「フリコ」ってどんな料理?じゃがいも、チーズで作る絶品レシピ
分量は適当でOK?イタリアのマンマの味「フリコ」
「フリコ(frico)は、北イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の郷土料理。じゃがいも、チーズで作る塩味系のトルタ(タルト)です。イタリアの “お焼き”といってもいいかもしれません。外はこんがり、中はほくほく&トロ~リの舌ざわり。チーズの風味満点で最高!よ~く冷やした白ワインやビールによく合いますし、じゃがいもとチーズでお子さんウケも抜群ですよ」とmayumiさん。
フライパンで簡単!mayumiさんの「フリコ」レシピ
「じゃがいもはスライスして炒めたり、ゆでてマッシュしてからチーズと混ぜたり、玉ねぎを入れたりと人によって多少作り方は異なりますが、基本的には家によくある材料をフライパンでじっくり焼くだけととっても簡単。じゃがいも、玉ねぎ、チーズの分量も、私もレシピでは目安としてご紹介している程度で、適当に入れてしまってOKです(笑)」と、手軽なフリコはmayumiさんのお気に入り。今回は本場のレシピを教えていただきました。
分量
直径15cm1枚分(4~5人分)
材料
じゃがいも…4~5個
玉ねぎ…1個
セミハードタイプのチーズ…200gほど
オリーブオイル…少々
塩…ひとつまみ程度
作り方
「卵や小麦粉が一切入っていないフリコは、焼いてもフリッタータ(卵焼き)のように固まってきません。おまけにチーズは熱でとろけてくるので、焼いている間はもんじゃ焼きのようなフニャッとやわらかい生地…。どうやって裏返すかがフリコ作りの一番のポイントだと思います」というmayumiさん。mayumiさんのレシピなら工程写真や気をつけたいポイントもたっぷり添えられているので、初めてのフリコ作りでも安心ですよ。
「以前Instagramでも紹介した本場のフリウリで食べフリコは、じゃがいもはマッシュポテト、玉ねぎはなしのバージョンでした。家庭料理ですので、家によって、人によって作り方が少しずつ異なるのもフリコが広く愛されている理由かもしれません」というmayumiさん。家によくある材料でできる本場イタリアの味、フリコ。さっそくおためしください!
家でできるイタリアの味!mayumiさんのじゃがいもレシピもチェック
イタリアにはフリコ以外にもじゃがいもをおいしく食べるレシピがたくさんあります!ということで、mayumiさんおすすめのじゃがいもレシピも教えていただきました。
イタリアのマンマから教えてもらった本場の作り方
玉ねぎの甘みでワインがすすむ野菜の煮込み「ミネストラ」
「イタリアの郷土料理や家庭料理は、素朴でシンプルなのになぜかおかわりしたくなる!そんな素材のおいしさを上手に引き出したものも多いです。フリコのように少ない材料でおいしくできるレシピもたくさんありますので、気軽にチャレンジしてみてくださいね」というmayumiさん。本場の味が家で楽しめるレシピが並び、年間200万人の人が訪れるmayumiさんのレシピサイト「Bacchette e Pomodoro」もお見逃しなく!
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