108万人が大絶賛!失敗しないYuuさんのやわらか肉おかず
おかずじょうずになる近道は、定番メニューを極めること!そこで今回は人気の肉おかずを失敗なく、今よりもっとおいしくなるコツをご紹介します。ひと手間加えるだけで、タイムセールで買った手頃なお肉もブランド肉のような(!?)おいしさに大変身。お肉をやらわかくコツ4点も伝授しますよ。ぜひご家庭でお試しくださいね。
Yuuさんが伝授!お肉をやわらかくするコツ
【1】厚切り肉は常温に戻しておく
お肉は冷蔵庫から出したての冷たい状態だと、加熱しても中の温度が上がりきらずに生焼けになりがち。常温に戻すことでお肉の外側と内側の温度差がなくなり、中までじわじわと火が均一に通ります。常温に戻す際の目安は、お肉を触って少しだけひんやりしている状態。室温が低い冬の場合、とんかつ用のお肉なら冷蔵庫から出して15~30分おいておくとちょうどよいです。
【2】下味をつけてうまみを閉じ込める
お肉のくさみやパサつきは下味をもみ込むことで解消できます。お酒やしょうゆはくさみを取る、砂糖は肉の水分を保持する、塩をふることは肉の表面に壁を作り、うまみを逃がさないようにするなど。下味に使う調味料には味をつける目的だけでなく、おいしく仕上げるための役割があります。
【3】肉の厚みを均一にし繊維を壊す
厚いお肉は切り開いたりたたいたりして厚みを均一にしましょう。厚みがそろうことで均等に火が入りやすくなり、焼きムラができるのを防げます。お肉の筋切りや繊維を壊す下処理も忘れずに。筋や繊維が残っていると、加熱した時にお肉が縮んでかたくなります。
【4】片面をこんがりと焼きつける
お肉は焼きすぎるとかたくなるので、しっかり焼くのは片面だけでOK!その分、焼き色がつくまではしっかりと焼いてください。焼き色がつくまで加熱すると、7割ほど火が通った状態になります。予熱でも火が入るので裏返してからはたれをからめる程度の短時間の加熱で大丈夫です。
「おろし玉ねぎでやわらかしょうが焼き」レシピ
家庭料理の定番「豚のしょうが焼き」は絶対においしく作れるようになりたいメニューのひとつ。じつはひと手間で普段作るよりもおいしさがグンとアップするんです!焼くとかたくなりがちな豚ロース肉は、下味をしっかりつけてから薄力粉でコーティングすることで、水分が逃げずしっとり焼き上げることができます。
調理時間
20分(ほったらかしタイム:10分)
分量
2人分
材料
豚ロース肉(しょうが焼き用)…6~8枚(計250g)
玉ねぎ…1/2個(100g)
薄力粉…適量
米油…大さじ1/2
A しょうゆ、酒、みりん…各大さじ2
A 砂糖…小さじ1
A しょうが(すりおろす)…1かけ
キャベツ(せん切り)、トマト(くし形切り)…(好みで)各適量
切り方のコツ
作り方
6. 器に盛り、好みでキャベツやトマトを添える。
「ふっくらジューシー!照り焼きチキン」レシピ
甘辛いたれがたまらない、がっつりおかず。定番だからこそ、もっとうまく作りたいという方も多いのでは?コツはたくさんありますが、絶対に守ってほしいのは「コールドスタート」!下味がついたお肉は焦げやすいので、弱めの火加減で焼きましょう。ご飯にのせて丼にしたり、パンにはさんだりしてもおいしい!
調理時間
30分(ほったらかしタイム:10分)
分量
2人分
材料
鶏もも肉…大1枚(350g)
A しょうゆ、酒…各大さじ1/2
A しょうが(チューブ)…1~2cm
片栗粉…大さじ1/2
米油…小さじ1/2
B みりん…大さじ1と1/2
B しょうゆ、酒…各大さじ1
B 砂糖…大さじ1/2
リーフレタス、ゆで卵…(好みで)適量
<切り方のコツ>
作り方
6. 食べやすい大きさに切って器に盛り、残ったたれをかける。好みでレタスとゆで卵を添える。
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ちょっとした下処理や焼き方の工夫で定番メニューがごちそう級になりますよ。本書ではその他にも野菜がシャキッと仕上がる炒めものレシピや、味しみ最高な煮込み料理、献立に役立つ副菜バリエーションなど135品が収録されています。