、日本オリジナルのパン粉が生まれ、それが日本はもちろん、今や世界のキッチンで使われている…。そんなストーリーを知ると、冷蔵庫の隅でうっかり賞味期限切れにさせるなんて、もったいない話です。上手に保存し、アレンジレシピも取り入れながら、わが家のパン粉にももっと活躍してもらいましょう♪

※参考ホームページ
全国パン粉工業協同組合連合会「パン粉のおはなし」
ニチレイフーズ「米、玉ねぎ、小麦粉は“常温注意”! 梅雨入り前に食材の保存を見直そう」
旭トラストフーズ「お問い合わせ・よくある質問」
フライスター「フライとパン粉の豆知識」
フライスター「生パン粉の魅力」
酒井食品加工所「生パン粉と乾燥パン粉」
カメリア「そういえば知らない!パン粉の歴史」
共栄フード「パン粉の歴史」
農林水産省「パン粉の日本農林規格」
フライスター株式会社「楽しくパン粉を知ろう」

▼調味料や野菜、お肉にお魚…上手な選び方や保存方法、使い分けって?これまでの記事をチェック!
「今さら聞けない!調味料&食材の基本のき」

この記事のキーワード
関連記事
新着記事