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家族と食材を共有するための“収納ゆるルール”は?YOMEさんの「世界一楽しいわたしの台所」

家族と食材を共有するための“収納ゆるルール”は?YOMEさんの「世界一楽しいわたしの台所」
気になるあの人に、お気に入りのキッチンをご紹介いただく「世界一楽しいわたしの台所」。今回は、アイデアあふれる献立やご家族との毎日を綴ったブログ「よめ膳@YOMEカフェ」でおなじみのフーディスト、YOMEさんのマイキッチン。わが家にも使えるヒントや、暮らしがもっと楽しくなるコツが見つかるかもしれませんよ。
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2022/02/25
2022/03/23
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YOMEさんの「世界一楽しいわたしの台所」

——キッチンのお気に入りポイントは?

YOMEさんの「世界一楽しいわたしの台所」

「大きな窓です!家を建てるときに、この方向には建物がないことがわかって、キッチンのシンク側には棚や壁でなく窓を付けてもらうことにしました。日差しがいっぱいのキッチンはとってもお気に入りです」

 

——見晴らしは最高ですね!

YOMEさんの「世界一楽しいわたしの台所」

「はい、写真ではちょっと見づらいですが、窓の向こうは山と空が広がっています。春には桜の木が何本か、秋にはちょこちょこ紅葉も見えて、四季が移りゆく様子がキッチンから眺められます。キッチン横の窓からは富士山も見えますよ」

 

——気持ちのいいキッチンの、収納のこだわりやマイルールも教えてください!

YOMEさんの「世界一楽しいわたしの台所」

「まず、お鍋とフライパンはシンクとコンロの一番下にある引き出しに入れています。
手早く作りたいものはフライパンを使うことが多いので、大小2つずつ、取り出しやすいようにIHコンロの下の引き出しに。ちなみにこのフライパンは、以前私がプロデュースした「YOMEちゃんの楽チンPAN」です。斜めになっていてお料理をひっくり返しやすく、にぎりやすくもなっていてとっても使いやすいです♪
お鍋は、“鍋フェチ”なのでどんどん増えちゃいます 笑。ホーローの熱伝導のよい、かわいい色のお鍋がとくに好きです」

 

——お料理に使う食品や調味料のどちらにストックされていますか?

YOMEさんの「世界一楽しいわたしの台所」

「キッチン横にある扉付きの棚に普段使いの食器を入れていて、その下が食品庫になっています。粉類・乾物・パスタやそば類・製菓材料と分けていて、スペースの6割以上は入れないようにしています」

 

——こちらは、お子さんとの“ゆる共有ルール”があるとか?

「はい、私がいないときのお昼ごはんや、娘が趣味で作るお菓子の材料など、ここは娘とも共有することが多い場所なので、すぐ見つけられて、しまい忘れもないよう、なんとなく2人の間でルールができました。たとえば、2人でよく使うお出汁用の鰹節や昆布、パスタなどの食材は一番手前に置くようにしています。
また、お菓子作りの材料は、使い切ったらマスキングテープに『ゼラチンがなくなったよー』と書いて、直接食品庫の棚にペタっと貼っておくルールもあります。クリスマスやバレンタイン前などはメッセージが増えますね。ここには『チョコチップも欲しいです』なんて“ついでのお願い”が書いてあることもあって、交換日記みたいで楽しいですよ!」

 

——食器の収納もご紹介をお願いします!

YOMEさんの「世界一楽しいわたしの台所」

「普段使いの用の食器は、先ほどのこちらは食品庫の上の棚に。小さい豆皿が大好きなので、使いやすいように100円ショップで購入したBOXを利用して、サイズや素材ごとに入れて重ねています」

YOMEさんの「世界一楽しいわたしの台所」

「その他の食器は、食器専用のお部屋に入れています。ワイヤーラックを置いて、季節ごとのお皿やお客さん用のグラスを並べたり、そこにS字フックでカップを吊り下げたり、見やすく、取り出しやすくしています」

YOMEさんの「世界一楽しいわたしの台所」

「カトラリーは、キッチンの作業台の下の引き出しに入れています。たくさんあるのですが、キッチンにおいているのは家族の分のみ。お客さん用や撮影用に使用するカトラリーは、キッチンとは別に設けている“食器部屋”にまとめています。
普段使いのこちらのカトラリー入れは、引き出しを開けたときに全員の“顔”が見えるほうが好きなので、たくさん入れすぎないようにしています」

 

——たくさんお持ちの食器ですが、とくにお気に入りといえば?

「器は好きで好きで…。お気に入りはたくさんあるので選ぶのが難しいですが、娘の桃の節句用に買った骨董の器はとくに愛しいですね。通り物(同じ絵柄でいろいろな種類がそろった器)で、かわいいピンク色。以前の持ち主の方も、春のお祝いに家族で囲んだ器なのかなあ、なんて思いながら毎年使っています。この器に盛りつけたおひな祭り献立の動画は、Instagramにもアップしています」

***

YOMEさんの「世界一楽しいわたしの台所」

キッチンでは、いつも娘さんとおしゃべりしているというYOMEさん。「私に似て食いしん坊に育った娘は、私がいないときにもキッチンで何か作って食べていて。毎年バレンタインデーの時期に真夜中までがんばって作っている“友チョコ”が並ぶ様子は圧巻ですよ!」と、とってもうれしそうに教えていただきました。お気に入りの窓から外を見ながら、今日もいろんなお話をしているYOMEさんと娘さんの姿が目に浮かびますね。

(記事中キッチン撮影/YOMEさん)

YOMEさん
YOMEさん

富士山と江ノ島が見える海の近くの家に、ブログではおなじみの“黒幕”こと旦那さん、娘さんと3人暮らし。 メニュープランナーYOMEちゃんとして、雑誌や料理サイトへの連載ほか、食品メーカーへのレシピ提供、企業とコラボして商品開発なども手がける。『YOMEのほったらかしパン』(宝島社)ほか著書は20冊以上。

<ブログ>
「よめ膳@YOMEカフェ」

<Instagram>
yome(@yome_ouchi)

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