二度おいしい!「赤しそジュース&しそひじきふりかけ」の作り方

こんにちは!フーディストノートアンバサダーのさいとうあきこです。
圧力鍋、持ってるけれど、なかなかレパートリーが増えないというお悩み解消
圧力鍋研究家として、思わず圧力鍋が使いたくなるようなレシピをご紹介します!
といいつつ、今回は圧力鍋の出番はちょっと少なめ。圧力鍋がなくても作れます。
梅干し作りに合わせて、1年のうちで今の時期だけ登場する「赤しそ」
梅干しの色付け使ったり、赤しそジュースも人気ですね。
赤しそジュースを作った後の赤しそは、どう活用していますか?
乾燥させて、塩と合わせて「ゆかり」風のふりかけにするのはよく聞くのですが、
乾燥させるのって、面倒に感じませんか?
(そもそも梅雨時って、乾燥しにくいし…)
でも、結構大量に出る、いわば「しぼりかす」(かすって言ってごめんなさい)を、「しそひじきふりかけ」に変身させて、無駄なくおいしくいただきましょう!
以前ブログでご紹介したところ、「あの高級ふりかけの味がこんなに手軽にできるなんて!」と大人気。
ということで、今回は「赤しそジュース」&「しそひじきふりかけ」のレシピをご紹介します。
圧力鍋で!「赤しそジュース」レシピ
材料(約1000ml分)
赤しそ…1袋(約350g)→ 葉だけを取ると、約200〜300g
水 …1000ml
砂糖…300g
米酢…200ml
作り方
- 赤しそは葉だけを取り、綺麗に水洗いする。
-
圧力鍋に水と赤しその葉を入れて、ふたを閉める。
-
火にかけて、沸騰して圧力がかかったら、すぐに火を止めて急冷する。
※普通のお鍋で作る場合は、コトコトと10〜15分ほど煮出してください -
急冷して圧力が下がったら、ふたを開けて、ざるで煮汁をこす。ざるの上から葉を押さえて、水気をしっかりとしぼる。
-
煮汁を鍋に入れ、砂糖を加えて火にかけ、砂糖が溶けたら、米酢を加えて10分ほど煮立てる。
- 火を止めて冷まし、綺麗な瓶などに入れて、冷蔵庫で保存する。
ポイント
- 米酢の代わりに穀物酢やリンゴ酢でも作れます。酢を入れることで、赤しそのアントシアニンが発色して綺麗な色に変わります。
- 炭酸水や水で割っていただくほか、牛乳や豆乳で割ると、飲むヨーグルト風になっておいしいです。
しぼった後の「赤しそ」を有効活用!「しそひじきふりかけ」レシピ
材料(作りやすい分量)
赤しその葉…200g(ジュースの後の、水気を絞った後のもの)
乾燥芽ひじき…15g
米油… 小さじ1
梅干し…2個
砂糖…大さじ1
米酢…大さじ1
みりん…大さじ1
しょうゆ…大さじ3
かつおぶし…2g
白いりごま…大さじ1
作り方
- しそジュースを作った後の赤しそは、水気をしっかりとしぼり、細かく刻む。梅干しは種を取り包丁で細かく刻む。乾燥芽ひじきは10分ほど水につけて戻し、水気を切る。
- フライパンに油を熱し、ひじきを入れて、パチパチとひじきが弾けるような音がするまで3分ほど炒める。
- 刻んだ赤しそを加え、ほぐすようにしながら1分ほど炒める。
- 梅干し、砂糖、米酢を加え、混ぜながら炒める。
- みりん、しょうゆを加えて、水分がなくなるまで炒める。
- 水分がほとんどなくなったら、かつおぶしを手でもんで細かくして加える。
- さらに煮詰めて、汁気がなくなったら、いりごまを加えて火を止める。
ポイント
・梅干しの代わりに「カリカリ梅」を刻んだものを加えるとさらに市販の「あの味」に近づきます。
ジュース&ふりかけの作り方は動画でもご覧になれます
ぜひ、作ってみてくださいね!

圧力鍋研究家。「うちごはんラボ」主宰。調理器具メーカーでの経験を活かし、圧力鍋のお料理教室圧力鍋を使った時短、簡単なのに本格的なレシピを多く手がけ、NHK「あさイチ」の圧力鍋特集でも話題に。
<ブログ>
「圧力鍋で時短!簡単!うちごはん」
<Instagram>
さいとうあきこI圧力鍋研究家(@atsuryokunabe_akiko)
<X>
さいとうあきこ/圧力鍋研究家(@utigohan_labo)
<YouTube>
「圧力鍋研究家 さいとうあきこ」
※さいとうあきこさんへの取材・仕事依頼はこちら