忙しいときほど使いやすい、めろんぱんママさんの「家事効率化キッチン」

めろんぱんママさんの「世界一楽しいわたしの台所」
——キッチンのこだわりやお気に入りポイントを教えてください
「忙しいときでも私が最速で動けるよう、それと息子たちもキッチンに立つので、何がどこにあるか分かりやすいように、ストレスのない配置を心がけています。テーマは、簡単、安全、最速。
白を基調とした壁面のおかげで、キッチン全体が明るく開放的な雰囲気です。賃貸なのでオーダーメイドのようにはいきませんが、吊り下げ式の収納棚など、必要なものがさりげなくそろっているところも気に入っています」
「キッチンの正面に立ったときに、左を食器を洗って収納するエリア、右を調理や調味ができるエリアにしています。私も子どもたちも右利きなので、右手中心の無理のない動きができるよう、食洗機や収納かご、キッチンツールの配置を決めました。写真には写っていませんが、コンロの右側に置いてある冷蔵庫も、開けやすいように右開きのものを選んだんですよ」
キッチンに立つお子さんたちも使いやすく
——キッチンツールの収納のマイルールといえば?
「包丁やパレットナイフは、Amazonで見つけた竹製のナイフブロックに収納しています。たくさん入って出し入れしやすいので、いいものに出会えたなと思いながら毎日使っています」
「ラップやアルミホイル、クッキングシートは、横置きにした100均のA4ファイルケースに入れて、水切り棚に置いています。シート状のまな板と木製ボード(フーディストノートアンバサダーの就任記念でいただいたものです)も、取り出しやすいようにこの棚に立てて収納しています。
ラップやホイルはおしゃれなケースに入れ替えることも考えましたが、子どもたちが使うときに見た目でわかりやすいよう、そのままのパッケージで使っています」
「焼き型などお菓子作りに使うものを多くしまっている吊り戸棚でも、100均の収納アイテムを活用しています」
「吊り戸棚の下の段に入れてあるケーキクーラーは、A4のファイルケースがジャストフィット。よく使うものなので出し入れしやすいですし、立ててしまえるので空きスペースにすっきり収納できて助かっています」
——お使いの食器の収納もご紹介をお願いします
「省スペースで済むように、ニトリの白いカラーボックスをキッチンの左側に置いて、食器棚として使っています。『Nクリック ディープ ワイド4段』というアイテムで、組み立ても簡単ですし、手持ちの食器のサイズや量に合わせて棚板の枚数や高さを調整できてとっても便利ですよ。棚板の耐荷重が通常のカラーボックスの2倍あるそうなので、重たい陶器の器も安心してしまっています。
このカラーボックスをはじめ、わが家の収納用品はニトリ、無印良品、DAISO、セリアで購入したものがほとんどです」
——食器はどんなものがお好きですか?
「ワンカラーで、電子レンジにも食洗機にも対応している実用的な食器を選ぶことが多いですね。
ただ、子どもたちが小さかったころにおやつ作りを一緒に楽しんだ思い出のある食器は、今でも大切に使っています。このすいかシャーベットを入れた、すいか柄の器も思い出深い食器の1つです。特別高価なものではない、むしろ壊れやすい作りのものなんですが、10数年経った今もお世話になっています」
——調味料の収納のマイルールは?
「よく使う調味料は、作業台に置いたラックに並べています。塩と砂糖は容器に移し替えてラベルを貼り、子どもたちが見てすぐにわかるように。塩は塩田で天日乾燥したフランスの『ゲランドの塩』が定番です。
カレー作りに使うガラムマサラは、わが家にはなくてはならないスパイスです。とくに長男はカレーに必ず追いがけするほどガラムマサラを愛している(笑)ので、たっぷり使えるように大容量サイズを常備しています」
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「先日、息子たちのバースデーケーキを一緒にキッチンで作ってお祝いしたのですが、作業スペースの余裕のなさに、2人とも大きく育ってくれたんだなあと感慨深く思いました」と語る、めろんぱんママさん。お子さんたちも使いやすいように整理されたキッチンは、愛情たっぷりのレシピと、ご家族の素敵な思い出を育む、大切な場所なんですね。
(記事中キッチン撮影/めろんぱんママさん)

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