ヘトヘトでもこれなら作れる!家族も自分も満足する「一品入魂ごはん」ってなに?
今回は新刊『一品入魂ごはん ヘトヘトでも「これなら作れる!」』の中から、「一品入魂ごはん」のポイントとおすすめレシピ2点をご紹介します。2児の子育てや仕事で多忙な毎日を過ごす、橋本 彩さん。大変なときでも「これなら作ろう!」と自分を奮い立たせ、何度も自分を救ってくれたのだそう。「忙しいけれど、家族も自分も満足するごはんを作りたい」そんなあなたの相棒になってくれること、間違いなしです♪
家族も自分も満足する「一品入魂ごはん」ってなに?
「何品も作れなくても、これがあれば大丈夫」と思わせてくれる「一品入魂ごはん」。食べる人が満足することはもちろん、作る人の心を楽にしてくれる様々な工夫があります。
1. 一品でオールインワン!ご飯にかけても、添えてもOK!
一品で栄養もお腹も満足する、どんぶりにもできるおかずメニュー。フライパンや鍋ひとつで完成し、肉や魚・野菜も入っていれば、オールOK!時間をかけずにサクッと作って食べたいときにおすすめ。「我が家では、パパがいない日にも、ヘビロテしています」(彩さん)
2. ほったらかしでできちゃうほぼ放置メニュー!
まとまった調理時間が取れなくても、漬け込んでおいたものをオーブンや鍋、炊飯器に入れておくだけで、いつのまにか料理が完成。放置している間に、勝手においしくなってくれるので、他のことを同時にこなしたい時におすすめ。「子どもと遊びながら、キッチンからいいにおいがしてくるとうれしくなります」(彩さん)
3. 冷めてもおいしいから時間差で食べられる!
片栗粉や卵をまとわせてお肉をしっとり焼いたり、調味料につけて味を含ませたりすることで、できたてでも冷めてもおいしく食べられるメニューです。手の空いたタイミングで調理でき、帰りが遅い家族もおいしく食べられます。「夜遅いのに『家で食べる』と夫に言われた日によく登場します」(彩さん)
4. スープを添えるとかんたん二品献立に!
余力があれば作りたい!野菜をたっぷり入れたスープで、食物繊維やビタミン、ミネラルを補えます。野菜はたっぷり入れ、カサを減らして柔らかく煮込むと、旨みがしみ出てホッとするおいしさになりますよ。
5. 野菜ごはんなら、彩りと栄養がプラスできる!
野菜をご飯と一緒に炊き込むことで、さりげなく栄養アップができます。シンプルに炊くだけなのに、野菜の甘みや旨みがプラスされておいしい!鮮やかな色付きのご飯はテンションが上がりますよ♪
「トマトだれの炊き込みカオマンガイ」レシピ
鶏肉の旨みがしみた「カオマンガイ」に、さわやかなトマトだれをかけて!これからの季節にぴったりの一品です。
材料(2~3人分)
鶏むね肉…小2枚(500g/お好みで皮を取る)
米…2合
長ねぎの青い部分…1本分
しょうが…1片(皮ごと薄切り)
A 料理酒…大さじ2
A 塩、砂糖…各小さじ1
B 塩…小さじ1/2
B ごま油…大さじ1
<トマトだれ>
トマト…1個(角切り)
長ねぎ…1/2本(みじん切り)
ナンプラー(またはしょうゆ)、オイスターソース…各大さじ1
レモン汁、ごま油…各小さじ1
にんにく(すりおろし)…小さじ1/2
作り方
「鶏肉と野菜のはちみつみそ焼き」レシピ
はちみつみその照りが食欲をそそる!おかずとしてももちろん、七味をかけて焼き鳥風のおつまみとしてもおすすめです。前日や朝に漬け込んで夜焼けば、ラクチン晩ごはんに!
材料(2~3人分)
鶏もも肉…小2枚(500g)
スライスかぼちゃ…6枚(半分に切る)
れんこん…100g(いちょう切りにする)
オリーブオイル…適量
塩、こしょう…各適量
A みそ、しょうゆ…各大さじ2
A はちみつ…大さじ1
七味、マヨネーズ…お好みで各適量
作り方
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ご紹介したレシピ以外にも「野菜たっぷりのスープ」や、ビタミンや食物繊維が摂れる「野菜ごはん」などを含めた、90品のレシピが収録されています。他にも「子どもが喜ぶたまごトッピング」「おすすめの献立例」など、コラムも充実!「料理だけに集中できないけれど、心も体も満たされるおいしいものが食べたいとき、食べてもらいたいとき、この本がみなさんの役に立ちますように」という彩さんの想いが随所に詰まっていますよ。ページをめくるたびにわくわくして料理のエンジンがかかる…そんな一冊を、ぜひチェックしてみてくださいね。