キッチンに物を増やさないコツとは?井上かなえ(かな姐)さんの「世界一楽しいわたしの台所」

キッチンに物を増やさないコツとは?井上かなえ(かな姐)さんの「世界一楽しいわたしの台所」
気になるあの人に、お気に入りのキッチンをご紹介いただく「世界一楽しいわたしの台所」。今回は、お弁当、糖質オフ、作り置きなどさまざまなテーマの著書や、テレビ、WEB、雑誌などでも大人気のフーディスト、井上かなえ(かな姐)さんのマイキッチン。わが家にも使えるヒントや、暮らしがもっと楽しくなるコツが見つかるかもしれませんよ。
フーディストノート
フーディストノート
2021/08/13
2021/08/14
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井上かなえ(かな姐)さんの「世界一楽しいわたしの台所」

——まずは、キッチン全体のご紹介からお願いします!

井上かなえ(かな姐)さんの「世界一楽しいわたしの台所」

「約10年前にガスコンロを新しくする際に、キッチンとダイニング、リビングの1部屋をリフォームしました。壁も床も食器棚やシンクもすべて白を基調にし、カウンターはずっと憧れだった白いタイル張りに。すべてをしまい込みたい派なので、リフォームの時に苦労して考えて収納スペースをたくさん作ったつもりだったのですが、これでも全然足りないくらいでしたね 笑

お皿も鍋もフライパンもほっとくとどんどん増えてしまうので、とにかく物を増やさないように気を付けています」

 

——とくにこだわりのポイントは?

井上かなえ(かな姐)さんの「世界一楽しいわたしの台所」

「“いつ誰が見てもきれいな状態のキッチン”をキープするようにしています。毎週日曜日に日持ちおかずを作るときに、調理の工程をタイムラプス動画で撮影してInstagramにアップしているので、必然的にキッチンは常にこの状態に。調味料は塩と砂糖だけ保存瓶に入れてカウンターの上に置いてありますが、あとはすべてしまっています」

 

——キッチンまわりの断捨離もなさっているそうですね

「気を付けてはいるものの、物はすぐ増えてくるので、定期的に見直しして断捨離しています。あとは、100均などで買える台所用品の便利グッズなどもつい欲しくなるのですが、買いません。飽き性なので1回使ったら満足して使わなくなる可能性大で、結局捨てたりするので…。あるもので何とかする、がモットーです」

 

——収納のこだわりやマイルールも教えてください!まずは、キッチンツールの収納は?

井上かなえ(かな姐)さんの「世界一楽しいわたしの台所」

「細かいもので、ふだんの調理でよく使うものは引き出しにまとめています。菜箸や計量スプーンは調理中に何度も使うので、たくさんあります。キッチンスケールもよく使うものなので、取り出しやすいよう手前に。ちなみに、菜箸は断然短いのが使いやすいので(100均です)、長いのは子どもが使う用、私はほとんど使いません。

右上にある大きな鉛筆削りみたいなのは、フライングタイガーで以前に娘が買ってきてくれた皮むきグッズ。一度も使ってないけど、かわいいので置いています 笑。製菓用のグッズは一緒にせず、普段はほとんど使わないので、別のところにまとめて置いてあります」

井上かなえ(かな姐)さんの「世界一楽しいわたしの台所」

「コンロ下の引き出しには、普段使いの雪平鍋、フライパンや煮込み鍋などを。突っ張り棒と100均のファイルケースを使って整理しています。形の違うフライパンや、撮影用のきれいなお鍋などはほかにもあるのですが、普段はほとんど使わないのでそちらは別の部屋に待機させています。

あとは、冷蔵庫に入らない背の高い液体調味料もこちらに。調理中にスムーズに取り出せて便利です」

井上かなえ(かな姐)さんの「世界一楽しいわたしの台所」

「その下の段には、圧力鍋や一人用の土鍋、スキレット、母ちゃん鍋(以前、監修させていただいたオリジナル鍋です)、ミキサーやハンドブレンダーなど、出番が少ないものはこちらに。結婚したときに持ってきたミキサーは、ブレンダーが登場してからはもう使ってないかも。そろそろ処分しようかなあと思いつつ…、捨てられずに置いています。圧力鍋も、母が新しいのを買うからというのでわが家にやってきたもので、母の代からかれこれ50年は活躍してくれていると思います」

井上かなえ(かな姐)さんの「世界一楽しいわたしの台所」

「隣の列の一番下の引き出しには、ダッチオーブンや無水鍋、ご飯を炊く専用鍋を。重たい鍋は冬場に1、2回くらい煮込み料理をするくらいでしょうか、あまり普段は使いません。手前のケースは撮影スタジオへ持っていくときのための包丁です」

 

——食器収納のマイルールといえば?

井上かなえ(かな姐)さんの「世界一楽しいわたしの台所」

「普段使いのお皿はほぼ、シンクの背中側にあるこちらの食器棚にしまっています。家族5人なので食器類もかなり多いですね。じわじわと増えてきたので、そろそろ断捨離しなければ…と思っています。

写真には写っていないのですが、この棚の上に天井までぎりぎりの高さにさらに2段の棚がついていて、そちらにはお正月やおもてなしのときに使う食器やグラス、重箱などを箱に入れて収納しています。この横にももう1つ棚があって(電子レンジとトースターを置いている上の部分)、そちらには卓上のIHや燻製鍋、土鍋、ホットサンドメーカー、製菓道具、オーブンの天板などが入れてあります」

井上かなえ(かな姐)さんの「世界一楽しいわたしの台所」

「お弁当箱は、引き出し1つにまとめてあります。上からパッと見てどこに何があるかが見渡せるので、取り出しやすいですよ。家族分合わせると、20個くらいは入っていると思います」

 

——たくさんお持ちの食器ですが、どんなものがお好きですか?どちらで買うことが多いですか?

「食器は、雑貨屋さんやネット、陶器市やコープのチラシなどで見て気に入ったものがあれば買うという感じで、とくにこだわってはいません。見ると欲しくなってしまうので、最近はあまり見ませんが 笑。料理の写真を撮って納品というお仕事があると、それにかこつけて新しい器を買うことが多いです。

祖母が好きだった九谷焼や漆塗りの椀など和食器も好きですね。そういえば、実家で使っていたどんぶりも母から譲り受けました。もう50年くらい前のものなんですが、昭和レトロでかわいいんですよ」

***

「コロナ禍になってから始めた『おうちカフェごっこ』や『気まぐれおかん定食』が気に入ってライフワークになりつつあるので、いつかはのんびりと自分のお店をやるのも楽しいかもと最近思ったりもしています。そのためにも、もっともっと“わたしの料理”を極めたいですね」という、かな姐さん。ご自宅のキッチンのようにピカピカの厨房で、かな姐さんが腕をふるう――。いつの日か、そんなお店にうかがうのが今から楽しみです。

(記事中キッチン撮影/井上かなえ(かな姐)さん)

かな姐さん
井上かなえ(かな姐)さん

レシピブログ殿堂入りブロガー。料理家。「忙しくても手早く作れて、きちんと美味しいレシピ」をモットーに、身体によくて食べ飽きないシンプルな料理が人気。著書は『てんきち母ちゃんの朝10分であるものだけでほめられ弁当』(文藝春秋)など20冊。最新刊は『てんきち母ちゃんの15分!スープひとつで満足ごはん』(講談社)。

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「母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記」

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井上かなえ(料理研究家)(@kanae.inoue)

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井上かなえ(料理研究家)(@inokana0123)

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