気分があがる!柚木さとみさんの女子キャンプごはん

気分があがる!柚木さとみさんの女子キャンプごはん
日頃から家族や知人とのキャンプを楽しんでいるという料理研究家の柚木さとみさん。手間なく簡単に作れておうちでもリピートしたくなるレシピが大好評だそう。自然の中で、のんびり話しながら料理やお酒を味わうとっておきの時間を過ごしてみませんか?
フーディストノート
フーディストノート
2023/07/15
2023/07/14
view

柚木さとみさんが提案するキャンプごはんは、スパイスやハーブを上手に活用して、肉だけでなく野菜や果物などバリエーション豊かに楽しむのが定番です。今回は著書『友だちと、空の下で、ゆるく料理を楽しむ。女子キャンプごはん』の中からキャンプごはんの準備のコツとおすすめレシピ3点をご紹介します。

キャンプごはんの準備のコツ

キャンプごはんの準備のコツ-01

鍋はひとまとめにする!

アウトドア用でなくても、軽量でコンパクトなものや重ねて収納できるものがおすすめ。気温が不安定な屋外では、鍋中の温度を上げるため、蓋もあると便利。愛用しているのは「ソト(SOTO)」の鍋、「トランギア」のラージメスティン、「バウルー」のホットサンドメーカーなど。

キャンプごはんの準備のコツ02

冷凍した食材は保冷材の代わりに!

砂抜きしたあさりを冷凍し、冷凍枝豆と一緒に運べば、保冷材の代わりにもなって傷みも防げます。

キャンプごはんの準備のコツ03

野菜は洗って刻んで持って行く!

葉野菜は洗ってペーパータオルで包み、切っても劣化しにくい玉ねぎ、パプリカ、ブロッコリーなどは切って密閉袋に入れて持って行くと便利。

塩豚のサムギョプサル風

塩豚のサムギョプサル風

材料(3~4人分)

豚バラ肉(ブロック)…500g
塩…小さじ2(肉の重量の2%)
<ねぎナムル>
A 長ねぎ(白い部分)…1本
A ごま油、酢、炒りごま…各小さじ2
A 塩、きび砂糖…各小さじ1/2
<サムジャン>
B コチュジャン、みそ…大さじ2
B ごま油…大さじ1
B 酢、炒りごま…各小さじ2
キムチ、サニーレタス、えごまの葉…各適量

<下準備>
・豚肉はペーパータオルで水気をふき、全体に塩をすり込む。空気が入らないようにラップで二重に包み、冷蔵庫で1日以上おく。
・ねぎナムルのねぎは小口切りにし、残りの調味料と和えておく。
・サムジャンの材料はすべて混ぜておく。

作り方

  1. サニーレタスとえごまの葉は洗って水気をふく。
  2. 塩豚の水気をペーパータオルでふき、56mmの厚さに切る。
  3. グリルパンを中火で熱し、2を並べる。脂が出て香ばしい焼き色がつき、カリッとするまで両面を焼いたらねぎナムル、サムジャン、キムチ、野菜とともに食べる。

芽キャベツとベーコンのパスタ

芽キャベツとベーコンのパスタ

材料(1人分)

ショートパスタ(フジッリ)…60g
芽キャベツ…4個
ベーコン(スライス)…2枚
オリーブ(ブラック)…8粒
オリーブオイル…大さじ1
塩…ひとつまみ
パルミジャーノ・レッジャーノ…適量

作り方

  1. 芽キャベツは半分に切る。ベーコンは細切りにする。
  2. メスティンまたはフライパンにオリーブオイルとベーコンを入れて中火で熱し、ベーコンから脂が出てきたら芽キャベツを加えて12分焼きつける。
  3. 水1と1/2カップ(分量外)と塩を加えて沸騰したら、ショートパスタとオリーブを加えて蓋をし、ときどき混ぜながらゆでる。
  4. 水気が足りなければ適宜足し、混ぜながら好みのゆで加減にゆでる。仕上げに好みで削ったパルミジャーノ・レッジャーノをふる。

ピーナッツスモア

ピーナッツスモア

材料(2人分)

マシュマロ…80g
ミックスナッツ(有塩)…10g
ピーナッツバター(有塩)…大さじ2
塩…少々
クラッカー…適量

作り方

  1. フライパンにオーブンシートを敷いてマシュマロを並べ、ピーナッツバターを散らしてのせる。
  2. 蓋をして中火にかけ、34分加熱する。マシュマロがふくらんでやわらかくなり、ピーナッツバターが溶けたら火を止め、砕いたナッツを散らして塩をふる。クラッカーにディップしたり、サンドして食べる。

・・・・・

キャンプもおしゃべりも楽しめるメニューが満載ですね!本書では他にも、サラダやお酒に合う前菜、カレーやガパオライスなどのごはんもの、スープなどが収録されています。ぜひチェックしてみてくださいね。

 

表紙
『友だちと、空の下で、ゆるく料理を楽しむ。女子キャンプごはん』
柚木さとみ(著)

ソロキャンをはじめ家族や友人とのグループなど老若男女が楽しめる料理を集めたキャンプレシピ集。スパイスやハーブを使った多彩な味付けに、野菜や果物もバリエ豊かに、温かいスープにパスタやリゾットなど。ひと手間かかりそうだけど、実は簡単なレシピで、キャンプの下準備、パッキング、調理料の準備などを紹介します。

柚木さとみさん
柚木さとみさん

吉祥寺のカフェで4店舗の統括店長を務め、カフェプランナー、フードコーディネーターとしてカフェのプロデュースやメニュー開発、大手料理教室の講師など、食と食空間に関わる仕事を経験し、現在は料理家として活動中。都内で古民家をセルフリノベーションしたアトリエで料理教室「さときっちん」を主宰しながら、企業やメディア向けのレシピ提供のほか、スタイリングや空間作りなど“食”を含めた暮らし方の提案を行う。毎年シーズンごとにキャンプ場でアウトドアごはんを楽しんでいる。

その他の著書はこちら>>


<ブログ>
さときっちん 〜日々のごはんと宴のレシピ〜

<Instagram>
柚木さとみ(@yugisatomi)

協力・画像提供:グラフィック社

 

お知らせ
アンケート回答でプレゼントがもらえる♪アプリダウンロードキャンペーン実施中!
この記事のキーワード
関連記事
「アウトドア」の人気ランキング
新着記事