水っぽくなる…を解決!シャキッとおいしく仕上がる「鶏にらもやし炒め」
こんにちは、筋肉料理人です。
今日はさっと作れておいしい炒め物、「鶏にらもやし炒め」を紹介させていただきます。
にらもやし炒めはさっと作れて材料費が安く、ご飯のお供にも、お酒のつまみにもいける定番料理です。
野菜だけでもおいしいですが、お肉を一緒に炒めると旨味とボリュームがアップします。どんなお肉とも相性がいいですが、今回は鶏ひき肉を使ったレシピにしてみました。卵も使って彩りよく、おいしく作ります。
もやし炒めを水っぽくならないように作るコツ
もやしを使った炒め物は水が出やすいのが気になるところです。
飲食店ではかなり多めの油を使い、高温で短時間加熱することで水っぽくなるのを防ぎますが、家庭では油分は控えめにしたいし、飲食店みたいな高温調理もできません。
ではどうするか?というと、
もやし炒めは水が水を呼ぶので、食材(今回の場合、にらともやし)の水気をしっかり切ってから料理するのが一つのポイントになります。
にらは洗ってから水気を切り、ペーパータオルなどで水気を吸い取るといいです。もやしは洗わなくても調理できるタイプの場合は洗わずに使います。できればザルに入れて冷蔵庫に1時間ほど入れて置き、表面の水気を乾燥させてから料理するといいです。洗う必要があるタイプの場合も同様に、水気を切って表面の水気を乾燥させましょう。
もやしは買い置きするとにおいが出るので、炒め物の場合、買ってその日のうちに料理するのがおすすめです。そして、味付けをすると水気が出ますので、味付けは料理の最後にするのもポイントになります。さらに今回は調味料に片栗粉を混ぜてとろみをつけることで水気が出にくくなるようにします。
ポイント
- 食材の水気をしっかり切る
- 味付けは最後にする
- 片栗粉でとろみを付ける
「鶏にらもやし炒め」レシピ
調理時間
10分
分量
2人分
材料
鶏ひき肉…120g
にら…1束
もやし…1袋
マヨネーズ…大さじ1と1/3
A
しょうゆ、みりん、日本酒…各小さじ2
オイスターソース、鶏がらスープの素、片栗粉…各小さじ1
たかのつめ…1/2本
作り方
1. にらは5cmくらいの長さに切り、根元の太い部分は別にしておきます。卵は溶いておきます。
2. Aを混ぜ合わせ、キッチンばさみで細かい小口切りにしたたかのつめを入れる
3. フライパンにマヨネーズと鶏ひき肉を入れて中火にかけます。マヨネーズと鶏ひき肉を混ぜながら炒め、鶏ひき肉の色が変わったら、にらの根元を入れて炒めます。
※マヨネーズを炒め油の代わりに使う事で鶏ひき肉をやわらかくし、下味と旨味を入れます
※ここでにらの根元に軽く焼き目がつくまで炒める事で香ばしさを出します
4. もやし、にらの葉を加えてさっと炒めたら食材をフライパンの端に寄せ、空いた部分に卵液を流し入れ、かたまったところで混ぜて炒め合わせます。
5. 合わせておいたAを混ぜ、全体に回しかけて炒めます。
※片栗粉が沈殿するので、使う直前に混ぜるようにしてください
調味料がなじんだら皿に小高く盛り付けます。
「鶏にらもやし炒め」の完成です!
シャキシャキのもやしに香りのよいにら、ピリ辛で旨味のあるたれがからんでおいしいです。
鶏ひき肉はマヨネーズで炒めるので、やわらかで旨味があり、とろみのついたたれの効果でもやし、にらと一緒に食べやすく、一体感のある味わいを楽しめます。
水気が出にくくなるように工夫して作ったので、最後までおいしく食べられました。今回、たれにたかのつめを加えてガツンとした辛味を入れましたが、たかのつめでなく黒こしょうでもおいしいと思いますので、お好みでアレンジしてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!