寒い日のメニューに!ふんわりやわらか「鶏団子と春雨の食べるスープ」
こんにちは、筋肉料理人です!
今日は「鶏団子と春雨の食べるスープ」をご紹介させていただきます。
鶏むねのひき肉を使って作る自家製の肉団子に、春雨とたっぷりの野菜を組み合わせ、食べるスープ的に仕上げます。
11月も中盤になり、寒さが本格的になってきました。あったか具だくさんスープで温まりましょう。
やわらかい鶏団子を作るコツ
鶏団子や鶏つくねは鶏ひき肉を練って作りますが、鶏ひき肉主体で作るとかたくなりがちです。鶏ひき肉にはもも肉・むね肉がありますが、脂の少ないむね肉を使うと余計にかたく感じます。
やわらかい鶏団子を作ろうと今までいろいろなレシピを試してきて、私的に行きついたのが、ハンバーグのように玉ねぎのみじん切りを混ぜる方法です。玉ねぎに片栗粉をまぶしてから、鶏ひき肉と練ることで、玉ねぎの水分が保持されてやわらかい鶏団子になります。また、今回のレシピではマヨネーズを使っているのですが、マヨネーズを混ぜることで肉をやわらかくする効果も狙っています。
「鶏団子と春雨の食べるスープ」レシピ
分量
4人分
材料
鶏ひき肉(むね肉)…250g
玉ねぎ…1個
春菊…1/2パック
にんじん…1/5本
乾燥きくらげ…8g
春雨…30g
片栗粉…大さじ2
A
マヨネーズ…大さじ1
しょうゆ…小さじ1
鶏がらスープの素…小さじ1/2
おろしにんにく…小さじ1/4
黒こしょう…適宜
B
しょうゆ…大さじ1と1/3
鶏がらスープの素…大さじ1/2
塩・黒こしょう…適宜
作り方
1. 乾燥きくらげはぬるま湯に20分漬けて戻し、戻ったら細く切ります。
2. 春菊は3~4cmに切り、茎と葉を別にしておきます。にんじんはせん切りにします。玉ねぎの半分はみじん切り、半分は薄切りにします。
3. みじん切りにした玉ねぎをポリ袋に入れ、片栗粉を加えて玉ねぎにまぶします。ここに鶏ひき肉とAを加えて口をとじ、手でもんで鶏団子のたねを作ります。
※3~4分、時間をかけてじっくりもんでください
4. 鍋に900mlの湯を入れて沸かします。3のポリ袋の端を1cmくらい切り、そこから鶏団子のたねを押し出し、スプーンですくってお湯に落とします。
5. 鍋の湯が再沸騰したら、にんじん、玉ねぎの薄切り、春菊の茎、きくらげを入れます。Bを加えて味を調えます。
※最後に塩を入れて、塩で味を決めてください。少し薄めかなってくらいがいいです
6. 味が決まったら、春雨を加えて3~4分煮ます。最後に春菊の葉を入れ、一煮立ちしたらできあがりです。
器に具をよそって山盛りにし、スープを注ぎます。
「鶏団子と春雨の食べるスープ」の完成です!
玉ねぎのみじん切りとマヨネーズを混ぜた鶏団子はふんわりやわらか。やわらかいだけでなく適度な食感があり、下味効果で旨味もあっておいしいです。鶏団子を煮たスープには鶏の旨味、野菜の甘味が入ってこれまたおいしく、そのスープを吸った春雨と野菜を一緒に食べると激ウマって感じです。
きくらげを入れたのは食感と色合いのためでもありますが、食物繊維がごぼうより豊富で、乾燥品をストックしておけば、短時間の戻し時間で使える便利な食材だからです。寒い日に体が温まる具だくさんスープをぜひお試しください。