やわらかさの秘密はキウイフルーツ!「絶品スペアリブ」の作り方

こんにちは!フーディストノートアンバサダーのさいとうあきこです。
圧力鍋、持ってるけれど、なかなかレパートリーが増えないというお悩み解消!
圧力鍋研究家として、思わず圧力鍋が使いたくなるようなレシピをご紹介します!
骨から肉がほろりと外れるスペアリブ。
それでいて、がっつり濃厚な味わいはビールにもご飯にも合うと大人気!
以前、おもてなしで作ったら、大絶賛された自慢のレシピです♪
圧力鍋を使えば、スペアリブも時短で調理できますが、今回はさらに時短に作る方法です!
暑い季節、なるべく火をつけている時間を短くしたいと思いませんか?
いつもよりさらに時短を叶える秘密は、キウイフルーツ。
肉をやわらかくする「タンパク質分解酵素」といえば、パイナップルが有名ですが、じつはキウイフルーツにも含まれているのです。
パイナップルを1個買うと、食べきれなかったり、切ったり皮をむいたりが面倒だけど、キウイフルーツなら丸ごと使いきれて、手軽に試せるのもうれしいですよね♪
ポリ袋の中で直接キウイフルーツをつぶして、調味料を加え、スペアリブを漬け込んだら、あとは圧力鍋で煮込むだけ。洗い物が少ないのもうれしいポイントです。
前日に漬け込んでおけば、当日は煮るだけ。おもてなしにもぴったりな、濃厚&時短レシピです
ぜひお試しください!
※圧力鍋によって、加圧時間が異なるので、圧力鍋別 加圧時間の目安も後半で詳しくご紹介します!
圧力鍋で!「濃厚やわらかスペアリブ」レシピ
分量
4人分
材料
・スペアリブ…500〜600g
・キウイフルーツ …1個(100〜150g)
・白ワイン…大さじ2
・しょうゆ…大さじ3
・はちみつ…大さじ2
・にんにく…1/2かけ〜
・水…1/2カップ(100ml)
作り方
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キウイフルーツは皮をむき、一口大に切り分ける。にんにくはすりおろす。
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ポリ袋にキウイフルーツを入れ、袋の上からキウイフルーツをもんでつぶし、白ワイン・しょうゆ・はちみつ・にんにくのすりおろしを加えて混ぜる。
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スペアリブを加えて、調味液をからめ(骨でポリ袋が破れないように注意してください)、空気を抜いて袋の口をとじ、冷蔵庫で1時間以上漬ける(一晩置いてもOK)。
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圧力鍋にスペアリブを漬け汁ごと入れ、水を加えてふたを閉める。
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沸騰して圧力がかかったら、5〜10分加圧調理する。
※圧力鍋によって加圧時間が異なります。加圧時間の目安は下に記載しています -
そのまま圧力が下がるまで置き、圧力が下がったら、ふたを開ける。
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中強火にかけて、煮汁をからめながら水分がが少なくなるまで煮詰める。
作り方は、動画でもご覧いただけます(この記事の一番下にあります)
ポイント
・漬け込むところまで仕込んでおけば、あとは圧力鍋1台で煮込み〜煮詰めるまで完結します。
・煮汁を煮詰めると、透明な脂が上に浮いてきます。この脂を取り除くと見た目よりもさっぱりと食べられます。
一度冷やすと、上に脂が固まるので取りやすいですよ!
・圧力鍋×キウイフルーツの酵素の力で、時間のかかるスペアリブも短時間でやわらかく仕上がります。
・豚肉に含まれるビタミンB1は、にんにくのアリシンと組み合わせることで吸収率が上がり、夏バテ対策にもピッタリ!
圧力鍋ごとの加圧時間の目安
圧力鍋によって、「加圧時間」が異なります。お使いの圧力鍋に合わせて、以下の時間を目安にしてください。
◎加圧時間5分
・アサヒ軽金属「ゼロ活力なべ(赤オモリ)」「パスカル」
・ワンダーシェフ140kPaの圧力鍋(超高圧)シリーズ
・鋳物屋(ヘイワ)圧力鍋
・ハイプレッシャークッカー(マイヤー)
※目安として130kPa以上の圧力鍋
◎加圧時間8分
・フィスラー(高圧・超高圧)
・WMF(高圧)
・パール金属(100kpa)
・ティファール(85kpa以上)
※目安として85〜130kPa 未満の圧力鍋
◎加圧時間10分
・ティファール クリプソシリーズ
・その他80kpa以下の圧力鍋
・各種電気圧力鍋
※目安として80kPa 未満の圧力鍋
どの圧力鍋も、圧力が下がるまで自然減圧を基本としています。圧力鍋の取り扱いは、必ず取扱説明書をご確認ください。
作り方は動画でもご覧になれます
ぜひお試しくださいね!

圧力鍋研究家。「うちごはんラボ」主宰。調理器具メーカーでの経験を活かし、圧力鍋のお料理教室圧力鍋を使った時短、簡単なのに本格的なレシピを多く手がけ、NHK「あさイチ」の圧力鍋特集でも話題に。
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