レンジでふわもちパンが作れる!世界一ズボラなBOXパンとは?
BOXパンの基本の材料は強力粉、塩、ドライイースト、水の4つだけ。砂糖やバターは使いません。量るのも混ぜるのも、加熱もすべてBOXの中でできるので洗い物が少なくてすみます。さらにBOXのまま保存もできるのがとっても便利!加熱は電子レンジのみなので、オーブンがご自宅になくても、おいしいできたてのパンが食べられます。今回は新刊の中から基本のBOXパンの作り方とアレンジレシピをご紹介します。ぜひお試しくださいね。
シンプルで飽きのこない味!基本のBOXパン
材料(510mlコンテナ1個分)
塩…2g
ドライイースト(日清 スーパーカメリヤ)…1g
水…90g
強力粉(日清 カメリヤ)…100g
作り方
1、塩、ドライイースト、水をコンテナに入れ、溶けるまでフォークでよく混ぜる。
※材料をコンテナに入れたらすぐに混ぜましょう。510mlのコンテナはフォークを使うと端まで混ぜやすいのでオススメ。
2、強力粉を加え、粉っぽさがなくなり粘り気が出るまで小さめのスプーンで1分以上を目安にぐるぐるとよく混ぜる。
※すぐに強力粉を加え端まで混ぜ残しのないように全体を勢いよくしっかり混ぜましょう。
3、乾燥しないようにフタをし、室温に置いて高さが2倍以上になるまで60~90分発酵させる。
※室温が高い夏は発酵時間が早くなり、室温が低い冬は発酵が遅くなります。室温により発酵時間の調整をしてください。
4、フタをせず、600Wの電子レンジで2分30秒~3分加熱する。
※電子レンジの加熱時間は個体差があります。表面が白い場合は生なので様子を見ながら追加で20~30秒ずつ加熱してください。
食べ応え満点!ウインナーロールパン
材料(510mlコンテナ1個分)
塩…2g
ドライイースト…1g
水…90g
強力粉…100g
ウインナー…3本
作り方
1、塩、ドライイースト、水をコンテナに入れ、溶けるまでフォークでよく混ぜる。
2、強力粉を加え、粉っぽさがなくなり粘り気が出るまで小さめのスプーンで1分以上を目安にぐるぐるとよく混ぜる。
3、乾燥しないようにフタをし、室温に置いて高さが2倍以上になるまで60~90分発酵させる。
4、ウインナーは1本だけ半分に切る。1本+1/2本ずつ、上下2段になるように押し込む。
5、フタをせず、600Wの電子レンジで2分30秒~3分加熱する。
チーズの塩気がアクセント!キーマカレーパン
材料(510mlコンテナ1個分)
A 合いびき肉…50g
A 玉ねぎ(みじん切り)…20g
A おろしにんにく…少々
A 塩、こしょう…各少々
塩…2g
ドライイースト…1g
水…90g
ウスターソース…10g
砂糖…10g
強力粉…100g
カレー粉…5g
チェダーチーズ…適量
作り方
1、Aを耐熱容器に入れ、ラップをかけて600Wの電子レンジで2分加熱する。
2、塩、ドライイースト、水、ウスターソース、砂糖をコンテナに入れ、溶けるまでフォークでよく混ぜる。
3、強力粉とカレー粉を加え、粉っぽさがなくなり粘り気が出るまで小さめのスプーンで1分以上を目安にぐるぐるとよく混ぜる。
4、冷ました1を加え、均等になるようにさらに混ぜる。
5、乾燥しないようにフタをし、室温に置いて高さが2倍以上になるまで70~100分発酵させる。
6、1cmの角切りにしたチェダーチーズを生地の上にのせ、フタをせず、600Wの電子レンジで2分50秒~3分20秒加熱する。
いかがでしたか。本書ではその他にも朝ごはんやランチにぴったりの食事系のパンや3時に食べたいおやつパンなど50品を紹介しています。ぜひチェックしてみてださいね!
★斎藤 ゆかりさんのプロフィール
栄養士・フードコーディネーター・フードスペシャリスト。東京農業大学、女子栄養大学卒業後、製粉会社に勤務。独立後、ブレッドクリエイターとして活動し、250種類以上の小麦粉の性質を見てきてわかったことをパン作りに取り入れる。2016年より「家庭でも失敗しないパン作り」をテーマにパン教室を開講。90%以上の受講者が成功するメソッドが注目を集める。2018年モンデュアル・デュ・パンのセミプロコンクール最終選考に出場。
2019年よりパン教室の講師向け講座「こなこな・マジック」を開講。
協力・画像提供:ワニブックス