コクうま味がご飯に合う!「ピーマンとちくわの肉巻きみそがらめ焼き」
こんにちは、のん(@non_la_non)です♪
すっかり秋めいて、こっくりとしたものが食べたくなる季節になりましたね。
今回は、発酵調味料「みそ」と「醤油麹」を使って、食材3つで作れる「ご飯泥棒」な発酵おかずをご紹介します。
豚肉でちくわとピーマンを巻いてかさ増しするので、節約したい日の一品にも最適です♪こっくりとしたおみその味はご飯との相性が良いので、新米のこの時期、つやつやでふくよかな炊きたてご飯と一緒に召し上がってみてくださいね!お弁当のおかずとしてもオススメです。
さて、今回の主役となる「みそ」。
みなさんのご家庭の冷蔵庫には入っていますか?
使用頻度はどれくらいですか?
みそは、しょうゆ、みりん、酢と並んで日本が誇る伝統発酵調味料ですが、近年みその位置付けが変化してきているようなのです。
みそといえば、かつては日本人の食生活に欠かせない調味料であり生活必需品でしたが、食生活が多様化した現代においては、なくても済む調味料と考える人も増えてきているそうです。
わが家では、毎年冬になると一年分のみそを仕込みます。毎朝おみそ汁を飲むため、みそのない生活というのが考えられないのですが、みそ仕込みは疎か、みそ汁を食べる習慣さえなくなってきているのはとても残念です。
子どもの頃、朝寝坊して急いで家を出ようとしたところ「おみそ汁だけでも飲んでいきなさい!」と声をかけられた記憶はありませんか?
おみそ汁は、みそ本来の栄養に加えて、具材として入れるさまざまな野菜や海藻、魚介類などの栄養も摂ることができます。加熱するため消化吸収が良いですし、煮汁もすべて飲み干すので栄養を余すことなく摂取できるすばらしい調理法だと思います。「一杯のおみそ汁」は、想像もつかないほど多くの栄養素に満ちています!
実際、みそにはどれくらいの栄養があるのでしょうか?
まず主原料である「大豆」自体が多彩な栄養素を含んでいます。そんな大豆を麹で発酵させることにより、アミノ酸やビタミン類が多量に生成されます。このため、みその栄養価は大豆であった時よりもさらに優れたものになります。みそに含まれるアミノ酸の中には、人間が生命を維持するために欠かせない必須アミノ酸9種類がすべてが含まれています。
みそは手軽に活用できて、年代や性別を問わずさまざまな健康効果をもたらしてくれる身近な「スーパーフード」だと私は思っています。
さて、おみその優秀さを知っていただけたところで、レシピのご紹介に移りたいと思います。
うちの家族は(というか私が?)大のちくわ好きで、冷蔵庫にはいつもちくわが入っています。笑
今回ご紹介するレシピは、節約できる!簡単に作れる!おいしい!そして栄養までバッチリ!と四拍子揃っています。
みなさんのご家庭でも定番入りとなりますように♪
「ピーマンとちくわの肉巻きみそがらめ焼き」レシピ
調理時間
20分
分量
2人分
材料
・豚ロース薄切り…8枚
・ピーマン…大2個
・ちくわ…2本
Aお好みのみそ…大さじ1(今回は甘口麦みそを使用)
A醤油麹…小さじ2(なければ濃口醤油で代用可能)
A酒…大さじ1
Aきび砂糖…大さじ1
Aみりん…大さじ1
・小麦粉…適量
・油…小さじ2
・白ごま…適量
作り方
1. ピーマンはきれいに洗ってヘタと種を取る。縦半分に切り、さらに半分に切って1個を4等分にする。
2. ちくわも縦に4等分にする。
3. 豚ロース肉を広げた手前側に、ピーマンの内側を上にして置く。その上にちくわをのせて、きつめにくるくると巻きつける。
4. Aの材料をよく混ぜてみそだれを作っておく。
5. バットに並べた肉巻きの表面全体に茶漉しなどで薄く小麦粉をはたき、小さじ2程度の油を引いたフライパンで全体を焼く。
6. 肉に火が通り焼き目がついてきたら火を弱火に落として、4のたれを加える。フライパンをゆすりながらたれをからませ、程良いとろみがついて全体にしっかりとからんだら火を止める。
7. 器に盛り付けて白ごまを振る。
豚肉でピーマンとちくわを巻いて、みそだれの材料をあわせるところまで準備しておけば、朝は小麦粉をふって焼くだけと簡単なので、お弁当のおかずにもオススメです。
こんな風に「のっけ弁」にすると、肉巻きにからんだコクのあるみそだれがご飯にしみておいしいですよ♪
おいしく作るポイント
・おみそは地域によって原材料や味(辛口・甘口)が大きく異なるため、みそと砂糖のバランスは調味料を合わせる段階で味を見て加減をおこなってください
・ピーマンはシャキシャキの食感を残すように焼くとおいしいです(蒸し焼きしない)
改めてみその価値を見直し、日々の食事を通してご自身やご家族の健康維持に活かしていただけましたら幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。