家族が手伝いやすくなる、食器収納のマイルールって?Minさんの「世界一楽しいわたしの台所」
Min(小林 瞳)さんの「世界一楽しいわたしの台所」
キッチンのお気に入りポイントを教えてください
「以前からオープンで、家の中心になるようなキッチンに憧れていました。そこで、10年前にこの家を建てるとき、普通のシステムキッチンに腰壁(低い壁)をぐるりと取り付けて、アイランドキッチン風にしました。予算内に収まり、茶系のモザイクタイルを張った仕上がりもとても満足しています。
仕切りがないので、キッチンに立つと正面のリビング、左側のダイニングがよく見わたせます。私は家にいるときはほぼキッチンに立っているので、ここから子どもたちがテレビを見たり宿題をしている姿を見ながら料理をしつつ、時々口も挟みつつ 笑、という感じです」
オープンキッチンならではのお悩み、を解消する工夫もあるそうですね!
「オープンキッチンは、調理をするとどうしても散らかっているところがまわりから見えてしまいますよね。そこで、腰壁を少し高めにすることで、調理中でもリビング側から手元が見えにくくなっています。
高くした部分には2口コンセントも設置してあるので、ハンドミキサーやブレンダーも使いやすいですよ」
収納のこだわりやマイルールも教えてください!まずは、キッチンツールの収納は?
「普段使う鍋やフライパンは数を厳選したうえで、コンロ下の引き出しに100均のカゴなども利用して収納しています。以前はもっとたくさんあったのですが結局収まり切らず、使うときも取り出しにくかったので、思い切って最小限に減らしました。鍋もフライパンも、数が少なければ少ないで案外やれてしまうもので、今ではこの量で十分足りています。収納もラクですね。
大きな鍋や圧力鍋のような使用頻度の低いものは、ダイニング横にある棚に置いています」
食器収納のマイルールといえば?
「食器は家族5人みんなで片付けるので、ここも100均のカゴを使って見やすく立てて、とにかくわかりやすさを優先しています。
お皿は食器棚の大体このあたりに、プラ食器はこのカゴに入って入れば良しという感じで、大体の収納場所は決まっていますが、たとえ違う場所に入れてしまっても気にしません。片づけてくれただけでOK、6割程度整っていれば良し、がマイルールですね。
食器は普段使うものと来客用とで分けていないので、すべてがスタメンという感じです」
「豆皿やグラスは、お皿が並ぶ棚の下の引き出しに。同じ種類や形が似ているもので重ねるようにしていますが、置く場所はだいたいこのあたり、ときっちりは決めていません」
お好きな食器の話も教えてください!
「子どもが小さいので、扱いやすく、少々壊れてもいいように100均の食器が大好きです。プラ食器もよく買いますが、最近ではオシャレで一目ではプラスチックと分からないくらいのクオリティーの物がたくさん出ているので、お店でそれを見つけるのも楽しいですよ。
子どもたちの食事や、外はカリッカリ、中はふわモチで好評のチーズボールなどの手作りおやつをのせているスキレット風、プレート風の黒いお皿も、じつはすべてプラ食器なんです。」
「陶器は、100均だと少し重いものが多いので、ニトリのカル:エクレというシリーズも気に入って使っています。軽くてお値段も手ごろでおすすめです」
ふるさと納税を利用して手に入れたお気に入りもあるそうですね
「はい、ふるさと納税を利用して波佐見町の波佐見焼を数点、手に入れることができました!なかなか食器に予算を割くのは難しいという方も、ふるさと納税なら少し手に入れやすいのかなと思います。
本格的に食器集めをしたいと思ってはいますが、それは子どもたちがもう少し大きくなってからのお楽しみですね。ふるさと納税も利用しながら毎年、少しずつでも増やしていければと思っています」
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「これからも家族が喜んでくれるお料理やお菓子をたくさん作っていきたいですし、ブログでそのレシピを発信して、作ったよ、おいしかったよと言ってもらえることが本当にうれしくて。料理は本当に良い趣味になったなと最近よく思っています」というMinさん。忙しい毎日でも、3人の娘さんたちとおしゃべりしながらキッチンに立つ時間は、Minさんにとって何にも代えがたいひと時なんですね。
(記事中キッチン、アイテム撮影/Minさん)