お手軽♪「渦巻きデニッシュ」
みなさんこんにちは、あいりおーです。
今回は、スーパーやコンビニでよく見かける「渦巻きデニッシュ」をご紹介します。
デニッシュというと、クロワッサンとかでおなじみのバターシートを包んで三つ折り×3という工程がありますが、今回はできるだけ簡単に作れるように、生地の三つ折りなどの面倒な手間を省いたなんちゃって「渦巻きデニッシュ」にしてみました。
1回はバターを包んで40cm程度に伸ばしますが、その1回だけです。
どうやってデニッシュ風にするかはぜひ工程をしっかり見てみてくださいね。
それではレシピをご紹介します。
「渦巻きデニッシュ」レシピ
材料(内径10㎝の型6個分)
パン生地
a強力粉…200g
a砂糖…20g
a塩…3.6g(小さじ1/2強程度)
aインスタントドライイースト…3g
b牛乳…80g
b水…65g
c無塩バター…20g
バターシート
・無塩バター…60g
・強力粉…適量
仕上げ
・全卵…小さじ2
・水…小さじ1
・スライスアーモンド…適量
・ワッフルシュガー…適量
下準備
・aの粉類をパンケースに入れて混ぜておく
※手ごねの場合はaの材料をボウルに入れて混ぜておく
・bの液体を合わせておく。夏は10℃くらい、冬は人肌に温めて
※手ごねの場合は夏は20℃程度に、冬は人肌に
・cの無塩バターは室温に戻しておく
・オーブンは焼成予定15分前に200℃に予熱する(実際は190℃で焼成)。
バターシート作り
パン生地で包むバターシートを作ります。
キッチン袋(ポリエチレン製がラップよりもくっつきにくくておすすめ)を開いてバターを包み、18㎝×15㎝の形になるようある程度広げてからめん棒を使って薄く伸ばす。使うまで冷凍庫に入れておく。
※60gと少ないのでシートも薄めです
※使う時は、ポリエチレン袋を開いて強力粉をバターシート全体にまぶしてパン生地にのせて使います
パン生地作り
捏ね~1次発酵
1. バター以外のパン生地の材料をホームベーカリーやこね機にセットし、スイッチオン。
2. 10分後バターを入れ、さらに10分こねる。
3. こねあがったらボウルに入れてラップをふんわりかぶせて30℃に設定したオーブンや発酵器で生地が2倍~2.5倍になるまで1次発酵する。
※ホームベーカリーがない方はこちらの手ごねを参照してくださいね。→★
成形1
1. 1次発酵が終わった生地を手で軽く押さえてガス抜きをし、めん棒を使って横32cm×縦20cmに伸ばす。その上に下準備で作ったバターシートをのせる。
※1次発酵が終わった生地を成形する場合、通常はガス抜きをしてベンチタイムを取りますが、1次発酵直後の生地はゆるんで大きく伸ばしやすいので、1次発酵が終わった生地をそのまま使います
2. 左右から中心に向かって生地を折り、上下と真ん中のとじ目を押さえてとじる。ここでキッチン袋(ポリエチレン製)でパン生地を包んで冷蔵庫で15分~20分ほど休ませる。
※パンマットというコットンでできたマットを使うとパンのべたつきを適度に吸って成形しやすいですよ
成形2
1. 休ませた生地の長い方は40cmに、短い方は18cmにめん棒で伸ばす。その際先に短い辺を18㎝に伸ばしてから長い辺を40cmに伸ばす。
2. 3cm幅で6等分にピザカッターなどでカットする。
3.カットした生地の両端を切らないようにセンターにピザカッターで切込みを入れる。
4.生地をねじる。
※ねじる時はバターが多少はみ出るのでパンマットは使わずペストリーボードがおすすめです
5. 4の生地をとぐろを巻くように中心から巻いていく。巻き終わりの生地をパン底に入れ込む。
6. オイルスプレーを塗った「IFトレー」に入れる。
※型がなくても焼けますが、バターがもれやすいので取り出しに注意します
2次発酵
1. 天板に成形した生地をのせ、30℃に設定したオーブンや発酵器で一回り大きくなるまで2次発酵させる。
※いつもは35℃で2次発酵させますが、バターを折りこんでいるのでできるだけ溶かさないように30℃にしています。
2. 予熱時間になったら部屋の暖かいところに移し、2次発酵の続きをする。移したあとは乾燥しないようにポリ袋のシートをかぶせて乾燥させない。
※生地が乾燥しないように庫内に霧吹きをしておくと、乾燥を防げます
仕上げ&焼成
ひとまわり大きくなったら仕上げの全卵と水を合わせて卵液を作り刷毛でパンに塗り、スライスアーモンドとワッフルシュガーを散らす。予熱したオーブンを190℃に下げ12分ほど焼成する。
※IFトレーの耐熱温度が190℃なので190℃で焼成していますが、よりカリッとさせたい方は型なしなら200℃で焼成するとさらに軽い焼き上がりになります
焼き上がりのカリジュワっをお楽しみください♪
生地をペリペリとめくりながら食べるのが好きな方も多いのでは?
私はこうやってちまちま食べて楽しんでいます。
ぜひお好みの食べ方を楽しんでくださいね。