小学生でもおいしくパンが焼ける!ボウル1つで作れる切りっぱなしパンとは?
家にある材料でフライパンやオーブントースターを活用する「切りっぱなしパン」なら、失敗せずにおうちでパンが楽しく作れます。基本の生地の作り方をマスターすれば、メロンパンやチョコパンなどお店みたいなパンを作ることが可能に!週末や夏休みなどに親子で一緒に楽しむのもおすすめです。
今回は本書の中から「切りっぱなしパン」の基本の作り方を写真入りで詳しくご紹介します。ふわふわでもちもちの焼き立てパン、ぜひご家庭で試してみてくださいね。
「切りっぱなしパン」を作るための道具
1日目、2日目で使う道具がことなります!まずは以下を揃えていきましょう。
<1日目>材料を混ぜて冷蔵室で発酵
<2日目>発酵した生地をカットして焼く
最初に材料をはかる
<A 粉類>
<B 仕込み水>
<C 油脂>
作り方
<1日目>
1. Bのボウルにイーストを広げるように振り入れ、まぜないでゆする。
※イーストは35度くらいで最も活発になるので、冷たい牛乳はレンジで少しあたためてもOK。ただし、45度以上で活動が弱まるので熱々にしないように注意!
Aの粉類は、ゴムべらでまぜる。
2. 1~2分でイーストが沈んだら、Bの仕込み水をAの粉類に加える(大さじ1くらい残す)。
※粉によって吸水量が違うので、初めて使う粉は少し仕込み水を残して様子をみましょう
3. 底からゆっくりとまぜ、ボウルの粉を生地に全部くっつけて、ひとまとめに。最後は手でまとめてもOK。
4. まとめた生地の上にCのバターをのせる。
5. 手でバターをにぎり込んで、なじませる。テカリが消えて、バターが見えなくなったらOK。
6. 生地を半分に折り、グーでパンチする。もう片方の手でボウルを回しながら、30~50回くり返す。
7. 生地をゴムべらやカードで半分に切り、それぞれを丸める。
※800mlの保存容器に全量入れてもOKですが、2つに分けておくと半量ずつ使いやすいです
8. 生地がくっつかないように、保存容器とふたつの内側にそれぞれ手で薄く油をぬり、生地をいれる。
9. 保存容器のふたをして、冷蔵室へ。8時間ほどおくと発酵して生地が1.5~2倍にふくらむ。
<2日目>
10. 冷蔵室から取り出し、好きな形に切る。あまりふくらまないときも、8時間以上たてば発酵しているのでカットしてOK。生地の上とまないたに打ち粉(強力粉)をふり、カードで切り分ける。生地をできるだけ手でさわらないようにする。
11. オーブントースターで焼く場合は、天板にくっつかない加工のアルミホイルをしいて生地を並べ、予熱なし1200Wで7分焼く。熱源が近いので焦げそうなら途中でアルミホイルをかぶせる。
フライパンで焼く場合はフッ素樹脂加工ならそのまま、鉄製ならくっつかない加工のアルミホイルをしいて生地を並べる。ふたをして弱火で7分、上下を返して7分焼く。
・・・・・
外はこんがり、中はもっちりしたパンができあがります!そのまま食べても、半分に切ってハムやチーズを挟んでもOKです。本書ではその他にもパン屋さんで人気のピザやチョコロールパン、ウインナーパンなどの作り方や自由研究にもぴったりな小麦粉や発酵の豆知識なども掲載しています。吉永麻衣子さんのHPからは材料や道具のキットも購入できますのでぜひチェックしてみてくださいね♪
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兵庫県宝塚市出身。聖心女子大学卒業後、一般企業を経てパンの世界へ。忙しい人でも毎日焼ける「おうちパン」を考案し大好評に。現在はオンライン教室のほか、企業とのレシピ開発や雑誌へのレシピ提供、書籍の出版、コラムの執筆、テレビ出演等幅広く活躍中。著書に『冷蔵庫で作りおきパン いつでも焼きたて』『はじめてでも失敗しない絶対おいしい! おうちパン教室』『スイッチピ! で焼きたて 炊飯器でパンとケーキができちゃった』『作って食べて最高に盛り上がるおそとパン』(主婦の友社刊)など多数ある。
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「【おうちパンのある生活】」
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吉永麻衣子(よしながまいこ)(@maiko_y)
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「吉永麻衣子のMy Daily Bakery」