ひんやり飲みやすい!火を使わず調理もらくらく「冷たいみそ汁」

夏こそ飲みたいみそ汁
食欲が落ちてしまいがちな夏こそ、手軽に栄養補給ができるみそ汁がおすすめです。たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれているみそとともに、野菜も一緒に食べられて栄養も満点。汗で失われた塩分の補給にも役立ちます。
みそ汁を作るとき、みそは火を止めてから最後に入れますよね。風味よく仕上げるとともに、みそに含まれている乳酸菌や酵母が加熱することによって死滅しないようにするためでもあります。冷水で作る冷たいみそ汁も、熱を加えずにすむので乳酸菌や酵母を生きたまま取り入れることができますよ♪
みそ汁は冷やしても意外においしい!
みそ汁といえば、温かいものというイメージがあるかもしれません。でも、冷やしみそ汁で夏をのり切っている方も少なくないようです。お椀にみそや顆粒だしを直接入れて作れるという手軽さも、人気の秘密。暑い中に火を使わずに作れるのは助かりますね。
冷やしみそ汁の作り方
冷やしみそ汁は1人分でも手軽に作れます。お椀にお湯1/4カップを入れ、みそ大さじ1/2と和風顆粒だし小さじ1/3を溶いたら、氷水1/4カップを加えてお好みの具材を入れるだけ。電気ケトルやポットのお湯を使えば火も使わずに作れますよ。
具材は刻みねぎや豆腐、わかめなど定番食材のほか、きゅうりやトマトなどの夏野菜も合います。加熱せずに食べられる具材を選ぶのが、手軽に作るポイントです。
宮崎県で古くから親しまれてきた冷や汁
鎌倉時代から伝わる宮崎県の郷土料理に、冷や汁という冷たいにみそ汁をかけたご飯があります。焼いたいりこやあじの干物をごまとみそとともにすり鉢ですり、香ばしく炙ってご飯にのせ、冷やしただし汁をかけていただく料理です。暑い夏にも食べやすく、栄養価も高いことから今でも受け継がれています。
手が込んでいる冷や汁は市販品に頼ればらくちん!
冷や汁を本格的に作るのは手間がかかりますが、市販品を利用するとらくちん。冷や汁の素をそのままかけるだけ、冷たい水をかけるだけ、などどれもお手軽です。お湯をわかす手間がない分、お茶漬けよりもかんたんなくらいですよ。
冷や汁はそのまま食べてもおいしいですが、きゅうりやねぎ、玉ねぎ、青じそ、しょうがのせん切りや、くずした豆腐などをのせると満足度もアップします。ご飯の代わりにそうめんや冷やしうどんを使うなど、アレンジもおすすめです。
日本海水「冷や汁の素」3食入り3セット
茅乃舎だし「冷や汁のだしとたれ」3食入り
マルヤス味噌「愛媛、宇和海の冷や汁」2袋入り(4食分)
シーズン「宮崎かつおのほぐし身入り冷や汁」3袋入り(6食分)
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冷やしみそ汁はスープジャーに入れて、持ち運ぶこともできます。暑い野外で食べるお弁当のお供にすれば、癒やしのひとときになるかもしれません。ぜひお試しください。